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8/22(日)『こども庁』構想の意義と課題子どもと家庭を丸ごと支援する~英国の取組から~(谷川至孝さん/京都女子大学教授)

「市民力と政治をつなぐかえ子ネット」は、一人ひとりが安心して暮らせる社会をめざし、遠矢かえ子とともに社会や政治の課題をとらえ、社会制度やしくみについて学ぶことで、日常と市政をつなぐ市民の集まりです。

「かえ子ネット」には「子どもの権利」「男女共同参画」の2つのワーキングチームがあり、WTごと2か月に1回程度、かえ子事務所での対面とZOOMで開催しています。 今回は「子どもの権利」WTが開催した「こども庁」構想に関する研修会の動画をご紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=9Wd2WtVk-BY

貧困や虐待などの環境、不登校や障がいなどへの対応、子どもたちを取り巻く課題は多様で複合的です。こうした子どもの状況には、子どもとその家庭への丸ごとの支援が必要です。
2021年4月、自民党は子育てや教育に一体的に取り組む「こども庁」創設の検討を始め、立憲民主党は独自の「子ども家庭省」設置法案策定に向けたワーキングチームを立ち上げました。国は6月に「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)の「未来を担う子供の安心の確保のための環境づくり・児童虐待対策」として、行政組織の創設に向けた検討を早急に着手するとし、2023年までに創設をめざすと閣議決定されました。
かえ子ネット「子どもの権利」WTでは、英国の教育行政に詳しい谷川さん(WTメンバー)を講師に、英国労働党の取り組み「すべての子どもを大切に」Every Child Mattersを基に、自民党「こども庁」構想と比較分析し、さらに地方自治体の教育、福祉行政にも言及していただく学習会を企画し開催しました。
子どもたちのウェルビーイング(全体的な幸せ)の保障を願って、まずは共に学ぶところから始めていきます。

<これまでのWTの取組>
「子どもの権利」WT  ・第4次高槻市青少年育成計画、第2期高槻市教育振興基本計画のパブリックコメントに向けて意見交換等 ・4/18「教育行政の仕組みについて」学習会(お話:谷川至孝さん:WTメンバー/京都女子大学教授)

 「男女共同参画」WT ・高槻市立男女共同参画センター運営、男女共同参画予算と事務事業評価・配偶者暴力防止センターの実態を知る ・第5次男女共同参画基本計画の読み込み(継続中) 


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