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パラレル多言語ワールド

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ベルギー生活の中で感じた言語にまつわる思いつきを独白してみます。
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#ノルウェー語

Duolingoという教材 -ノルウェー語とフランス語と・・・ちょこっとギリシャ語-

最近、Duolingoを使い始めました。かれこれ一ヶ月近くになるでしょうか。日本語学習者に限らず、「Duolingoで勉強し始めました!」というのをよく耳にするので、どんなものか知りたかったというのが理由です。そしてそれ以上に、そもそもヨーロッパ言語話者にとっての日本語など、全く系統の異なる言語をこのようなお気楽無料アプリで習得できるのかを知りたかったというのもあります。 最初はノルウェー語でスタートし、その後、フランス語を、最近、ギリシャ語も追加しました。それぞれの言語との

北欧三言語の見分け方、『土佐日記』で分析してみたw

ノルウェーを舞台にした創作小説を書いているんですが、ちょっと実験的に、心象風景を読者の皆様と共有するために画像を貼ったり、BGMとしてノルウェー語の音楽動画を貼り付けたりしています。 音楽を探すとき、曲名を見て毎度頭を擡げる疑問が「この曲名、ノルウェー語?スウェーデン語?デンマーク語?」というものです。歌そのものを聞いても違いがわからないのでw。 ということで、ここで一旦、テキストからノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語を峻別する方法を再確認しておきたいと思います。

オランダ語がわかる人のためのノルウェー語講座っぽいものw

何の社会的貢献もできないような独白垂れ流しです。 仕事で使うオランダ語とただ単に趣味として関心のあるノルウェー語ですが、この両語はゲルマン語派として一つのカテゴリーの中に置かれています。ただし、オランダ語は西ゲルマン語群、ノルウェー語は北ゲルマン語群として下位分類されていて、違うと言えば違います。 同じ苗字を名乗る親戚、でも住んでいるところが違う別家族のような関係にありますが、オランダ語が理解できてもノルウェー語を聞いてみると何も聞き取れません。恐らく、逆も然りなんではな