ル・カエル 始めますの巻
わたしの名前がバッチリ真ん中に書いてある、キッチンコンポストの商品。
Le"Kae"ru
でございますが、手をつけるまでにだいぶ時間がかかりました。
「自然界ってそもそも循環でできているので、ゴミは基本的に資源になる」という話を講義で自信満々に話すものの、肝心の自分の生活はちっとも循環型ではなく(唯一、金魚鉢はかれこれ8年ぐらいアクアポニックで循環型にはなってるけど)。
せめて生ごみコンポストぐらいやってみようよ、と思いつつも、喜んで始めたはずのヌカ床すら6年放置してしまうわたし(詳しくはこちら)が3日坊主で終わるのは目に見えており。
しかも!アマゾン等で口コミを見てると、みんな最初は頑張るんだけど、面倒でやめちゃったり虫が湧いたり結露が凄かったりと、なかなか苦労している感じ。検索しても、長期間使えている人の情報があんまり出てこない。。。これは、なかなか手強そう。。。
ところが、この度マンションから戸建に引っ越すことになり、これまでみたいにいつでもゴミを捨てられるわけではなく、生ごみを捨てられる日が限られることに。しかも、引っ越し先の地域では生ごみコンポスト助成金が出ることが判明!(8割補助ですのよ。ル・カエルセットは8000円ぐらいなので、万が一失敗して辞めることになっても1500円程度の出費)。
で、一念発起して、早々と引っ越しの2ヶ月も前に購入し、新居のキッチンのところに置いて、あとはセッティングするだけの状態にしていたわけなのですが。。。この早まった準備が、最初の難関を引き起こすことになるとは想像すらしてませんでしたよ。。。
ル・カエルのスタートキットには、容器と一緒に微生物資材の入ったチップ10Lがセットになってくるのですね。このチップがはいっている10Lの袋には、微生物が呼吸できるように、小さな空気穴がいくつか空いているわけです。
このチップの入った袋を床に置いて2ヶ月放置していた私。引っ越し直前に、お掃除をしながら床によーーく目をこらすと、キッチンからリビングにかけて、何やらホコリ・砂粒だと思ったものが動いているような・・・
こ、これは、、、チップから出てきた虫なのでは(ヒョエー!!)。
まだ家具も何も入っておらず、ル・カエルのキットだけが鎮座していた2階のみの現象だったので(1階と3階には何もいない)、多分チップから出たと思われます。速攻でチップを処分、ル・カエルの容器は物置の奥にしまい込んで、一度も使うことのないまま、もうこの容器が日の目を見ることはないと思ったよね。。。
でも、毎日生ごみが出るたびに、ああ、本当はこれがコンポストになって、ベランダの鉢植えの肥料になるはずだったのに(涙)・・・と悲しくなり諦めきれず。
そこで、製造元のエコクリーンさんに、そもそも「使う前のチップを保存中に虫が出てくる問題」はどうしたら良いのか、問い合わせてみました(使い始めて、温度が上がって微生物が活発に分解している時には、ちゃんと管理していれば虫は出ないのではないかと思うの)。
すぐに回答をいただきまして:
「保存方法は、未使用の場合でしたら箱のまま保管していただくか、付属品の巾着袋に入れて保管していただくことをお勧めします。一度袋を開けた場合も、残りのチップ材は袋に入れたまま巾着袋に入れて保管ください。」
なーるーほーどーー!
セットでついてくる不織布の巾着袋に入れておいたら、呼吸のための空気は遮断せず、でも虫は遮断できる!
ちょっとやる気が起きてきて、再度チップだけ購入しました(ちなみに、姉妹品の「自然にカエル」用の8L袋×2袋を買ったんだけど、中身は同じだそう。量がル・カエルは10Lで設計されているので、2袋あったらそこから10L入れてくださいとのこと)。
そしてついにセッティングしたのがこんな感じ!不織布の中にチップを入れてコップ2杯分の水を入れてまぜまぜ(チップの粉がもうもうと舞うのではないかと思ったけど、そんなことはなく、室内でも全然平気でした)。
すぐに生ごみを入れたりせず、まずは24時間、微生物が動き出すのを待ちます。
明日から生ごみ入れるの、楽しみ!!
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