【全文無料】ケーニッヒ・ハングドマン、聞け
どうもこんにちは、直近で参加できる非公認が4月まで無いので「バトラーズでしか実績更新出来ないじゃん」と嘆いているHIROです。
愛知県で毎週開催してもええんやで(他力本願)
前回の血契約noteに短時間で多くのいいね・リツイートを貰えて筆者のモチベが爆上がりです。本当にありがとうございます!!
さて今回のnoteはサムネイルにもある通り、
新弾初日で悲しい金額を付けられたお二人を救うべく筆者が変態頭脳をフル活用して構築させていただきましたので最後まで宜しくお願い致します。
「環境構築や新弾構築が見たいんだよ!!
お前だけ税率100%にしてやるぞボケぇ!!」という方はデッキリストだけでも見て行ってください。
不遇コンビが救われます。
それでは
【1.ストレージ行きが
予約された「吊られた男」】
不遇エントリーナンバー1
【オラクル二十一柱 XII ザ・ハングドマン】
効果は以下の通り(要約)
・アタック時に次の相手のターンの
【コア/ドロー/メイン/アタック】のうち
どれか1つを制限する選択を相手に迫らせる
・系統:青一色かつ「占征」/「蒼契約」/「王契約」がアタックすると↑の効果を発動させる。
(つまりハングドマン自身が殴ると縛鎖が2回発動する)
新キーワード能力「縛鎖」が登場し、世間では契約編で投獄された「シン・クロノス」の調整版が登場したと話題になりました。
その後、専用マジック「オーバーハングドマン」が公開され公式からも
「専用マジックと合わせて必ず使ってね」
と言わんばかりのタップルカップルが成立しました。
新弾から新しい蒼契約が見れるな!がはは!と喜んでいた私ですが現実は。。。
世間に弱いと判断されたのです。(泣きそう)
この瞬間、彼のストレージ行きは確定されアキバのドラゴンスターでは新弾大特価XIIにちなんで「大特価1枚12円!!」とかで取引されるのでしょう。
ではなぜここまで値が落ちたのか、次項はその弱さの理由について説明致します。
【ハングドマンくんの弱いところを見てみたい】
彼の弱い点は主に2点
・現行の蒼波が強すぎた
・コンボデッキの宿命「速さが足りない」
1つ1つ解説していきます。
【現行の蒼波強すぎ問題】
皆さんに質問です。
勝ちたいなら「今の蒼波」と「ハングドマン構築の蒼波」どっちを選びま
そうですよね、「今の蒼波」ですよね。
だって彼らは
・対面に応じた回答カードを引き込める
・対面に不要なカードを捨てられる
・対面とのリソース差勝負に持ち込める
・ディザイアタン最強
・アルケー最強
・その他もろもろ強いやつらを採用できる。
挙げればいくらでも強みが出てくるほどの
高いカードパワーとデッキ圧縮スピードを持ちます。
ですが
「ハングドマンデッキも軸は蒼波だから、回転力はあるよね?」
と言われれば確かにデッキの回転力は現行の蒼波と相違ありません。
ですがハングドマンのカードパワーがディザイアタンと拮抗しているかと言われれば「100%無理」と結論づけられます。
盤面0の状態で
・0コスト盤面処理マジック制限のダブルシンボル
・7コストドローステップ&コアステップを縛るシングルシンボル
これなら圧倒的前者が最強ですよね。
これはディザイアタンだけではなく、他の現行蒼波に採用されているフィニッシャーと比べても圧倒的大差がついています。
【コンボデッキの宿命「速さが足りない」問題】
公認カップルである「ハングドマン×オーバーハングドマン」ですが、
筆者の1作目noteにて記述されている
「出せれば」強いを毎試合実現出来るか
と同じように
「揃えば」強いを毎試合実現できるのか
と言われれば、やはり今の契約環境のスピードを考えると「NO」です。
ましてや「最低2コスト」でハングドマンカップルを出すには「盤面6シンボル」が必要です。
いやそんなの馬神トッパ後半パートでの世界線でしか実現不可能だろ
【結論:ストレージ行きは妥当】
判決:ストレージ行き
残念ながら彼を救うことは出来ませんでした。
4.5年前の世界線であれば彼は活躍できたかもしれませんが、やはりゲームスピードの加速化が深刻化している現環境ではとてもとても厳しいです。。。
【2.CPのハズレ枠 海の王様】
不遇エントリーナンバー2
【神海大帝 ケーニッヒ・シャック】
効果は以下の通り(要約)
・超契約降臨 C7以上
・煌臨/アタック時に青のダブルシンボル以上のスピリットすべてを回復できる、そうしたときアタステ終了メタ
・ガブルシャックの効果引継ぎ
個人的に超契約煌臨勢の中で2番目に注目していた(1番はパラディ)スピリットで、煌臨時が任意なことから「カシウスの槍」を踏まず、打点回復しながら絶甲メタと強いことしか書いてあらへんやんけ!!と騒いでいました。
箱1のCP枠というのもあり高くなりそう……梨Pくんさぁ…と思っていたところ
何故だ!?
