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ウォーマシンを始めてみよう

ミニチュアゲームといえば、「ゲームズワークショップ」が展開するウォーハンマーが一番知名度が高く、ユーザー数も多いと私も認識している。

その他のメーカーも「ウォーハンマー」に追随するよう、独自のミニチュアゲームを展開しているので、その中で私がのめり込んでいる、
「プライヴェティアプレス」社の「ウォーマシン」を皆さんに興味持っていただけるよう、記事にしていきたいと思う。

ウォーマシンとは

ウォーマシンは、ウォーハンマー同様に、自社展開のTRPGの世界観をもったミニチュアゲームである。
TRPGの世界観でゲームを遊べるというだけで、ゲームにTRPGの要素を盛り込んでいるというわけではなく、また同社のTRPG「アイアンキングダム」は日本国内に流通があるわけでもなく、日本語化されているわけではないので、ご存じないかと思われる

ウォーマシンの勢力を選ぼう

ウォーマシンは「アイアンキングダム」の国家、種族などがゲームでの勢力として分かれて存在している。各勢力は、基本的に混ぜて使用することはできないため、ゲームを始めるには、まず勢力を選ぶ必要がある。
簡単な機械翻訳ではあるが、ウォーマシンの勢力について紹介する。

シグナー

終わりの見えない戦争の時代を経て、シグナー王国は10年近い平和を享受してきた。国家間の協力、開放性、理解が真のメカニカル・ルネッサンスへと花開いた時期もあったが、シグナーの指導者たちは、平和が長続きするのは国家の安全保障の強さへの献身が続く限りであることを知っていた。そして、純粋にガルバニックなメカニカの動力源であるストーム・チェンバーが広く生産されるようになったことで、技術革命に他ならず、最終的にはシグナーが知る限り最大の戦闘力であるストーム・レギオンが誕生することになった。 新たに採用されたアーケイン・メカニックたちは前任者たちの創造物の上に築き上げられ、戦略アカデミーのカリキュラムは大きく進歩し、アーケイン戦争の近代化と次世代のウォーキャスターへの導入のための新たな基盤を提供した。シグナーの人々は、自分たちの都市と領土が鉄の王国の歴史上最も先進的で専門的な軍隊、戦士とウォージャックによって守られているという知識に安心している。唯一の問題は、それで十分なのかどうかということだ。

オルゴス

4世紀以上前、彼らが長い間奴隷にしようとしていた住民たちの一致団結した絶望的な努力によってインモーンの海岸から追い出されたオーゴスは、今、復讐のために戻ってきた。彼らの暗黒の敵は、最初の侵略を破滅に導いたものに触発された凶悪な新兵器によってさらにパワーアップしている。野蛮なウォー・ジャックに支援され、粗末だが強力な銃器で武装し、かつては前回の侵略を引き起こしたウォーロードのためだけに行動していたウォーウィッチに支配されるようになったオルゴスは、この征服のために十数世代にわたって苦心して準備してきた。その残忍さと産業知識の欠如にもかかわらず、オルゴスはその不在の間に大きな革新を遂げた。地獄の後援者の悪魔的な力を利用し、彼らはブレイズと呼ばれる新しい動力源を開発することに成功した。そして侵略軍の頂点に立つのがウォーキャスターたちであり、数え切れないほどの人生を歩んできた年老いた魂たちが、野蛮な戦士、ウォー ジャック、野蛮なクリーチャーの軍勢を率いて、アイアン王国に対する新たな征服に乗り出している。止むに止まれぬオルゴスの大軍の中には、大陸とその民衆すべてを屈服させるのに必要な力、野心、冷酷さのすべてが秘められている。

ケイドア

長年の政治的混乱で国の軍事インフラが屈服した後、ケイドアはライバル国の業績に追いつこうと近代化のプロセスを開始し、近代工学の驚異を活用して軍備を拡大している。しかし、かつては征服に邁進していたケイドアは、今や変わり果てた国家である。もはや覇権を求めるのではなく、これまで成し遂げてきたことを維持しようとする。その新しい戦闘力は強力だが、ほとんど試されていない。そして、ウィンター・コープスとともに戦うウォーキャスターの大半は、過去10年間の戦争の間、あるいはその終わりに育ってきた。今、オルゴスの襲撃者が海からその土地を奪いにやってくるが、ケイドアは10年にわたる苦難から立ち上がり、その政治的意志は女帝アイン・ヴァナーの絶対的権威の下に統一されている。ケイドアの人々は、新たな恐ろしい戦争に直面しながらも、民族主義的な誇りをもって、台頭する帝国の驚異を見つめている。古めかしい伝統と時代遅れの兵器庫は、先進的な兵器システムとモジュール式アプローチによる軍産複合体に取って代わられ、刻々と変化する敵対的環境に直面しても適応し続ける。しかし、これまでと同様、祖国の成否は、将校と軍人のリーダーシップと英雄主義、そしてケイドア国民の力にかかっている。

