私とは

昔、私はどんな子だったんだろうか。
小学生の時していたこと、習い事、児童館、テレビ、図書館。

小学生の頃で、印象に残っているのは、家の鍵を忘れてよく玄関先で座って本を読んでたこと。
郵便のお兄さんが困ったように見ていて、申し訳ない私も入れないからハンコが取れないんです…と思っていたことを覚えている。読むのは大抵、ミステリーとか探偵もの、ファンタジー。青い鳥文庫が好きで、特に怪盗クイーンが好きだった気がする。分厚くて潰せる時間が長かった。
親からそういう時はメールしてと言われてたけど、してもどうせすぐ来れないし、親も面倒だろうと思って、基本メールはせず姉が帰ってくるのを待っていた。

基本的に、人を頼るのが苦手な気な気がする。
同じようなエピソードで、よく覚えているのが、リンゴが食べたくて、剥いてほしいと言ったけど、忙しいって言われたから自分で包丁を持って剥こうとしたこと。何回か剥いている所を見たことがあったから、きっとできると思ってやったけど、包丁が滑って指を切った。血が出て、止めなければと思って布団で拭って、血があふれて、拭ってを繰り返していた。
見つかった時思ったのは、もっとうまくやらなきゃいけなかった。
それから、どうしてそれができるのかを考えながら見る癖がついたのだと思う。できるようになれば、自分で自分の願いを叶えることができるから。

今日この話を、服部さんにしたら面白い答えが返ってきた。私は、人が何を不快に思うかわからないから、頼ったり仲良くしたりするのが不安らしい。
確かに、これまで相手がしてきた行動しかその相手には返さないようにしてた。自分がしてるならされても大丈夫な範囲の行動なんだと考えてた。
自分の知ってると思える人や範囲であれば、行動に支障がないようだ。
知ってると思える人や範囲を増やしていくことが、私を生かしていくのだ。

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