かまぼこ (裏カ)

話すことがないので、この前見た夢の話をします。
先週西の山の男の話を日記で書いたんですがその影響か宗教系の夢を見ました。
内容はようやってるTRPG『NAP:DREAMERS』に準拠するもので
NAPと呼ばれる超能力を持つ人間はお互いの精神体を精神世界で確立し共有できるみたいな世界観。
現実で宗教団体の調査をしているなか、御身体に謁見する。
その御神体に触れると、意識が御神体に取り込まれ、御神体の精神世界に飲み込まれる、というもの。
イメージはBloodborneの再誕者のあと、メンシス学派(であってるかな)のミイラに触れてメンシスの悪夢に飛ぶ、みたいな夢。
なんかシナリオフックになりそうな夢って初めて見たのでまさに天啓ってあるんだなと桐生一馬顔で思っていました。ここで話したのでシナリオにはしないんですけど。

宗教で思い出したのは「アルティメット痛いの痛いのとんでけ」の話。
プラシーボ効果(プラセボとも)で小麦粉飲んで風邪が治るみたいな話で家族と盛り上がってる時
薬局勤の姉が「薬の治験も半数の人に小麦粉飲ませて薬の効果がプラシーボじゃないことを証明しないといけない」みたいな話を聞いてなるほどなーって思いました。そうだよな。薬の治験してたら薬が処方されるって思い込むもんな普通、それで治っちゃう人が一定数いるらしい。思い込みって大事なのかもしれない。
そんな流れで話に出たのは旧世代、高尚なお坊さんとかに撫でられることで病を治した、みたいな伝承。神道でそんな話しててええんかみたいな話だけど、要は「あんな素晴らしい人に撫でていただいたので絶対に治る」っていう思い込みパゥワってわけで、当時はプラシーボとかわかってなかっただろうにそれで治していたんだろうから「アルティメット痛いの痛いのとんでけ」なんだろうな....。
痛いの痛いのとんでけ、病は気から、とか根性理論がうずまいてて嫌いですがちょっと君のこと理解できたかもしれない。分かりえなくても、寄り添えるかもしれない。そんな話。

宗教はただそこにあるということに意味がある。
今日会った友人と話しててそう思ったのは、友人が言っていた「ビジネス書となろう系は白紙の本」と呼んでいたから。まぁ実際には白紙ではなく、印刷された文字が書いてあるのだけど。
要は「どの本も内容は変わらない。」みたいな話。ビジネス書であれば「ビジネス書である」という事実、もしくは誰が書いたか。なろう系も馬鹿長いタイトル以上の内容のことはない、ということらしい。本を買った時点で「酔える」ことに意味がある本という共通点らしい。
本の内容ではなく、本を買った時点で意味がある。ふむ。

年間300冊本を読んで起業した知り合いが話してた。
「最初はビジネス書とかを読むんだけど2,3冊読んだ時点で『内容が変わらない』と気付く。残りは実際に法律の本とかデザインの本とか税金の本とかを読んだ。」
実際に起業する人間はそもそもビジネス書を何冊も買わない。なにかコトを起こしたい社会人が「分かった気になる」酩酊感を味わいたいために買っている。
そこまで聞いてぼくも少し思い当たる節があった。絵描き見習いが買う「お絵描き指南書」だ。
あれ、ちゃんと読める人間なら劇的に効果があるだろうが、大半の人間には買ってからちょっと読んで素材集ダウンロードして終わり、になりがち。ていうかぼくがそう。お絵描き指南系に関しては中身に有益な情報があるにも関わらず勝手に分かった気になって酩酊感を味わってるからよっぽどひどい。反省。

宗教と絵描きの話、先週の記事の話に戻ってきてしまった。二週連続で同じ話題はまずい。

最後に話を変えて終わりにします。

かまぼこ。

-----------------------------------
 Twitter:@KRnN_life
 pixiv:やってないよ
 niconico:ないよ
 fanbox:ない
 Skeb:しない