ダスク

かつての偉大なイオサン帝国の灰の中から、新たなエルドリッチ・ロードの家々が立ち上がり、エターナル・ダスク王国に君臨している。カリュス家はこの新しいイオサン宮廷の最強の一角として台頭してきた。この家を率いる覚醒したエルドリッチは、鉄の王国の防衛にその存在を捧げており、暗い運命を受け入れながらも、破滅的な民を救済しようとしている。彼らは、彼らの旗印に加わった魂なき者たちと、彼らのビジョンと指示を全面的に支持する生けるシーカーたちの両方に仕えている。鉄の王国を守るに値することを証明する決意を固めたカリス家は、公正な配慮を与えてくれるインモーン西部のどの国に対しても、自らを準備の整った同盟国として位置づけている。しかし人間の国々は、前任者が人間の絶滅を目指したアンデッドの吸血鬼エルフの王国をそう簡単には受け入れず、エルドリッチ・ハウスをインモアの隣人たちとの望ましくない対立へと導いた。インモレンが再び外部からの侵略者に脅かされる中、カリュス家はその永遠の魂が、自分たちの出自にまつわる汚れた遺産に耐えられるかどうかを学ぶことになる。

サウザン・クリエル

隠された要塞の海港から、ブラインブラッド・マローダーズはシグナー湾からウィンドレス・ウェイストまで、イモレンの海岸を追い回す。愉快であると同時に無慈悲なこのトロールキンの海賊は、富と復讐、そして人間諸国がトロール族に与えた不当な仕打ちへの賠償を等しく要求する。しかし、公海の覇権を主張する海賊よりも恐ろしいものがある。ブラインブラッド・マローダーズは、アイアンキングダムと彼らの絶滅を狙う恐ろしい勢力との間で、再び自分たちの種族が挟み撃ちにされていることに気づいた。

キメラ

ウィルムウォール山脈の地下深く、光のない洞窟の奥深くで、人知れず癌が繁殖していた。機械の女神シリスの力の影響を受けて形と姿を完成された、肉体を持つドラゴンキンの軍団である。今、彼らはその存在を知られることを余儀なくされている。この忍耐強い殺し屋たちは、気づかれることなく地下のハイブ・トンネルを広がっていた。しかし、新たな勢力が地表世界に進軍し、彼らの長期計画に必要不可欠な資源を飲み込もうとしている。行動に駆り立てられたこの生きた兵器の軍団は、行く手を阻む者すべてに刃を向けるだろう。

現在、2023年末に総勢6勢力がリリースされている。

部隊のリーダーを選ぼう

ウォーマシンは、大規模戦争というよりは、小規模戦力が重要拠点を取り合うような、小競り合いを再現したミニチュアを用いたゲームである。
プレイヤーは選んだ勢力から部隊を作り、戦場へと赴くのである。
その部隊を率いるのは、ウォーキャスターまたはウォーロックと呼ばれる、魔力を操るリーダーである。
各勢力のリーダーは複数用意されているが、その中から1体を選ぶ必要がある。

シグナーのウォーキャスター4人、ここより1人選ぶことになるが、ウォーキャスターは性能や強さが違うため、このウォーキャスターにあう編成もそれぞれ変わってくる。吟味して選んでほしい。

ウォージャックを選ぼう

ウォーキャスターは、ウォージャックと呼ばれるロボット兵士に魔力を供給し活躍させることで、戦況を変えることが出来る。ウォーキャスターは、ポイントコストに準じて、規定数のウォージャックを率いる必要がある。

シグナーのウォージャック2種類、ライトウォージャックの「コーサー」とヘヴィウォージャックの「ストライカー」より編成することとなるが、すべてライトウォージャックでも、すべてヘヴィウォージャックでも、規定数のウォージャックを編成できれば、問題はない。

上記の画像を見ていただくと気付くだろうが、ウォーマシンMK4では、ライト、ヘヴィ共に、1シャーシずつ用意され、武装をポイントを支払い、自分の好みのウォージャックを編成できる様に、シャーシに合う武装がセットで提供されるようになった。
射撃仕様にもできるし、接近戦特化型のウォージャックをカスタマイズして編成するとよいだろう。

ポイントを対戦相手と決めよう

ウォーマシンはミニチュアゲームなので、当然対戦相手がいるため協議して決める必要があるが、ミニチュアを準備中であることを想定し、目安のポイントを記載しておく

  • リコン(偵察)30p

  • スカーミッシュ(小競り合い)50p

  • ピッチバトル(投合戦)75P

  • グランドメレー(大乱戦)100p

  • トータルウォー(総力戦)100p

30pはウォーキャスターとウォージャック2から3体を編成したルールを覚えるのがベースのポイント、ルールを覚えたら、もっと大きな戦いが、君を待っているぜ。

つづく

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