見出し画像

2023佐渡トライアスロンB参戦記

■レースに向けて
2019年、2022年に続き今回で3回目のBタイプ。去年終えたあとに来年はAタイプだ!って思ってたけど3年前に故障した膝(半月板損傷と軟膏欠損)が思いのほか良くなくて今回もBタイプエントリー。

そんな具合のよろしくない膝だけど、できる種目(ほぼバイク笑)を頑張って、目標は去年の成績(総合30位エイジ2位)を上回ること。だったのだけど、、、

■レース一週間前のできごと
レース一週間前の8月26日(土)、チームメイトとバイク練前、気持ちのいい朝で海も穏やかだったのでひと泳ぎ。
ふだんやらない朝の海スイムをサクッと終えて清々しい気分で海辺を歩いてたら、海苔?みたいなめちゃくちゃ滑るとこで思いっきり転んで背中を強打。しばらく息ができなのと痛みで悶絶。幸いそれ以外は擦り傷程度で頭とか打ってなくて良かった。

もしかして肋骨にひび?もしかして折れた?なんて思いつつ、普通に動けるので予定通りバイク練へ笑

バイクはなんとか乗れる。けど大きく息が吸えない、乗り降りで痛い、笑うと痛い。ランはとても無理って感じ。

翌日(日曜日)もバイク練笑
昨日より良くなってる感があったので、これは折れてない!と意気込んでバイク。調子良かった!けどランはとても無理。

月曜日、痛みが酷くなってこれヤバイかもな雰囲気。相変わらず深い呼吸ができない。

火曜日、病院へレッツゴー、で結果は、

「あ、これ折れてるね」でした。

診断されたレントゲン
折れるよね??

とはいえ、やることは同じなので安静にバイクして過ごしました笑

木曜日、泳げるか確認のため海へ
300mくらい泳いで痛いのでやめ。

ヤバい300しか泳げないよ

こりゃ、完走ヤバいかもなんて考えたけど、良くなることを信じて、ダメならやめればいいと「スタートラインに立たない」選択肢はまったく考えなかった。

■出発
今回はダブルスター(星)のひでちゃんとパイキの3人で。
集合場所は柏付近で金曜日午前2時集合、館山から130kmあるので木曜日23時過ぎ出発。館山はいいとこだけどどこに行くにも遠い。

館山から柏に向かう途中笑

金曜日9時30分のフェリーに間に合うべく3人で新潟港へ
ほとんど寝てないのでパイキに運転任せて寝るつもりだったけど、なんか色々話して、笑うと痛いし寝れなかった笑

■肋骨の状態
佐渡に着いて選手受付や島パーティ参加したり、久しぶりの仲間と話したり楽しい時間を過ごしてるうちに、
「あれ、痛みひいてるな」って。
寝返りも前みたいに痛くなくなってるぞ。  
そして前日スイム試泳で泳いでみると、痛くないわけじゃないけど、
「これ、イケるかも!」

試泳でチームメイトと
クラゲ多かったみたい

みんなからは、「それ、折れてないよ」なんて言われたりしたけど、とにかくゴールできるかもってことで嬉しいかった!

ただそんな状態なので、

スイム:泳ぎきれればいい
バイク︰いつもどおり頑張る
(175~180Wをターゲット)
ラン︰様子みて走れたら

ということで、
無理せず、いわゆる完走目的、緊張感ゼロで挑むレースになりました。

いざ、レースへ
ああ、出場できる幸せに感謝。

■スイム 41分38秒 218位

スイム遅い自分としてはスタート位置ここでいいのかってくらい前気味だったけどチームメイトのなおこさんと一緒だったので2人して大丈夫でしょと握手を交わしてスタート。
泳ぎ始めると肋骨はほぼ気にならず(アドレナリンか)どちらかというと暑さが気になった。めちゃくちゃ泳ぎやすいコンディションに助けられいつもプールで泳ぐよりぜんぜん速いスピードで泳げてる。
バトルもそれほど気にならず、ほぼ一定ペースで変な体力も使わないで泳ぎきれた!

プールで泳ぐと2:20/100mはかかるのでめっちゃ速いよ笑

コンディションにも助けられ、自分的には100点満点のスイムでした!!!

■バイク 2時間59分30秒 1位

(T1 5分10秒)
(通過5位)

肋骨の痛みはどこへやら笑
かなりいい感じで泳げたのでウキウキ気分でバイクへ。
しかし、T1が遅すぎる笑 

そこら辺の女子より遅いのだけど自分的にはのんびりしてるつもりはなくいったい何をしてるのだろーか笑
(あ、そういえば靴下履く前にしっかりタオルで足裏をふきふきしたりしてた)

気になってた暑さはさほど感じず、序盤たくさんいる選手を抜いていくため高めのターゲットパワー190~200Wで。

「タイムは気にせず最後までしっかり走りきることを意識かつ、頑張れる唯一のバイクなので頑張るとこは頑張る」

追い風で気持ちよくクルージング😎

反対側の海に出る頃にはだいふ選手も少なくなってきて、いつもより走りやすく感じる。
(例年よりいい位置を走ってる感)