ハングドマンと違って単体スペックはあるし、ましてやソウルコア帰ってくるんだぞ!?
めちゃめちゃ強いやんか!!
どうしてここまで下落するんだ!!
いったい何が駄目なんだと脳みそフル回転で考えたところ2つの結論にたどり着きました。
・枠
・顔
以上
今回かなり雑に書いてるなって思い始めてきてます。眠い中書いているからか。。。
では気を取り直して「枠」について解説します。
【現行蒼波に入るのか?】
ハングドマンで述べた通り、ケーニッヒも現行の蒼波に入ってくるのかが肝になってきます。
まず、ケーニッヒの強みを挙げるとするならば
・超契約煌臨によりソウルコアが回収出来る
・槍投げを踏まない連パンが可能であり、かつアタステ終了メタを貼れる
この2つが挙げられます。
では1つ1つを【現行蒼波とのシナジーはあるか】という観点で解説します。
【超契約煌臨によりソウルコアが回収出来る】
超契約煌臨ギミック1番の強みですが、蒼波のデッキリストにはソウルコアを回収した後に乗る煌臨スピリットがいない点でシナジーがありません。
強いていうなればヒョウモンパンサーですが、わざわざ退化してまで煌臨する必要があるのかと言われるとほぼありません。
また、マシュバラを採用している蒼波であれば利用価値は上がりますが、現行のリストで枠を削ってでもマシュバラを採用するくらいであれば、絶甲などの防御札を増やした方が断然マシです。
【槍投げを踏まない連パンが可能、かつアタステ終了メタ】
「連パン可能&アタステ終了メタ」なことから計4点削ることが出来ますが
それって青魔神 + ガブルシャック/ディザイアタン/デストジーズ で良くね?
ってなりませんか?
一撃で4点削れるのと
連撃で4点削るのであれば、
フラッシュを1回分、減少提示を挟まない分
一撃で削り切る方が勝ちに近づけます。
わざわざ枠を割いてまで連撃に拘る必要性がありません。
このように「採用したら打点として一定の活躍はするが、わざわざ枠を割いてまでシナジー性が薄いケーニッヒを採用はしない」結論づけられ、ケーニッヒの需要が下がり価格が徐々に下落していきました。
【顔】
可愛い顔の女の子のほうが売れるやん。
性能とか関係なく可愛かったら高値つくやん。
龍って男の子大好きやん。
二足歩行のドラゴンとかもっと好きやん。
騎士ってかっこいいやん。
甲冑とかの造形フォルムとかそそるやん。
ガンダム好きな人多いやん。
あのメカメカしいのが機敏に動いたりしてるの興奮するやん。
そういうことやん。
(ランポ君。。。。???)
