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【回顧】スプリングS(GⅡ)

▶️パドック回顧

①エン
気配はいいし、毛艶もいいが馬体にメリハリない。

②シルバーエース
前脚の捌きが軽く、首もよく使えて歩けている。トモも大きい。1800mというよりマイルかも?

③ヴェルトライゼンデ
相変わらずいい常歩。首・背中使って歩けている。ただ490kgの割に馬体に迫力がない。パンとしてないせいか?脚元の感じだと軽い芝の方が合いそう。

④ココロノトウダイ
普通によく見えた。取り立てていいところある訳ではない。-8kgだがまだ余裕のある体つき。

⑤ファルコニア
写真で見てた通り腰高でまだ成長途上。トモも流れ気味で腰ももっとしっかりしてくると良いか。全兄トーセンカンビーナも同日阪神大賞典で好走したように時間のかかる血統なのかもしれない。

⑦ガロアクリーク
これはパドックからでは買えない。この馬体と歩様でどうして調教であんな伸びやかに走るのか不思議。皮膚が艶やかで伸縮性はありそうだけど。よく分かりません。

⑧アオイクレアトール
集中して気合いも乗って周回できているし、悪くはない。マイルか短い方がいいかもしれない。

⑨サクセッション
こちらは過去レース見てるとマイラーなのかと思いましたが、パドックは抜群。豊満なトモが見事。雰囲気もいい。なぜファルコニアの方を上位にしたのか今さら謎。

1~3着の馬体重  496, 490, 510kgと大型馬が独占。

▶️レース回顧

前半1000m1:03.2と予想よりも遅い流れ。最後は瞬発力勝負に。フラワーカップとスプリングSが同コースなのに微妙に傾向が違う理由が分かった気がします。

1着ガロアクリーク、道中しっかり集中して回れた。スローなのも良かったのか、重賞でもついていけた。ゆったり構えられるペース、距離がこの馬には向いていると思う。馬体重の割にバネのある軽い走りをする馬で、今回馬体絞ったのがまた良かったのかもしれないが、キンシャサノキセキ産駒でこんな瞬発力勝負に対応できたのが不思議。ヴェルトライゼンデに迫られてもうひと伸びする勝負根性を見せた。調教がとにかく良かったので▲には推したものの、諸々不思議な馬。ヒューイットソンの強気のコーナー攻めも相まった勝利だろう。

2着ヴェルトライゼンデ、この馬としてはとても物足りないレース。十分力は見せたものの、もう少しスロー見越して早めに加速始めても良かったと思う。ファルコニアが動いたのを見て外に出していくも、直線ではスパッと切れず。前哨戦だし及第点か。道中から手応えでいえばさほど良くは見えなかったし、叩いて本番に期待。

3着サクセッション、マイペースで後ろから瞬発力勝負となるとマイルで末脚見せてきたこの馬にはもってこいの展開。馬体の感じからマイル以上でもこなせそうな印象。ヒューイットソンに先にインを取られ外を回すことに。そこの差だと思う。

4着ファルコニア、こういうペース・馬場よりも綺麗な馬場でスピード勝負の方が合いそうな印象。早めにマクっていき、先頭争いに加わったが伸び欠く。もう少し成長を待ちたい。

それ以外は特筆する馬無し。レースレベルも高いとは思わない。




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