この辺りからパワー落とし180W維持で淡々と漕いで、前にいる選手をどんどん抜いていく。

今回のバイクで大事にしたのは「電解質補給」
脚がつりやすいし暑さもあったのでバイクボトル2本にトップスピードを3個づついれて、別の袋に6個と乾燥梅干しを6個くらいを定期的にボリボリと食べました。

ちなみに他の補給は、エネもち1個、スポーツ羊羹2個を完食。
全てのエイドでボトルをもらいました。

小木の坂を超えたあたりから前後の選手はほとんどいなくなって、練習仲間の奈良さんや秦さんを抜いて元気をいただく笑

そして最後の下りでひらめちゃんをパス。
(これが最後に抜いた選手かな)
てか、エイジ女子こんな前を走ってるなんてビックリ!

補給も上手くできて、後半の向かい風もさほど気にならず、タレることもなく気持ちよく走れた108km

一番練習できてた成果だね!

過去と比べパワーは一番低い
追い風区間長くタイムはいいね
タレてないでしょ!
心拍は高いかもね
NPは191w

バイクフィニッシュしてラックでバイク数えると、

ん、4、5台??
(リザルトは5位通過)

すげーいい位置ぢゃん!
よくやったオレ!
(バイクラップ1位😎)

そういえば、バイク終盤に抜いた選手のほとんどはディスク(円盤)ホイール。
佐渡Bコースと今回の風ならかなりの恩恵を受けれた思う。ほしーなー。

■ラン 1時間55分11秒 39位

ランは月間100km(キロ5:30ほど)くらいで10km以上の距離も一回くらいしか走ってないので、キロ5とかで走れるわけがない。でも、この位置なので頑張ればエイジ入賞に絡めると思い無理してでも頑張ることを決意。
嬉しいことに肋骨も痛くない。どちらかと言えば膝が痛い笑

ランスタートしてあっという間にひらめちゃんに抜かれたけど、自分は5:30ペースならいけると思いそれを上回らないように走る。

暑いことは暑いのだけど、個人的には去年より暑さは気にならなかった。

数キロ走ってバイクで抜いた秦さんにも抜かれたけど、淡々と自分のペースを厳守。
(単にそれ以外あげられないとも言う笑)

練習仲間の奈良さんがきっと追いついくるだろうと思い、とにかく頑張ってペースを落とさないように耐えたけど、ぜんぜん来ないしすれ違わない。結局奈良さんは歩いてらしい笑

2周目に入ってもうちょいペースを上げられそうなので、5:15くらいまで上げるのだけど、前からガマンしてた大がとうとうガマンできなくてトイレへ笑
ワンピースのピチピチウェアは濡れてると脱ぐのも大変だけど着るのはもっと大変で3分ほど消費。

16kmで大
後半はややペースアップか

何位を走ってるかよく分からなかったのでとにかく最後までしっかり走り切ろうと頑張った。(遅いけど)
ほんとにこんなにランで頑張れたのは久しぶりだったので嬉しい!

■結果 5時間41分27秒

総合8位
エイジ(50~54)1位

レース一週間前はマジでゴールできると思ってなかった笑

レース一週間前は肋骨折って走り切れるなんて想像できなかったし、エイジ入賞なんて絶対、、
と思ってたのでほんとに嬉しい結果です。
みんなからは「折れてないでしょ」って言われてるけど笑

3種目とも100点の走りができたと思ってて、それはレース前まったく気負わず(お酒も飲んだし、スタート前、大が出なくても気にせずなどなど)に走れたからかも知れません。

■チームメイトみんな入賞 

選手権りょーちん3位
Aタイプ:パイキ優勝、ひでちゃん総合3位
あとはみんなエイジ1位

今回参加したチームメイトは7名
みんな入賞です。
Aタイプ優勝のパイキはコースレコード、しかも宣言しての結果はほんとにすごいし、50代になったひでちゃんの総合3位もマジでヤバい。誇りに思う。 

ゴール後同じエイジで1位になったチームメイトの直子さんと

■すべて仲間のおかげ 

バイクラップは1位!
バイクは一番練習してきたし大好きな種目なので嬉しいし、トライアスロンは3種目やってなんぼだけど、昔はこれにこだわってたことを思い出した。
自分はバイカーだからね😎

Aタイプバイク1位もチームメイトでコースレコード!

そんなバイクがめっぽう強い仲間に恵まれていろいろ情報共有できエコノミーが上がったことが結果に繋がったと思います。

よく一緒に練習してる奈良と

ひでちゃん、奈良さんとはレース一週間前も一緒に練習してくれました!
れ練習はひとりでパリッとできないタイプなのでこれからもよろしくお願いします!

チームのみんないつもありがとう!

そんな素敵な仲間のおかげで今回の佐渡もめちゃくちゃ楽しかった。

ただ、レース後、肋骨は大丈夫だけど、やっぱり膝が痛くてちょっと良くないです。

しばらくランは控えて、11月のしろさとTTに向けてまた楽しんでいこうと思います😎

ありがとうございました!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?