意外と知られていない!?「大貝獣物語」
こんにちは、かがです。
今回は有名な作品であるにもかかわらず、あまり知名度が知られていない作品、「貝獣物語」シリーズより、「大貝獣物語Ⅱ」についてプレイしていた当時を思い出しながら語っていきます。
概要
大貝獣物語と聞いてピンとくる方は多くないと思いますので、簡単に概要を説明します。
ジャンルは王道RPGとなります。異世界の危機に勇者として召喚された主人公が、各地を冒険し、仲間を集めて、成長し、強大な敵を倒して世界を救うお話です。
ここだけ聴くと一般的なRPGということであまり魅力を感じませんが、RPGとしてはかなり完成度が高く、ストーリーの重厚さ、戦闘の調整具合、個性豊かな多数のキャラクターたちのサイドストーリーとまだまだ足りないくらい良いところが多く、やりこみ要素も多いため、今から始めても楽しめる、そんな作品になります。
以上のことから、王道RPGが好きな方、キャラクターたちのサイドストーリーが描かれた作品が好きな方、イベント回収や宝箱のコンプリートなど、やりこみ要素が好きな方、地道にコツコツやっていくのが好きな方にはお勧めです。
この理由だけですとおすすめと聞いても物足りないと思うので、もう少し深堀りして説明していきます。
ゲームの特徴
このゲームの特徴として、すけっとシステムがあります。
これは仲間とは違い、戦闘には参加しませんが、ダンジョン内の仕掛け攻略や、敵の出現率の調整、フィールドに落ちているアイテムの回収などを行えるキャラクターを呼び出すことができます。
このシステムは効果だけ見ますとほかのRPGではアイテムとして使用しているものとほとんど遜色ないですが、このゲームはそのすけっとと呼ばれるキャラクター達にもサイドストーリーが用意されており、キャラクター一人一人に感情移入しやすいものになっています。
また戦闘面について、特技や魔法の派手なアクションがあるにもかかわらず、戦闘のテンポは良好で、ストレスを感じにくく、そのほかにもレベル上げ補助や能力強化のアイテムなどがあり、敵の強さも程よく強いため、総じてどの世代でも楽しめるような作りになっています。
ストーリーの内容の賛否
このゲームのストーリー展開については賛否ありまして、理由として鬱展開ではないにしても、どぎつい表現や悲劇的な表現、死者が出るイベントなどもあり、ここが賛否が分かれるポイントになります。
勿論、意味がないわけではなくストーリーの展開上そうなっているため、問題はないのですが、やはり表現の問題や死んでしまったことを明確に分かるように書かれているため、苦手な方などはお勧めできないと思います。
具体的にはネタバレになるため明言は避けますが、とあるキャラクターが母親と慕っていたキャラクターを敵の幹部に目の前で殺害されるというシーンがあり、中々心にくるシーンでもあり、その悪役のキャラが際立ったシーンでもあったため、個人的にはとても印象深いです。
そのような困難に奮い立ち、世界を救うため奮闘する主人公や仲間たちには感情移入しやすく、一つの小説としても楽しめる、そんな作品になります。
雑魚・ボスについて
大貝獣物語Ⅱを語るうえで外せないのが一部雑魚・ボスの理不尽な攻撃や戦闘シーンの音楽だと思います。
自分がよく覚えているのは、最終ダンジョンの雑魚敵である「エあり、ほかの敵も強いことに変わりはないのですが、この敵のみ明らかにほかの敵とは一線を画すレベルで強さが違い、ほぼ必ずと言っていいほど先手を取られるくらい早い敵のため、下手すればこいつがラスボスの前のボスなんじゃないかと思われるくらいの強さでした。
攻撃手段として使用してくるものとしてある属性最強呪文(全体呪文)と一体に大ダメージを与えつつ高確率(ほぼ100%)でマヒにしてくる攻撃を持ち、この敵が必ずと言っても3体で出てくるため、出会ったが最後、最初に属性最強呪文×3でズタボロにされるか、一体だけ単体攻撃をしてきて、生き残れるかという2択を迫られる雑魚敵でした。
もちろん対策すればある程度防げますが、雑魚敵のためだけに対策を立てなければいけないところに、この雑魚敵がどれほど強いのかよくわかるかと思います。またこの「大貝獣物語」シリーズはエンカウント率が非常に高く、早ければ5歩以内には再度エンカウントしてしまうというくらい高いため、最終ダンジョンでかなりの確率でこの雑魚敵と出会った方は多いのではないでしょうか。
それとは別にボスに関しては強さよりもその性格ややり方などが卑怯なものもあったりとこちらはこちらで印象に残りやすいボスキャラばかりでした。
特に印象に残っているのは「マッシュキング」というキャラになります。
このボスは2番目に戦うボスになるのですが、敵の幹部らしく、記憶に残る戦い方をしてくるため、プレイする際には楽しみにしていてください。
まとめ
今回は「大怪獣物語Ⅱ」について語りました。
ストーリーが面白く、魅力的な味方キャラや敵キャラが多く、やりこみ要素の多い作品となっており、誰もが楽しめるものとなっています。
今回の記事を読んで興味をもって頂けましたら是非一度プレイしてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また別のお話でお会いしましょう。
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