ワイトデッキを紹介します!(裏カ)

こんにちは! ワイトをデッキのエンジンとしか思っていないプレイヤー、かりなよしのぶです。

みなさん、遊戯王のバックストーリーはご存じですか?
11期からは「アルバスの落胤」に関する物語が毎弾すられるカードで綴られていますよね。
アルバスがあんなこんなで旅するなかで融合の力を用いていろんな出会いと別れと姿を得ていくお話ですが、そんなお話でぼくが気に入っているカードがこちらの2枚。

《相剣大公 承影》

《氷剣竜 ミラジェイド》

こちらはアルバスが旅する中で出会う「相剣」と呼ばれる仙人みたいな竜種の集いの長みたいな人。
シンクロ素材に縛りもなく、自身で完結した効果とその耐久力でレベル10シンクロの中で上位に入る採用率のあるパワーカード。


こちらは上記の承影から力を受け継いだアルバスの落胤の新たな姿。ストラクチャーデッキの表紙にもなっており有名ですし、能力も承影同様の対象を取らない除外効果に、自身が除去されると相手のフィールドのモンスターをまとめて吹き飛ばす豪快なパワーがあります。

今回はぼくが使っている、このエモい2体を自分のフィールドに並べるデッキを紹介します。

本来は融合とシンクロであり、微妙に並べるのも難しく、特にアルバスギミックのほうで融合召喚しかできない、という縛りを受けがちなので多少構築に悩むのですが.....

それを解決してくれるカードがこちら!!

https://www.amazon.co.jp/dp/B0050O5AGU?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_WT02F16RMVJ4F05CV8WG

このカードを用いることでなんと
《氷剣竜 ミラジェイド》
《相剣大公 承影》
を並べつつ、相性の良い《虹光の宣告者》などを一緒に盤面に置くことができます!!

では早速コンボの紹介をしていきますね。

初動は以下の3種類をいずれか1枚から!

《ユニゾンビ》

《不知火の隠者》

《牛頭鬼》

《牛頭鬼》は多少運が絡むので今回は他の二枚のコンボルートを紹介します!

《ユニゾンビ》or《不知火の隠者》の場合

まずは初手にいずれか1枚を引き込みます。遊戯王は引き直し(マリガン)が存在しないため完全な運命力が必要です。一枚引ければ他のカードは何でも良いので祈りましょう。

1.《ユニゾンビ》NS(《不知火の隠者》NS ef 自身をリリースし《ユニゾンビ》SS》

  • まずは通常召喚(NS)を使っていきます。特に場所に指定がなければモンスターゾーンのどこにおいても大丈夫です。

2.《ユニゾンビ》 ef デッキから《ワイトベイキング》墓地送り

  • ユニゾンビは効果(ef)でデッキからアンデット族モンスターを墓地に送ることができます。
    レベルを変動させる効果を持っていますが今回は墓地送り、そしてチューナーであることが大事になります。

3.墓地に送られた《ワイトベイキング》ef デッキから《ワイトメア》《ワイトプリンス》サーチ《ワイトプリンス》墓地送り

  • デッキエンジンである《ワイトベイキング》はデッキからワイト名称モンスターを2枚サーチしそ の後手札を一枚墓地に送る効果を持っています。墓地に送られた場合効果を発動するモンスターを 墓地に送ってしまえばさらにお得なわけですね。

4.墓地に送られた《ワイトプリンス》ef デッキから《ワイト》《ワイト夫人》墓地送り

  • そして墓地に送られて美味しい《ワイトプリンス》の効果でデッキからミラジェイドと承影の救世 主《ワイト》と《ワイト夫人》を墓地に送ります。一見効果のないモンスターですが、彼はのちに 登場するカードの攻撃力を大幅に上げる能力を持っています!


