最新思索 二題 2022/08/29

Facebook 「薇羽看世間」でPeter Zeihan の本を取り上げている。その本の中で人間社会の現状認識や支那(中共)が崩壊すると言及されていることを踏まえて解釈を加えている。現在の人間社会が抱えている問題については似たような理解があるとおもわれる。
(132) 全球化正在分崩離析,世界末日剛剛開始?美國地緣政治分析師預測中共十年內崩潰;中國三分之二人口將面臨飢餓和營養不良。|薇羽看世間 第530期 20220826 - YouTube

人間社会の問題は「第二次世界大戦に勝利したグローバリズムとコミュニズムが其々に変異して其々が「極点」に到達している。物事は永遠に続くことはなく時間軸の推移で其々に内在する特性により状況に不均衡が生じてきた。それらは自己矛盾が修正できない性格より崩壊に向かう」であろう。

今人間社会の主要各国に現れている事象は各国の出自に二つの動きが混ぜ込まれた似て非なる様相を示している。問われているのは「西欧近代科学技術文明」である。科学技術は蓄積により発展の方向へ進むが、近代は実現と継続が約束されたものではないことが明確になった。近代を昇華する時期を迎えているが方向が見えない。

今日の動画もかなり踏み込んだ内容になっている。支那の歴史を学べば理解できることだが、この在り様は秦の始皇帝が生み出した「皇帝と官僚による帝国支配」の文化そのものであろう。
(128) 08-29 地方政府のカネ集めが「何でもあり」の様相 - YouTube

何のことはない、王朝ではない中共(幹部宗族と官僚上がりの集団の集合体)が治めているが実際は何千年も続く「統治様式」が今も体現されているということである。社会構造が複雑巨大になり膨大な富が権力者に集中する仕組みである。

パパブッシュ辺りから始まる米国グローバリストが支那の特徴に目を付け支那(中共)の幹部宗族と連携し、支那の枠組みを温存し世界の資本が集まるNY金融市場を利用して「巨大なマネロン」を行ってきたと言える。

これらの勢力に宏池会をはじめとした自民党が影響力を行使されることで、日本の全て部分はないがかなりの部分がここ30年間ほど利用されてきた。フロントという言葉が使われているが日本では半島系が使われたであろう。今俎上に上っているものもその一部であろう。

日本は、大東亜戦争後に政治家や官僚や経済人が確りしなかった(実際はその圧力に抗しきれなかったであろう)為にかなり割を食ってきた経緯がある。今現在、圧力を加えてきた勢力に時間軸の推移による状況変化が齎す限界が生じてきているが、自浄作用がない勢力であり崩壊に向かう。

臥薪嘗胆ではないが耐えてきた日本にも「安部晋三氏のような新たな芽」が生まれてきていた。限界がきている勢力ではあるが、未だそれなりの力があり各所で生まれてきた新しい芽の象徴的存在を潰すことで、自らの「終わり」に抗おうとしている。他にもいるがプーチンや習近平のように前近代では昇華できず却って歪になるだけである。

今現在の人間社会はこうした危うい状況にある。この状況を全く理解できずに政権を担っているのが岸田政権である。既に述べたが郷里の先達である宮澤喜一の轍を踏むであろう。この秋の米国及び支那(中共)の「節目」により人間社会の方向が少し明らかになるであろう。日本国民はこの事に覚醒し日本の方向性を求めなければ・・・。


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