東京優駿(日本ダービー)2023

5/28　中山11R　東京優駿(日本ダービー)

上記の予想記事です。

東京優駿(日本ダービー)2023の注視ポイント

・皐月賞からの臨戦が上位
・内枠がやや有利
・瞬発力勝負で、上がり3F上位3頭が連対率9割
・荒れる場合は逃げ残りの場合のみ
これらを基準に予想していきたいと思います。

全頭の見解

馬番-馬名-過去データ指数
①ベラジオオペラ +7
前走の皐月賞は重馬場ハイペースを先行して10着。
これは外枠だった事も加味すると当然の結果。
同じような重馬場+ハイペースのスプリングSでは、しっかりと中団で脚を溜めて差し切っている。
上がり3Fのタイムもブッチギリで、この馬は瞬発力勝負が出来る可能性が高い。
枠も1枠で、4〜6番手くらいをロスなく追走出来れば直線で抜け出せる実力はあるはず。
指数も良く、前日オッズ50倍は攻めていきたい。

②スキルヴィング +6
過去全てのレースが東京で、上がりは上位2頭以内。
今回も前2走と同じ舞台と言う事で適性は抜群。
指数の低さは青葉賞ローテによるもので、ここをどう見るかが鍵になりそう。
後方すぎると届かない可能性はあるものの、1枠を引いたことで鞍上のルメールはある程度前に位置取るのではないか。
ローテ懸念よりも実力と鞍上を信じても良さそう。

③ホウオウビスケッツ +7
今レースの逃げ馬候補その1。
前2走逃げていないが、グラニットがいた為だろう。
今回は枠的にも逃げを狙ってくるのではないか。
逃げたフリージア賞のラップは
12.7 - 11.7 - 12.1 - 12.5 - 12.6 - 11.8 - 11.6 - 11.2 - 11.2 - 11.9
前半スローに抑えながらも、後半は一気にペースを釣り上げて完勝している。
同じ事が出来れば後方の馬は苦しくなるが、鞍上テン乗りでどうなるか。

④トップナイフ +5
善戦マンも前走は出遅れで後方からの競馬に。
上がり同率2位だったものの、更に後ろのソールオリエンスに抜かれ、前を走ったファントムシーフとシャザーンと同じ上がりタイム。
キレ勝負ではこのメンツを逆転は難しいのでは。
前で粘り込む力はあると思うので、タフなレースで狙いたい。

⑤ソールオリエンス +8
今年の皐月賞馬。
皐月賞では他とは段違いの末脚で差し切った。
瞬発力勝負になりやすいダービーでも有力なのは間違いないだろう。
ただし、過去レースは少頭数外回し→少頭数外回し→最後方大外回しというもの。
これを考えると皐月賞と同様に内枠はこの馬には有利とならない。
今回も外に出して行くと思うが、もし馬群に包まれた場合に沈んでもおかしくはない。

⑥ショウナンバシット +5
皐月賞では荒れた内から押し上げていく形で5着。
これ自体は評価出来るが、適性としては重馬場や坂がキツいコースなどのタフな展開だと思う。
良馬場スピード勝負では分が悪いのではないか。

⑦フリームファクシ +6
この馬も前での粘り込みが持ち味。
皐月賞では後方からになってしまい、抜け出す事すら出来なかった。
前目につけられないとそもそも厳しいが、瞬発力的にも他より上には取り辛い。

⑧メタルスピード +7
前2走は人気を覆す走りを見せた馬。
重馬場でスピードが落ちないタイプだが、トップスピード自体はそこまで高いわけではない。
今回も好走すると思うが、高速馬場では有力馬にはキレ負けしてしまいそう。
今後は重馬場では人気しそうだが、真の狙い時はグラニットのような圧倒的逃げ馬がいる良馬場レースだと思う。

⑨グリューネグリーン +5
逃げたいが逃げられない馬というイメージ。
今回も内枠に逃げ候補が居るので厳しい。
あえて今回のメンツで狙う理由は無さそう。

⑩シャザーン +6
瞬発力勝負が得意な馬。
タフな展開では追走力不足なように見える。
つまり今回は適性レースと言う事になる。
中団追走出来る展開で、ソールオリエンスより前に位置どれれば高速馬場ではこちらに分がありそう。

