この人とともに歩いていく
夫婦とは他人である。
価値観も考え方も違うので、腹が立つこともある。
私はもともと思ったことを言わないところがあるので、一人で悶々と考えては「こんなことは到底無理だろう」とかってに結論を出してしまうことも多い。
それでも、どうしてもやりたいことや夫の協力が必要なことになると、何日も考えた挙句に夫に話すことがある。
夫は決して私のやりたいことを否定はしない。
ただ、本気かどうかを会話の中で確かめる。
夫と会話しているうちに、自分の考えが変わってくることも多い。
私はやりたいと思うことに盲目になる傾向が強いので、夫との対話は冷静になる機会を与えられ、失敗するリスクが減るというメリットがある。
過去に盲目的に走っては、大きな失敗ばかりしてきた私にとって、この夫は必要な人なのだ。
普段は理屈っぽいとか、いろいろ腹の立つこともあるんだけど、この人と結婚して、家族になってよかったと心から思っている。
この人についていこうとは思わないけど、ともに歩いていこうと思う。
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