蛙化現象とアロマンチック、リスロマンチック

こんばんは、元蛙持ちのまふゆです。

性的感情を持たないアセクシャル、恋愛感情を持たないアロマンチック、両思いを求めないリスロマンチック…。
蛙化現象に悩んだことのある人なら一度は考えたことのある性的・恋愛的指向かなと思います。
私自身、特に蛙化現象に悩んでいる時期に、この辺りについて調べまくっていました。(当時は記事が本当に少なかった…。)
そして蛙化現象は克服できないけれどパートナーは持ちたいから、いわゆる友情結婚というやつをしようと考えていた時は、特にネット上でパートナーを探す際に「ロマンチック、アセクシャル」と自称していました。
結局、偶然の出会いで蛙化現象を克服するに至ったので、友情結婚は今のところしていませんが…。

話を戻して蛙化現象と恋愛的指向についてですが、特に「両思いを求めない」という点で蛙化現象とリスロマンチックは重なり合う部分があるのかなと思います。
では蛙化現象を起こす人はリスロマンチックなのかと言うと、私のなかでの今のところの答えは「そうかもしれないけど、違うかもしれない」。
リスロマンチックは蛙化現象を含む(可能性がある)けど、イコールではない。と思う、というのが今のところの結論。

ポイントは、「その状態をよしとしているか」かなと思います。
つまり、「私は両思いを求めない。私はそういう人です。」と認めて、その状態のままで問題がない、変えるつもりがない(変わらなくてもいい)と思っていればそれはその人の恋愛的指向だけれど、両思いになると拒否反応を起こしてしまうけど心の中では「本当は両思いになりたい。好意を向けてくれる人に恋愛感情を抱きたい。どうすればいいんだろう。」と悩んでいるのであれば、それはあなたの恋愛的指向とは言えないかもしれない。

えらそうに書いてますが、大した知識もなく研究者でもない一般人の個人的な意見ですので、あしからず。
こういうことでしょ、こう考えなよ、と自分の意見を押し付けるつもりは一切なく、ふと気になって考察をしてみているだけです。

以前どこかで「その症状に苦しんでいなければ、それは病気じゃない」という言葉を聞いたことがあります。
例えば、「睡眠時間が平均に比べて極端に少ない」という事象があったとして、その状態でも毎日元気でハッピーに過ごせているのであればその人は「ショート・スリーパー」と言えますが、そのせいで毎日元気が出ない、起きている間いつもなんとなく眠い、本当はもっと寝たいのに、と苦しんでいる場合は「不眠症」と呼ぶべきで、何かしらの治療や対策が必要になります。

蛙化現象を「病気」と呼ぶのは少し表現が強すぎるのでそう呼びたくはないしそう呼ぶつもりもありませんが、理論としては「誰かと両思いにならない」「パートナーを持たない」という事象が自分の性的・恋愛的指向なのか、蛙化現象なのかという問題もそういう風に考えられるんじゃないかなと思っています。

悩んでいないのならば、悩む必要はありません。
たとえ周りが「本当に人を好きになったことがないだけだよ」なんてのたまってこちらを悩まそうとしてきても、放っておけばいいんです。
そんな奴は笑顔でいなし、心の中で抹殺しましょう。(それか、目の前で「うるせえばーか」と言ってバチバチにフリースタイルのディスをかましてやるのもありかもしれません。)

でももしその現象に悩んでいるのであれば、当時の私のように無理やり何かの性的・恋愛的指向に自分をはめ込もうとしないで、向き合ってみるのもいいのかも。
別にたった今すぐ克服のために努力をする必要はありません。でも、たまたま誰かと知り合って、その誰かと恋愛をしたいと思った時に、ちょっと頑張ってみたり、実験をするつもりで少し恋愛に足を踏み入れてみてもいいかもしれません。

今日の考察は以上です。
私事で大変恐縮ですがえらい人にやってと頼まれてやった仕事をあとから同じ人に「これやらなくていいのに、なんでやったの?」と言われ心が少々荒れ散らかしているので、幸いにも成人済みの私はこれからガブガブとお酒を飲ませていただこうと思います。

みなさまも素敵な週末を。おやすみなさい。

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