⑪ハーツコンチェルト +7
青葉賞ではスキルヴィングと差の無い競馬だった。
同じ展開ならば必然的に有力視するべきなのだが、こちらは前日オッズ30倍。
馬群を割りつつスキルヴィングと同じ上がりを出せるのだから、位置取り次第では逆転の目もある。

⑫タスティエーラ +9
皐月賞では先行馬が潰れる中、唯一抜け出して2着。
内容的にはソールオリエンスよりも良かった。
ただ、皐月賞における適性が高過ぎて、必要な能力が真逆の今回のダービーでも力を発揮できるかは疑問が残る。
共同通信杯のように馬券外の可能性はあると思うが、指数がTOP値なのをどう考えるか。

⑬シーズンリッチ +7
過去東京でのレースではキレ負けをしている。
前走は好位からの差しで勝ったが、消耗戦の展開だったのでダービーとは適性違い。
今年の皐月賞のようなレースで買いたい。

⑭ファントムシーフ +8
皐月賞3着馬だが1,2着とは内容に差があった。
好位置を確保出来ればそのまま押し切れる可能性はあるが、フルゲートではポジションを確保できていないのが気になる。
外枠に入った事はこの馬には不利に働くと思うが、ハイペースにはならなそうな事、鞍上の得意展開、指数的にも馬券内はあり得る。

⑮ノッキングポイント +3
適性としてはマイル馬だと思う。
ただ、新馬戦を始め東京ではしっかりと上がりタイムを出しており、瞬発力勝負には向いている。
極端なスロー展開が生まれれば、スタミナ面をごまかしてキレ勝負で突っ込んでくる可能性はある。
指数は最下位なので買っても紐までだが。

⑯パクスオトマニカ +5
今レースの逃げ馬候補その2。
ただ過去も内枠の時にしか逃げられていないように、外枠を引いた今回逃げるのは厳しいか。
スロー逃げが好走条件なので、ハナ争いをしてハイペースになる事も避けそうだし別条件で狙いたい。

⑰ドゥラエレーデ +5
ホープフルSから考えるとトップナイフと同評価。
前走2着のUAダービーがダートなのを考えても、高速馬場向きではないように捉えられる。
大外から位置取り確保したうえで、ラストに脚が残せるのかと言われると微妙なところ。

⑱サトノグランツ +5
前走の京都新聞杯ではスローペースを差し切り。
過去のレース的にも瞬発力勝負向きの馬だと思う。
大外枠でなければ…とも思うが、ミドルからスローになりそうな今回ならば切るのは早計か。
取捨が非常に難しい馬。
オッズは付いているので3連系には入れても。

展開予想と印

展開としてはホウオウビスケッツが逃げ、そこにパクスオトマニカや先行馬が続く形。
ペースとしては1000mを60〜61くらいに落ち着くのではないか。
そこから長い直線で瞬発力勝負という典型的なレースを想定していきたい。

◎2スキルヴィング
展開予想のようなレースでは、直線に入った時の位置取りが大事。
内枠で楽に好位を抑えられそうな事もあり、スキルヴィングを本命にしたい。
○10シャザーン
高速馬場でのキレ勝負では最高評価。
外目の枠ということでスキルヴィングを上に取ったが、中団くらいを確保出来れば圧勝もあり得る。
後方でも馬券内の脚があるのもポイント。
▲5ソールオリエンス
展開と適性的に最後方になりそうで評価を落としたが、それでも皐月賞で見せた末脚は驚異。
軸にはしたくないが、あえて外す必要は無い。
▲1ベラジオオペラ
今回最も恵まれた展開になりそうで、実力もある。
それでいてオッズも付いているなら買う以外ない。
☆3ホウオウビスケッツ
大穴。ダービーは大穴の逃げ残りがある。
それだけでなく、内枠を引いた事や過去のレースラップからもアスクビクターモアの再現が可能。
△11,12,14,18
抑えてはおきたい馬達。

買い目

単勝◎○
馬連◎○▲-○▲(6点)
3連複◎○-○▲-▲☆△(29点)
3連単◎○-◎○▲-◎○▲☆△(42点)
(上記から絞るなら)
3連複◎-○▲-▲☆△(18点)
3連単◎-○▲-○▲☆△(21点)