5.墓地の《ワイトプリンス》ef 墓地から自身と《ワイト》《ワイト夫人》除外 デッキから《ワイトキング》SS

  • 特殊召喚(SS)された《ワイトキング》は墓地に存在する《ワイト》の数だけ攻撃力が1000も上が  るモンスター! デッキに投入できるワイトの数は21枚なので最高20000の打点を得ることができます!

6.手札の《ワイトメア》ef 除外されている《ワイト夫人》SS

  • 《ワイトベイキング》で手札に加えた《ワイトメア》は手札から墓地に送ることで除外ゾーンから《ワイト夫人》か《ワイトキング》を特殊召喚することができます。

7.《ワイト夫人》《ユニゾンビ》2体で《水晶機巧-ハリファイバー》LS
8.LSされた《水晶機巧-ハリファイバー》ef デッキから《ブンボーグ001》SS

  • 現代遊戯王のパワーカード《水晶機巧-ハリファイバー》リンク召喚(LS)
    レベル3以下のチューナーならなんでも呼んでこれるヤバいやつ。

9.《ブンボーグ001》《水晶機巧-ハリファイバー》二体で《幻獣機 アウローラドン》LS
10.LSされた《幻獣機 アウローラドン》ef 《幻獣機トークン》3体生成
11.墓地の《ブンボーグ001》ef 墓地からSS

  • いわゆる「ハリラドン」の構え。
    《ブンボーグ001》は機械族モンスターが2体動時に場に出ると墓地から帰ってくるチューナーモンスター。機械族のトークンを3体特殊召喚できる《幻獣機 アウローラドン》とは無類の相性を誇ります。

12.《幻獣機トークン》《ブンボーグ001》二体で《ルイキューピット》SS
13.SSされた《ルイキューピット》ef チューナーのレベル分レベルダウン -1されて3
14.《ルイキューピット》《幻獣機トークン》二体で《イモータルドラゴン》SS
15.シンクロ素材になった《ルイキューピット》ef 《ファラオの化身》をサーチ 600ダメージ与える。

  • 《ルイキューピット》はシンクロ素材になると守備600のモンスターをサーチできるシンクロチューナーモンスター。
    ここでサーチした《ファラオの化身》はシンクロ素材になると何度も自己蘇生できる無限のリソース。これを場に出すために《イモータルドラゴン》で工夫をしていきます。

16.《イモータルドラゴン》ef デッキから《牛頭鬼》墓地送り レベルを-4し2にする
17.墓地に送られた《牛頭鬼》ef 墓地の《ユニゾンビ》を除外し手札の《ファラオの化身》をSS

  • 《イモータルドラゴン》の効果で墓地に送られた《牛頭鬼》の効果で手札からアンデット族を蘇生できます。これでサーチはできたけど特殊召喚する手段がなかった《ファラオの化身》をSSできるわけですね。これは今回の展開以外でも「ハリラドン」で使えるコンボなので大変おすすめです!

18.《幻獣機 アウローラドン》ef 自身と《幻獣機トークン》をリリースしデッキから《幻獣機 オライオン》SS
19.《幻獣機 オライオン》《ワイトキング》二体で《武力の軍奏》SS
20.SSされた《武力の軍奏》ef 墓地の《ルイキューピット》をSS、チェーンし《幻獣機 オライオン》ef 《幻獣機トークン》を生成

  • 《武力の軍奏》は墓地のチューナーを蘇生できるのでここで《ルイキューピット》を蘇生。
     この《ルイキューピット》はチューナーとして利用せず、特殊な使い方をしていきます。

21.《武力の軍奏》《ファラオの化身》二体で《ドロドロゴン》SS 
22.シンクロ素材になった《ファラオの化身》ef 自身をSS
23.《ドロドロゴン》ef 自身と《ルイキューピット》二体で《烙印竜 アルビオン》FS

  • 《ドロドロゴン》は自身に《融合》を内包し、かつ融合素材に指定されているモンスター名称として扱えるカード。今回は《アルバスの落胤》として光属性の《ルイキューピット》と融合することで
    《烙印竜 アルビオン》を融合召喚しましょう。

24.FSされた《烙印竜 アルビオン》ef 墓地の《ドロドロゴン》《武力の軍奏》二体で《氷剣竜 ミラジェイド》FS

  • 《ドロドロゴン》は墓地でも名称指定の代わりになれる効果が使えるので、《烙印竜 アルビオン》に内包された墓地融合効果で今回の切り札《氷剣竜 ミラジェイド》を融合召喚!! 無駄なくカードを使えている感じがして気持ちのいいコンボです!

