日本人の遺伝子と意志(001)

私は遺伝子と人間に強く興味がある。何故そうなのかは自分でも分からないが唯強く惹かれ続けている。既にそのような考えを述べている人もいるかもしれない。ヒトを外形で見るのではなく、遺伝子の系統で判断し現在の人間社会の位置付けを試みる。

現生人類と交配可能な範囲の遺伝子を有する人類は、今はホモサピエンス(現生人類)のみである。その人類を生み出した母体人種はアフリカに誕生しており、今は現生人類の遺伝子に変異して存在はしない。

ネアンデルタールは、研究によればホモサピエンスと交配可能であったといわれている。現に、現生日本人の遺伝子にもネアンデルタール由来の遺伝子が僅かであるがある。その後にはクロマニヨンがおり、似たような経緯を辿り消滅し現生人類(欧州コーカソイド系に)の遺伝子に痕跡を残すのみである。

ヒトも生き物であり然も高等生物である。遺伝子の継続のために群れを成して生きるのが基本である。同時に、遺伝子の変異により少しづつ分かれ多様化してきた。交配不可能な新人類はホモサピエンスの後には誕生していない。ホモサピエンスはアフリカで誕生し、世界に進出し変異し多様化した。

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