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#本屋になるまで日記0807 えんぴつ1本を売るちまちました商売

もう10年ほど前になってしまいますが、
就職活動を一応真面目にしていました。

本関係の仕事に勤める度胸もスキルもなかった私は別業種で就活をしていたのですが、
不動産会社の偉い人が説明会で言った言葉を
ふとしたときにいつも思い出します。

「えんぴつ1本を売って数百円の利益を出す、そんなちまちました商売を一生したくないでしょう?」
それはそれは堂々とした、自信に満ち溢れた姿でした。

そうなのか…?
そんなことを口に出す人がこの世にいるのか…?
と衝撃を受けたのを覚えています。

本は一冊の利益が少ない仕事です。
この人にとっては本もちまちました商売になるんだろうなあと、今も思います。

ポジティブな思い出ではないですが、
私の人生の中で結構大きな出来事、何かを考える時の反面教師として思い返すことが多いです。

独立系書店のはじめかた

今日は独立系書店のはじめかた 第二回開催でした。
前よりも参加者の顔が把握できてきて、
やっぱり共通の話題があるのはいいなあとほくほくです。

えんぴつ一本、本一冊。
人によってはちまちまと言われる仕事について、秋まで考えていきます。

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