見出し画像

会社員のためのお小遣い稼ぎトレードvol.2〜重要なトレードポイント〜

こんにちは。
この記事ではいつも私が狙っているエントリーポイントについて伝えていきます。

*エントリー:実際にお金を投じて、利益・損失が出る状態(ポジション)をとること

エントリーポイントの特徴

①シンプル
これがとても重要だと考えています。
トレードでは利益を伸ばすにも損切りするにも胆力が必要となります。
その胆力の支えとなるのが根拠です。

②大損しない
ロスカットの値幅を明確に定義しているので、ルールを徹底することで限りなくドローダウンを抑えることが可能。
*ロスカット:損切り
*ドローダウン:保有資産の下落率

③トレーダー心理を活用したトレード手法
価格の動きによって、利益確定(利確)と新規のエントリーが影響して、高い確率で一定の方向に動きやすいポイントがある。
ファンダメンタルズの材料による大きな値動きの流れにも反応することができる。
*ファンダメンタルズ:国や企業などの経済状態などを表す指標のこと

これらの特徴を踏まえたトレード手法がこちら↓になります。

【ラウンドナンバーでのシンプルなカウンタートレード】

トレードをしていると、ついつい様々なインジケータを表示させ、設定をいじって最適なものを考案してみたくなります。
*インジケータ:チャート上に表示する相場分析のサポートツール

しかし、その結果、トレードを自ら複雑なものにしてしまい迷走してしまいます。結局、シンプルなやり方こそが一番稼げると確信しています。
複雑にすればいいというものではありません。エントリー自体のルールはシンプルですので、比較的簡単に習得、実践できると思います。

「ラウンドナンバーでの逆張り」

ラウンドナンバーとは、レートのキリのいい数字のことです。
多くの市場参加者が意識しやすいポイントで、例えばドル円の場合、130.00や131.00などの「.00」となるレートのことです。
単純に知識としてキリ番だけを意識しているだけでは、結局メンタルで負けて良い成績を残すことは難しいです。

ここで、ただキリ番にタッチしたらエントリーするのではなく、イントラデイにおけるファーストタッチにおけるキリ番で逆張りをするというルールを加えることでより機能するようになります。
このポイントというのは世界中のトレーダー誰もが注視しているポイントで注文が集中する傾向が強いのでトレンド転換とか押し目になりやすいです。
これが重要なのは知っている人も多いと思いますが、単純にキリ番が大切というだけでは、結局はメンタルに負けて、良い成績を残すことができません。
もし、ファーストタッチではなかったとしても、前回のタッチから6時間以上経過していればエントリーOKです。
*イントラデイ:金融市場における「その日」という意味で、ニューヨークの株式市場が終了するニューヨークの現地時刻16時が区切りとなる
*ファーストタッチ:イントラデイにおいて初めてキリ番に到達すること

【利確と損切りの設定】
利確:10pips
損切り:10pips
誤差:±3pipsならエントリーOK
損切りを10pipsに設定しているのは、だましによるブレイクを防ぐため

【対象通貨ペア】
ドル円・ユーロドル・ユーロ円・ポンドドル・ポンド円・オージー円
クロス通貨を打つとき、必ずストレート通貨も確認すること。
※クロス通貨:ドルを含まない通貨ペア
※ストレート通貨:ドルを含む通貨ペア

【リスクリワード】
トレードは結局、「上」か「下」かの1/2の話になりますが、今回の要素を加味すると勝ちトレードの割合を増やすことができます。
このリスク管理をキッチリおこなえば資金は着実に増えていきます。

【エントリー後のポジション調整】
例1:「5pips」ほど含み益が出たら損切りを「5pips」に狭める
例2:ファンダメンタルズの材料やレートの伸び具合を見てまだ伸びると判断したら「10pips」含み益になった場合、損切りを建値まで引き上げて「10pips」以上を狙う
例3:まだ伸びると判断したら「10pips」の含み益になった場合、分割決済をして利益確保して、残りは伸ばして損切りは建値に引き上げる

+++++++++++++++++++++++応用編+++++++++++++++++++++++++++

上記はラウンドナンバーでの逆張りを解説してきましたが、他の重要ラインでも活用することができます。
例えば、イントラデイの「高値・安値」、「レンジ相場」、過去の重要な「レジスタンスライン・サポートライン」にも応用可能です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

今回のトレードを効率化するおすすめの方法

毎日のチャートチェックのときに、ラウンドナンバーに到達しそうなチャートにアラートを設定しておくとチャンスを逃しにくくなります。

【テクニカルの設定】
 ・ボリンジャーバンド
 偏差:2、期間:21
 ・移動平均線
 期間:25、種別:Exponential

重要な注意点

【スプレッドが開いているときは避ける】
例えば、指標直後などの明らかにスプレッドが開いているときというのはエントリーを控える。

【決済ルールを変えない】
初心者の方は特に注意が必要です。
マイナスになるのが怖くて薄利で終了してしまい、結果的にレートが伸びて後悔するパターン。
さらに、勝てない大きな原因の一つとして、損切りしたことで感情が揺さぶられてしまって、負けを取り戻そうとしてもう一回同じ方向にエントリーしたり、設定したロスカットラインを外して無意味なナンピンをしたり、あとは戻ることを期待して放置してしまいます(=お祈りトレード)。実際に戻って救われることもありますが、まさにこれこそが間違った成功体験になってしまいます。
これらの行為はいずれ大きなキズを負います。
相場を退場する人はほぼほぼこのパターンに当てはまります。こういった分かっていてもついついやってしまう行為、これが勝てない原因の一つです。
一言で簡単に言ってしまえばメンタルの弱さということになります。
これらメンタルの弱さを、実践を経て経験値を積むことで、確信をもてるようになると自然と収支は伸びていきます。

