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令和6年度3年次編入試験体験記(国立大2校合格)大阪大学人間科学部進学

 こんにちは。kaedeと申します。今年度、私は3年次編入学試験を受験し国立大学2校に合格することができました。実は、この3年次編入試験への道のりは決して容易なものではなく、一度目は不合格の通知書が自宅に届きました。そして今年はリベンジの年、在籍している大学の3年次をすごしながら、挑戦した試験でした。これまでの私の経験が読者の方々の参考に少しでもなれば幸いです。

編入試験受験までの経緯

編入試験を受験しようと決意した理由

 私が編入試験を受験しようと思った理由は大きく2点あります。1点目に、大学受験を失敗し、自分のもともと勉強したいと思っていた学問分野を変更したことから、やはり勉強したいと思った学問を学びたいという思いでした。編入以前は経営学科に所属していましたが、もともと国際協力に興味があり国際協力学が学べる大学を編入学の志望校にしました。
 2点目に、周りの環境が高校時代とは違い高めあえる環境でなかったという点です。これは、大学入学後の授業や人間関係で想像していた大学生活と大きなギャップを感じました。さらに、自分自身が受験を失敗したという事実も影響していると思います。
 このような理由で編入試験受験を決意しました。


 

出願校

 先程述べたように、私は国際協力学(主に発展途上国の教育問題など)を学びたいと思っていたので以下の3つの大学に出願しました。

  • 大阪大学 人間科学部 (※TOEIC公式スコア)

  • 埼玉大学 教養学部 グローバルガバナンス専修過程

  • 上智大学 総合グローバル学科 (※英検準1級)

  以上3校を出願しました。上智大学総合グローバル学科は、既に大阪大学に合格していたため、受験はしていません。埼玉大学教養学部グローバルガバナンス専修過程は無事に合格しました。

編入試験へ向けた対策

英語の勉強について

私は、これまでTOEIC4技能、TOFLE、英検準一級を受験しました。英語の勉強方法は個人個人によって異なると思います。また、試験によっても対策が異なります。英語の勉強方法について詳しくはまた後日掲載しようと思います。TOEICに関しては、問題がパターン化されているので、すべての問題を丁寧に取り組むというよりかは、パターンを掴むことをおすすめします。例えば、パート5であれば、あてはまるものの形が形容詞、副詞、動詞、名詞など、()の中に必ず決まった形がくるものがあるので、すべての文は読まず、前後の単語、文脈で判断できるようになると短期間でスコアアップにつながると思います。また、言い換えの頻出用語を理解しておくことは、マストだと言えます。

試験対策

私は、試験対策として大きく二つのことを行っていました。一つ目は、専門科目対策として、受験校の大学が出版している本、また所属したい研究室の教授が書いた本を読み、理解し、アウトプットできるようになるまで、自分なりに落とし込むことです。多くの受験生はインプットを行うという行為は必ずやっていることだと思います。しかし、編入学試験は、インプットした知識を整理し、設問に対して自分なりに学術的に読み解き、アウトプットする能力が求められます。特に大阪大学人間科学部の編入学試験は、答案に決まった形の正解がはっきりとはなく、どのように読み解き、解釈し、自分の意見を論述するかということが重要だと感じました。
二つ目に、新聞を読むことです。私は、毎日必ず日経新聞を読むようにしていました。新聞を読むことは、時事問題に対する知識の習得だけでなく、小論文の際の語彙力の向上、文章力の向上につながります。編入学試験の問題のテーマは予想することが難しいですが、自分のひきだしを多く作っておくことで、どのような問題が出題されても、対応することができるようになると思います。

最期に

以上、簡単にざっくりと説明しましたが、編入試験は情報戦と言えるため、編入試験に関する情報が少しでもほしい人々の役に立てたらいいなと思い、急いでこのnoteを作成しました。より、具体的な対策については、需要があれば投稿しようと思います。編入学試験に臨む人々は、苦しい経験をした人が多くいると思います。そして受験勉強、受験期間も自分と戦い、周りに流されず、日々頑張っている人が多いと思います。不安でいっぱいな日々を私は過ごしてきました。そんな人々のお力に少しでもなれたら幸いです。応援しています。








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