「音の記憶」

WEDNESDAY PRESS 060

縁がありパナソニック株式会社のテクニクスブランド事業担当参与にして、2025年日本国際博覧会協会理事でもある小川理子さんと少し話をする機会を得た。あのテクニクスブランドを復活させた立役者であり、これからは万博に向けて仕事をされている女性である。またジャズピアニストとしても活躍、CDも何枚もリリースされているアーティストでもある。

音楽の話と食の話題が心地よく交差する。
どこかで繋がるものがあるとずっと信じていたし、可能性があると思っていた。例えばレストランの話だが、建築、内装はもちろんのこと椅子の高さや材質には色々考える。最近は照明のプランナーが参加し、証明にも相当気を配るようになった。しかし、音というか音楽についてはなかなかそこまで考える料理人が少ない。極くわずかの音楽フリークの料理人が心を配っているという状況でもある。

「音と食が結びつくイベントできますよね」
「味覚と聴覚はきっと繋がっていると思います」
思えば音楽も食も一瞬にして時空間を超えることができる。
そのような経験は誰しもあるはずだ。

そんな思いの深い小川理子さんとの話は盛り上がりをみせた。
偶然中学校が同じで、僕がもちろんのこと先輩である。
別れる時にいただいた「音の記憶」という著書と「BALLUCHON」というCD。
いま、僕の部屋ではこのCDが流れている。

音と食のイベント、実現させます!

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