【小ネタ】iRacingのピットサービスをテキストチャットで制御する

iRacingでオフィシャルレースに出場するときにグリッドについたあとにピットサービスの設定をマウスでポチポチしていませんか?

私は以前は「給油をしない」「タイヤ交換しない」を毎度設定するためにブラックボックスを開いてマウス操作していました。
これが結構めんどくさいのですよね!

この設定をテキストチャットを使ってピットサービス用のコマンドを発行することで代替できることがわかり設定して一部ハンコンのボタンに設定してみたのでその方法をご紹介したいと思います。​

上の画像は私のOptions設定のOptionsタブ AUTO TEXT CHAT部分のスクリーンショットです。下から5つがピットサービスコマンドです。
ボタンが足らなくてすべて割り当てられていませんがこんな感じのピットサービスコマンドを発行できます。
ちなみに上の画像の左側のピットサービスコマンドですがiniファイルを直接書き換えるのではなくそうは見えないのですがこのUI上で変更することが可能ですwww

いくつかを取り上げて詳しくみていきましょう。

※ ピットサービスコマンドの最初は「#」で始めて最後は「$」で終わるのがルールです。

// 左フロントタイヤを交換
lf: left front tire
// 右フロントタイヤを交換
rf: right front tire
// 左リアタイヤを交換
lr: left rear tire
// 右リアタイヤを交換
rr: right rear tire
// ガロン単位での給油量指定
XXg: fuel in gallons
// リットル単位での給油量指定
// ガロンの場合もリットルの場合も「fuel」を頭につける必要がある
XXl: fuel in liters
// フロントウインドウ清掃実行
ws: clean windshield
// すべてのピットサービスオプションを外す
clear: clear all checked options
// タイヤ交換をすべて中止
cleartires: uncheck all tires, keep the rest
// ファストリペアオン
fs: fast repair

例:

#lf rf lr rr ws fuel 40l$
すべてのタイヤを交換してフロントウインドウ清掃を行い40L給油する

#clear ws fs$
すべてのオプションをクリアしウインドウ清掃とファストリペアをオン

#cleartires fuel 1l$
すべてのタイヤ交換を中止して給油を行わない
※1Lを指定すると給油量が0となり給油されないようになります
※※給油実施のチェックボックス操作方法は不明

上記の例でなんとなくイメージはできたでしょうか?

またclearコマンドと同等のことをiniファイルを編集することでも実現可能です

C:\Users\user_name\Documents\iRacing\app.iniファイルに

---
[Pit Service]
autoResetPitBox=0 ; 
---

app.iniファイルは変更前にバックアップを作成しておきましょう!
上に示したように[Pit Service]という項目の中のあうとResetPitBoxの値をデフォルトでは1になっているものを0に変更することでPitから出たときにピットサービスオプションがすべてチェックが入る状態が回避されるようになります。
上記iniファイルの編集結果はファストリペアもオフになるということなのでグローバルマツダカップ参加の方やskip乗りの方はご注意下さい。

ご不明な点はTwitterなどで質問してくださいmm Twitter: @kaepapa33

割り当てるボタンがハンコン上で足りなくなっていてはやくスイッチボックスを完成させないといけない状況になりました。
もう数か月放置してしまっているので手をつけねばと思っています。
そちらも完成したらnoteにまとめる予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?