【結論:就職先がない】
判決:無職
ハローワークに行って職を見つけましょう。
【3.共存の道 デッキリスト紹介】
大変お待たせしました。
彼らを救うために筆者が構築した【縛鎖エルグランデ】です。
元の蒼波基盤であった
・ディザイアタン
・カシウス
・スピッツァー
・ファラオム
を抜いて
違った方向性を目指した蒼波となります。
採用理由の前にこのデッキの回し方・フィニッシュプランについて説明いたします。
【回し方】
・初手に青の世界/オーバースター/マーラサージュがあれば必ず貼る。
・シャック/ヒョウモンパンサー/イノレーサー/ストリームドロー/ストロングドローで従来の蒼波のようにデッキを回す。
・手札にハングドマン&ケーニッヒ(ガブルシャック)/ エルグランデ・ケーニッヒが揃うまでとにかく回す。
・道中でオーバースターが貼れるコストがあれば優先的にセットする。
【フィニッシュプラン】
勝ち方は2パターンあります。
・ハングドマン + ケーニッヒの組み合わせによるライフ削り勝ち
・エルグランデ + ケーニッヒの組み合わせによるLO勝ち
ライフ削りプランでは、オーバースターによるゲームスピードの遅延を行いつつ、ハングドマンの縛鎖による実質エクストラターンでリーサルを狙います。
ハングドマンはフル軽減1コストの7コスト、
スピリット/アタック時で縛鎖2回発動とオーバースターを剥がせる役割として非常に相性が良いスピリットです。
ハングドマンのアタックの後、ケーニッヒがアタックすると回復&アタステ終了メタと合わせて縛鎖が2回分発動できるため、ハングドマンのアタックと合わせて縛鎖をフル発動出来ます。
ガブルシャックがいると尚安定してリーサルを狙えます。
LOプランでは、ケーニッヒでソウルコアを回収した後にエルグランデに煌臨する。
いたってシンプルです。
最速先2で決めることが出来るので、エルグランデを引き込んだら積極的に狙っていきましょう。
【先2LO 一例】
先1 ヴィルカニック
先2 ウミウシ → イノレーサー
→ ウミウシアタック→ ウミウシ再度アタック
→ ケーニッヒ煌臨 → エルグランデ煌臨
↑の例ですと、ソウルコアを1回分消費せずにケーニッヒを建てているので、2回目のウミウシとケーニッヒ煌臨の間でヒョウモンパンサーを挟めます。
更には、アタックステップに入るまでに3ドロー2ディスカードを3回使う余裕があります。
一例の動きだけでも
メインでの3コスドロソ 3回 = 9枚分
ウミウシアタックによるシャックドロー 3回 = 6枚分
ヒョウモンパンサーによるドロー 1回 = 2枚分
計17枚 + 先2までに引く枚数(5枚) = 22枚
デッキの約半分を引き切ることができるので
LOプランをメイン、ついででライフを削っていく動き方が勝ちへと繋がります。
それでは採用理由に移ります
【相棒鮫シャック】
説明不要の相棒契約カード
魂状態でイノレーサーを使用すると2枚ドロー2破棄になるため注意。
【ヒョウモンパンサー】
序盤のドロソ枠。
ヴィルカニックビーチがトラッシュにある場合はウミウシよりもこちらをプレイします。
【アントラーウミウシ】
蒼波ぶっ壊れカード。
メインで使用可能コアが1コア増えるだけでなく、回復も絡めると4枚も山を見ることが出来る。
BPもOCで15000とあたおか高水準、誰だこんな壊れカード作ったやつ。。。
【イノレーサー】
メインでカウント増やす役割 + ヘイトネクサスメタ
早期ケーニッヒ着地には必ず絡んでくる1枚。
【物理学者マナデー】
新規蒼波スピリット。4,5枚目のイノレーサーと言われていたが、その真価は
ストドロ + ヒョウモンパンサーOC効果を同時に発揮できる
ことであり、0からの盤面形成に大いに役立ってくれる。Cip効果がターン1同名なので2枚採用。
【神海皇子ガブル・シャック】
サブフィニッシャー
最後の詰め時に手札制限をかけて蓋をする際に非常に役立つ。
GS対面では緑の世界の転醒を先に行わせることで、
緑の世界転醒 → カウント増加ラルヴァンダード提示 → ラルヴァンダード着地後にOC効果で全処理
これで手札保護を無効に出来るので忘れないように。
【オラクル二十一柱 XII ザ・ハングドマン】
新規4章不遇Xレアその1
終盤での詰め時に、実質エクストラターンを獲得できるので中盤以降は1枚抱えておく。(序盤に来た場合は優先的にディスカードとして捨ててよい)
また、↑でも述べたがオーバースターをセットしている場合はハングドマンから必ず殴ること。
【神海大帝ケーニッヒ・シャック】
新規4章不遇Xレアその2
ソウルコアが帰ってくる特性を利用し、情報公開時に騒がれていたタイタスエルグランデを煌臨させるのがお仕事。
また、シャックのドロー回数を1増やせるので絶甲やエルグランデを探しに行く際に煌臨 → 回復して殴りにいくことは普通にある。
というかこれが強い。
縛鎖とも相性が非常に良く、ハングドマンとケーニッヒだけで縛鎖効果を完結出来るので不遇同士のシナジーが今ここに誕生した。
こちらも序盤に引いた際はディスカードの選択肢に入るが、カウントの増え方次第では早期着地を狙っても良いので、その場合を考慮して3枚採用。
【伝説王者タイタス・エル・グランデ】
制限カード
No1ヒーロー
「フラッシュありますか」の返答が「ないです」だった時の脳汁は異常。
皆さんの想像以上にデッキが回るので、次期禁止候補に入っても何らおかしくありません。
れっつたいたす!
