UBE ビエンナーレ2018AIRプロジェクト部門 日常劇場 第1幕「ちんどん屋」
UBEビエンナーレ2018のAIRプロジェクト部門に出展された葛谷春光堂さんの「日常劇場 All the world’s a stage」に去年参加させていただきました。
その時にブログにまとめた各幕ごとの動画解説記事をnoteに転載します。
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スペインフェスタが開催されている宇部中央銀天街で、突然はじまった「日常劇場」
昭和30年代にタイムスリップしたような姿のちんどん屋さんの列がアーケードの中を進んでいきます。
私たちの「日常」に突然現れた「劇場」に、くぎ付けとなる現代の人々。
アーケードを抜け消けたちんどん屋は、中央大和ができる前にあった新川座の前を通り消えてきました。
このちんどん屋さん、娘と私、息子二人も参加しました。
私と息子たちはただただついていっただけですが。
私は他県出身なので、銀天街がにぎわっていた頃を知りません。
地元でちんどん屋を見たこともありません。
けれども、ちんどん屋さんに参加したことでにぎやかな頃の銀天街にタイムスリップした気持ちになりました。
この日常劇場、日常生活の中に突然「非日常」が入り込んでいきます。
しかし、その「非日常」は以前は宇部中央銀天街のこの場所で起きていた「日常」なんです。
宇部中央銀天街で青春を過ごした人やこの地で生活している人々はもちろん、私のような他県出身者でもどこか懐かしい、誰もが経験したような出来事を目の前でまるでテレビを見るかのごとく体験することができました。
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