なお、以下の補足事項の学習により一層勝てる金額は増えていきます。

【補足】

下記の各項目をファクターとして複数の根拠を持ってエントリーできると、より成功する確率が高まります。

メリハリ

  1. チャートのメリハリ=角度の大きさ
    キリ番に向けて、ジリジリ下げている(ジリ下げ)
    下げ幅が少なくてジリジリした感じがある=メリハリが足りない
    =>反発が少ない

  2. このようなときは利確の10pipsを待たずにEMAとボリンジャーバンドを表示しておき、ボリンジャーバンドのミドルバンドに到達で決済という形でもOK

  3. メリハリ:レートの上げ下げの幅が小さい
    このようなパターンはそのまま突き抜けていくパターンが多いです。大きな大陽(陰)線が目印。
    慣れないうちは大きな上昇(下落)でエントリーすることに恐怖を感じることも多いかと思いますが、だからこそのチャンスなのです。
    もしそのまま伸びていってしまって損切りになっても、その事態に備えて損切り10pipsと定義してあるので、そのときは割り切りましょう。

個人の裁量

条件が合っていたとしても、エントリーを見送るか実行するか、この部分は個人の裁量が入ってくるものです。実際にエントリーして、経験で理解するものです。
注意点として、条件に合った場面を迎えて、せっかく待ったからエントリーしようという考え方だと、エントリーしたくなってしまいがちです。
たとえ条件に合っていたとしても、チャートの形状に違和感が合った場合はエントリーを見送ることをおすすめします。
上昇の勢いが強いとき、欲張らずに10pipsで決済してしまうほうが賢明です。
エントリーした後、レートの揉み合いが続いて、ボリンジャーバンドが収縮することがあります。そのようなときにはレートが大きく動きやすいので、損切りを-5pipsに縮めたり、一度決済して仕切り直すことも重要です。

トレンドライン

トレンドラインも意識されやすいポイントです。
山・谷を見つけたらラインを引いて、それに沿っているのであればエントリーしてOK

ラインブレイクしたとき

キリ番ブレイクしてしまったら、その足が確定してから、次の足の始まりのタイミングでエントリーするほうが有利な戦いができます。
このとき、誤差±3pipsの範囲内であることに注意しましょう。許容範囲のエントリーゾーンにレートが侵入して伸び切ったところでエントリーするのがベターです。

ドル円以外の通貨

ポンド円でのエントリーの場合、クロス円になるので、ドルストレートであるドル円とポンドドルを見ておく必要があります。キリ番に到達したからといって、単純にエントリーすると失敗することがあります。
クロス円の場合、ドルストレートであるドル円やポンドドルの動きに連動する特徴があります。「ドル円の上昇につられてポンド円も上昇した」という可能性もあるので頭に入れておきましょう。
クロス円がキリ番に到達していて、そのときのドルストレートはレジスタンスラインorサポートラインに到達している場合は、エントリーするための強い根拠になります。
例:ポンド円でエントリーポイントを迎えた。
ただ、ドル円でも100.90のようなキリ番手前の状態である場合、まだドル円で伸びしろが残っている状態になる。
そのような状況でエントリーしてしまうと、ポンド円でのエントリーでは損切り10pipsを突き抜けてしまう可能性が否定できない。
=>このような状態ではエントリーを見送ることも考えるべき。

経済指標

経済指標発表時、レートが大きく動くことがあります。
一度下に動いた後、大きく上昇するケースもよく見られます(V字回復のような形状)。このときにキリ番に到達すると反発しやすい傾向があります。

分割決済

安全に利益を伸ばす方法として分割決済が挙げられます。
決済ポイントの+10pipsを迎えたとき、半玉を決済してもう半分をそのまま保持します。そのとき、残したエントリーの損切りは-5pipsや建値に変更することで完全に勝ちトレードを確保できるので、メンタル的に楽な戦いができるようになります。
例えば、キリ番に向かっていく途中で、ボリンジャーバンドのミドルバンドに沿ってレートが動いているとき、利確を+10pips⇛ミドルバンドにタッチしたら決済という基準にすることで、10pips以上狙うことができます。

注意すべきエントリーポイント

エントリー直前(100.90付近)に何度も跳ね返されているレジスタンスラインがあり、下値も切り上げている上昇トレンドの場合、キリ番までの距離が近いので一気にキリ番も突き抜けてしまう可能性が高まります。
損切りの10pipsを外してしまうと、ズルズルと損失額が大きくなってしまうので、損切りラインは決して変えないこと。

決済ポイントの考え方

ロングエントリーの場合「もし次売るとしたらここ!」という逆算で考えます。ボリンジャーバンドのミドルバンドに沿って売られていく(トレンドが進んでいく)ようなとき、「次に売るとしたらここだろう」というポイントで決済をします。この考え方はトレンドフォローでも使える考え方なのでしっかり理解しておきましょう。

スプレッド

スプレッドが開いているとき(ドル円の場合1.0以上)にはエントリーを控えましょう。リスクリワードが低い状態でエントリーしてしまうことになります。

オージー円

オージー円は中級編となります。
オージー円の場合、一応クロス円という扱いになるが、特に他の通貨を気にしなくても大丈夫な通貨で、単独で反応しやすい通貨です。
(一応ドル円はチェックしておくこと)

以上が補足となります。
これらのルールを徹底することで、期待値が1を超えるトレードを行うことができます。

fin.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?