【マーラサーミズ神海都市】
蒼波の初動札1
毎ターンカウントを貯めつつハンド保護が出来る。
初動に来た際の優先度は
青の世界 > マーラサージュ
> ヴィルカニック > オーバースターの順
夜族対面でのヴァンピーアヴォルグにはソウルコアをこのネクサスに乗っけることで対策できるため忘れないように。
【ヴィルカイックビーチ】
蒼波の初動札2
先1で貼ることで次ターンにウミウシの2回アタックが出来るので、初動にウミウシとセットで来た場合は他よりも優先的に貼りたい。
マナデーを採用しているため3枚採用。
【青の世界】
蒼波の初動札3
お手軽な初手契約潰しやミラー対面でのウミウシ処理と初手にあった時の安心感が他とは違う。
2枚目/中盤以降はディスカードとして切っていっても良い。
【オラクル XVII オーバースター】
普通の蒼波ではありえないカード
当初は防御札として白晶を採用していたが、使用できるコア全てを使ってでもドロソにコアを回し山を掘るこのデッキには腐ってしまうので、1度でも貼れれば毎ターン白晶防壁を打っているのと同じ効果が期待できるオーバースターを採用。
オーバースターを採用した際のデメリットはハングドマンで解決できるので今回のデッキコンセプトとは非常に相性が良い。
また、今後増えるであろう血契約に対してのメタにもなるのも高評価。
【絶甲氷盾】
オーバースターが引けなかった際の保険として採用。
【オラクルXIIオーバーハングドマン】
ハングドマンで殴る際にオマケで貼れば、1回のアタックでエクストラターンを取ることが出来る。
が、ハングドマン・ケーニッヒでゴリ押せてしまうのでこの枠は自由枠でも良い。
【ストリーム・ドロー】
手札交換札兼、初動の契約破壊札。
説明不要ですよね。
【ストロングドロー】
Revival効果はオマケ程度だが、使用したストリームドロー等を回収して次ターンでも手札交換できるようにしたり、序盤で落としたオーバーハングドマンを回収したりは一応出来る。
だがメインは手札交換兼、山圧縮が目的なのであまり意識しなくても良い。
【採用候補枠】
【オリンスピア闘技場&十二月幼神クロノデック・キッズ】
どちらも採用する場合は両採用且つピン投。
LOでの勝率を上げるために
・メインでエルグランデが煌臨できる(キッズ)
・エルグランデ煌臨に対してのカシウス提示を防げる(オリンスピア)
以上の2点から採用候補として考えている。
それ以外に、煌臨カード回収とアタックけん制が出来るので基本腐らない。
恐らくだが入れ得カード。
交換先はハングドマン1枚とオーバーハングドマンになると思われる。
【おわりに】
ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます。
個人的にはフリー対戦で結構楽しめるのはもちろんのこと、構築基盤が環境にはびこる蒼波デッキなので、実践レベルでも運用できるようにチューンしたつもりです。
興味を持った方は是非組んでみてください。
非常に安いのでね!!(皮肉たっぷり)
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@kaeru_moriya
筆者が鼻から血涙を出して喜びます。
それではまた次の記事でお会いしましょう!!
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