25.《ファラオの化身》《イモータルドラゴン》二体で《アクセルシンクロン》SS
26.SSされた《アクセルシンクロン》ef 《ジェットシンクロン》墓地に送りレベルを-1、チェーンしシンクロ素材とされた《ファラオの化身》ef 墓地から《牛頭鬼》SS
27.《牛頭鬼》ef デッキから《シノビネクロ》墓地送り
28.《牛頭鬼》《アクセルシンクロン》2体で《混沌魔竜 カオスルーラー》SS
29.SSされた《混沌魔竜カオスルーラー》ef デッキトップから5枚めくり 光か闇属性モンスターを回収 残りを墓地に送る

  • 墓地から蘇生できる《ジェットシンクロン》を墓地に送りながらレベル調整ができる《アクセルシンクロン》で《混沌魔竜カオスルーラー》をシンクロ召喚。デッキトップからランダムでサーチと墓地肥やしができるのでここで上振れるとさらに展開を伸ばすことができますね。

30.《混沌魔竜カオスルーラー》《烙印竜 アルビオン》二体で《真血公ヴァンパイア》XS(エクストラモンスターゾーンに置く)
31.《真血公ヴァンパイア》素材より《混沌魔竜カオスルーラー》を墓地に送りef お互いのデッキトップを4枚墓地に送りモンスターを1体SS

  • ここも《混沌魔竜カオスルーラー》と同様の上振れポイント。チューナーなどを引っ掛けられればさらにシンクロを重ねることができます。

32.墓地の《混沌魔竜カオスルーラー》ef 墓地の《シノビネクロ》《ルイキューピット》を除外し墓地からSS
33.墓地から除外された《シノビネクロ》ef 自身を除外からSS
34.《シノビネクロ》《混沌魔竜カオスルーラー》二体で《相剣大公 承影》SS

  • 《シノビネクロ》は墓地からコストや効果で除外されるとフィールドに帰還するモンスター。
    《混沌魔竜カオスルーラー》の蘇生コストにすることで《相剣大公 承影》のシンクロ素材が揃います!

35.手札コストを払い墓地の《ジェットシンクロン》ef 自身をSS
36.《ジェットシンクロン》《幻獣機トークン》二体で《虹光の宣告者》SS

  • 最後に手札、デッキから墓地へ送られるカードを除外する《虹光の宣告者》をSSして展開終了。
    初動1枚+手札コスト1枚でここまで動くことができました!
    《混沌魔竜カオスルーラー》の効果で手札を一枚増やすことができるのも美味しいですね!

最終盤面
《氷剣竜 ミラジェイド》(対象を取らない除外)
《相剣大公 承影》(カードが除外された場合相手の場と墓地を1枚ずつ選んで除外)
《真血公ヴァンパイア》(墓地以外からSSされたモンスターの効果を受けない)
《虹光の宣告者》(手札 デッキから墓地に送られるカードは除外される)
(《真血公ヴァンパイア》の効果でSSされたモンスター)

デッキ 残り14枚前後

《ワイト》を用いればこんなエモい組み合わせのカードも1枚初動から出すことが出来てしまいます!!
遊戯王OCGの懐の広さを感じますね!! 

それでは次回もお会いしましょう。ワイトをデッキエンジンとしか思っていない遊戯王プレイヤー、かりなよしのぶでした!

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