ミニチュアペイント準備の回

この記事に興味をお持ちの方は、すでに独自の方法などをお持ちだとは思いますが、ペイント初心者には実はハードルが超高いので、最近の自分のペイント準備方法について、記録していこうと思う。

ミニチュアの購入やモデリングについてここではとやかくいうつもりはない。ゲームするために、自分のモデルを見栄え良くすることが、最大の目的であるペイントの準備を始めよう。

まずは

ミニチュアはプラスチック製やレジン製、金属製、3Dプリント製と、バリエーションはさまざまではあるが、ペイントするために共通して行うのは、ペイント用の下地を塗ることだ。

ファレホ  ブラック

ミニチュアの下地塗りは、一般的にスプレーを使用して行う。上記画像のメーカーが筆塗り用の下地塗料を発売しているが、初心者へのおすすめの意味を込めてスプレーを使用するのが良いだろう。

ファレホが一番お買い得な価格なので、私はファレホをメインで使用しているが、これは最終的に好みだと思うので、気に入ったメーカーのを使用すればいい。

今回は自分のペイント用にこのモデルを用意してみたが、これは3Dプリント製のゲーム用のミニチュアウォーマシンのミニチュアだ。このメーカーは3Dプリントが現在の主力製品となっている。3Dプリント後にメーカの洗浄作業後なので、ヤスリで気になる部分を削ったりはするものの、そのまま下地をスプレーするのも問題ないだろう。

モデルの色が違うのは、ミニチュアの出来毎に素材を調整しているとのことで、色合いが異なる。最初の素材色は、あまり関係ない。

さて上記のミニチュアを、ファレホブラックのスプレーで4方向から2、30cm離してスプレーする。この時、素材色がスプレー色になる程度スプレーするのがいいだろう。

ファレホブラックスプレー後

スプレーし終わったモデル。ブラックのスプレーを行ったので、元の素材色を感じられないぐらい真っ黒だ。
一応、下地材はスプレーしたので、ここから筆塗り用を始めても全然問題はないが、黒色の下地だけだと、モデルの造形が何かが分かり辛い。また黒をベースにした場合、色の発色が全体的に暗めに見えやすいので、注意して使用してほしい。

ファレホ ホワイト

さて下地のスプレーは上記で完了ではあるが、ここからは私のやり方を書こうと思う。
同じスプレーに見えるかもしれないが、これはれっきとしたホワイトスプレーである。上面部分が色を表しているのでホワイトということがわかると思う。

このホワイトを上記のブラックが乾いたのち、50cmほど離して、モデルの正面(顔部分)を中心に少しだけスプレーする。これは黒の下地を活かした白下地なので軽くスプレーするイメージ、気持ち的には0.5秒程度を遠距離で行う。初めてする場合は他のもので、お試し噴射して確認しよう。

ホワイトを軽くスプレー後

これにより、暗い部分は黒に、明るい部分は、白に近づいた。
ミニチュアゲームの大会参加も条件は3色以上でペイントしてあることとあることが多いので、あと一色塗れば参加資格は得られることとなるだろう。

問題を挙げるとするなら、この方法で下地を塗ると、これ以降をずっとこの方法で下地したくなるというところだ。
あと、ペイントだけ楽しむ方は、独自の方式で実施してほしい。

というところで 本日はおしまい
今後何かを解説してほしいことなどあれば、コメントしてくれると、今後の解説しようかと思うので、またその時にお会いしましょう。

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