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十善戒の「不偸盗戒」について

【開運霊学から見る偸盗(人のものを盗むこと)の災い】

こんにちは〜

『開運霊学マスター』のしゅんしょう先生です。

今回は「十善戒」の中の「不偸盗戒」についてお話したいと思います。

「不偸盗戒」の「不偸盗」とは他人の物を盗んではダメと言うことです。

「他人の物を盗んではダメ」と言う事を聞いて「当然それはそうでしょう」と思う方の方が多いと思います。

中には「自分の物は自分の物、他人の物も自分の物」と思われる人もいなくは無いと思います。

殺生に限らず、他人の物を盗むのは死後に地獄行きの切符を無料で貰える行為です。

死後の世界については、機会がある時に少しずつお話して行きます。

さて、他人の物を盗むと霊的には一体どういう事が起こるのでしょうか?

単純に他人のお財布を盗んだとしましょう。

盗んだ悪い人間は、しめしめと思います。

しめしめと思いながらも、人間には心の何処かに必ず「良心」と言うものが宿っています。

必ずこの「良心」が「悪い事をしてしまった自分の行動」について反省させようとします。

実は「行動」とそれをさせた「動機」とは全く違う物です。

行動は身体が動いてするものですが、動機は殆ど霊的(心理的)なものです。

「良心」と言って「心」と書くので分かりにくいですが、実は「心理的」なものだけだなく「霊的」一面もあります。

多くは自分や家族と何かしらの因果関係のある霊の波動です。

盗みをさせた「動機」も「霊的」なものです。

これは、盗みを働いた本人の先祖霊に限らず、宗教霊や自分を取り巻く友人を含めた他人からの霊的存在等です。

「良心」と言うものは霊的には、ほぼ自分の旦那寺の本尊様関係や先祖霊が主となりますが、悪さをする「動機」の多くは友人や友人関係の先祖霊や宗教霊等となります。(もう少し深く探ると前世の因縁等出てきます)

霊的に見れば「良心の呵責に苛まれる」とは自分の先祖霊とそれをとりまく悪霊?との戦いみたいなものです(霊的な事柄には全てに例外があります)。

以前、娘(女子小学生)の万引きが治らないと言う相談がありました。

万引きする時は完全に霊に身体を乗っ取られていたようなので

👨🏻‍🦲「この子は自分が万引きした事をあまり覚えていないんでしょう?」

とお母さんに聞いたら

👩🏻‍💼「娘がそう言うんですが、本当なんでしょうか?」

と言う事でした。

このような事は実際には珍しくありません。「万引き」だけでなく「DV」でもよく見られる事です。

この時は確か娘さんの友達から霊的影響を受けていたので、その霊をお祓いしたら万引きがなくなり、おまけにそれ以来その子の学校の成績が爆上がりしました。

話は変わって、財布を盗まれた人はどう思うでしょうか?

大体は盗まれた事を悔しがり、盗んだ相手に怨みの念を飛ばします。

「怨みの念を飛ばす」と言ってもわざわざ生霊を飛ばそうとして念を込めなくても自然に飛んでしまうのです。

盗んだ相手を知らなくても盗まれた自分の財布を通して見事に盗んだ相手に「念」が突き刺さるのです。

盗みが常習化すると、そのような念(生霊だったり)が自分に溜まって来るので自然に財布の持ち主の怨みが自分の心や身体を蝕んでいき、犯人の目付き(顔付き)が悪くなって行くのです。

つまり、盗まれた人の怨みが犯人の態度や顔付きに出て来るのです。

盗むと言えば財布に限らずあらゆる「物」もそうですが「友達の彼氏の心を盗む」とかも大変な罪になります。

大変な悪業を積む事になるのです。

彼氏を盗られたお友達の心は「知らない人に財布を盗まれた」所ではありません。

その怨みの念は彼氏と彼氏をとった彼女にも当然いきますが、それに留まらず何れ生まれて来る子供に迄悪影響が及ぶ事がよくあります。

その辺の事は以前の私の記事

『子供の虐待と邪淫の因果関係』

を呼んで下さい。

物を盗むと言うのは1番「自分の良心を傷付ける行い」なのです。

十善戒の「不邪婬戒」についても『子供の虐待と邪淫の因果関係』を参考にして下さい。

十善戒の 不殺生 不偸盗 不邪婬

は身体の行いについての戒めです。

次は順番に言葉の行い

不妄語 不綺語 不悪口 不両舌

についてお話を進めて行きたいと思います。

いつになるか分かりませんが、お楽しみに☺️

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