炎上のメンタリストDaiGo 彼のその言い訳について思うこと。


メンタリストDaiGoの差別発言が炎上している。その内容についてはここでは書かないが、炎上した後の配信での彼の言い訳がこれだ。
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「自分の家族とホームレスと、どっちかの命しか救えませんってなったら、自分の家族の救うじゃないですか。命は平等っていうけど、優劣は全然ある」

「ぼくら1人1人から見たら、意味がない人間っていますよね。僕からしたら、猫が好きだし、猫の方が人生にとって重要度が高いので、生活保護の人たちとか、ホームレスの人たちに、保護するお金とかを出すんだったら、社会的にそうするべきっていっているわけではないですよ、
個人としては、猫の方に税金使って欲しいって思っちゃうけどっていう話をしたってことですよ」
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この主張自体は分かる。
社会全体のことでなく、自分個人の話なら、命に優劣はつけてしまう、そういう話だろう。

アフリカでは毎日、難民が飢えて苦しみ死んでるが、いったい日本でどれだけの人間がその人達に思いをよせているか。ましてや何か行動を起こしているか。
遠い異国の無関係な人間の命より、飼ってるメダカの命の方が大事、なんて人はいくらでもいる。

DaiGoの言いたいことはそういうことだろう。

しかし、そういう話がしたいだけなら、なぜ具体的にホームレスとか、生活保護の人たちのことのみを言及して、「いない方がいい」などと言ってしまうのか。
ましてやそれを殺害することも構わないと取れるようなことを言うのかが分からない。

「自分にとって大事じゃない人のことなんて知ったこっちゃない」ということと、特定の人たちを名指しして「不要だから排除すべき」ということには天と地ほどの差がある。
なぜ、彼はそれが分からないのだろう?

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