Z世代に子供は必要か?
子供は面白い
昔の日本や途上国では子供は必需品だ
なぜなら家計を維持するための労働力になるからだ
つまり
農家や漁業などをしている人にとって
子供は労働力であり、社員でもある
大家族という名の会社なのである
一方、現代の日本のような先進国では
子供は贅沢品になる
金があれば大学まで通わせることになり
その後老後の面倒を見てくれるかどうかわからない
そもそも大学進学とともに別々に暮らすことも当たり前だ
そういう意味で現代日本では
子供は投資対象ではなく
18年間の思い出を作る贅沢品なのだ
もちろん、結婚して孫を連れてくれば
新しい価値を生み出すかもしれないが
会えたとしても年に数回程度
そんな時代になっている
田舎住みなら子供を作れ
私は元々埼玉の田舎に住んでいたが、今は長野の田舎にすんでいる
また、出張で全国の田舎に行くが共通点がある
それは、車、家、子供だ
田舎にとってそれは三種の神器
いや、パスポートかもしれない
それがなくては田舎ライフは楽しめないのだ
おひとりさまのおしゃれな店もないし、
一人で夜遊ぶようなところもない
そんな田舎で楽しく過ごすには、
家、車、子供が必要なのだ
郊外であればどちらでもよい
日本で一番人口が多いのは郊外だろう
ここでいう郊外は
都心の周りにある場所のことを指す
郊外は基本的に子育てもしやすいし
お店も多く住みやすい
そして、子供がいなくても楽しめる場所があり
都内で夜遊ぶことができる
そんな郊外に住んでいるなら子供はいてもいなくても良いということになる
子供を作らずに悠々自適に独身貴族
それが選べるのは郊外の良さだと思う
子供がいなくても卑屈にならないだろう
都内なら子供はいらない
都内には娯楽が溢れている
先程話したようなことがあるなかで
子供を作るメリットはどれだけあるだろう
都内であれば養育費もたくさんかかるし
周りの家庭も早いうちから塾に入れるだろう
いわゆる 上級国民 にするために
小さい頃から勉強漬けにする必要があるのか
幸福論的に考えれば疑問符がつく
逆に勉強とは無縁の生活や普通に学校にいくと
都内では劣等感を感じるかもしれない
そういう意味では金持ちであればいいが
普通の収入で都内で子供を作るのは難しい
結論として
これからの時代は子供を作るかどうか吟味する必要がある
それが都内であれ田舎であれ
親や周りの人の意見はあまり参考にならないだろう
なぜなら変化の激しい時代において
絶対の正解はないからだ
z世代は子供がほしいという本能を
理性的に考えるべき世代だと思う
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