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デザインと心理学

初めまして。
カチップでデザイナーをしている登坂です。

2019年は我が社も情報発信の年にすべく、私もnoteにて記事を書かせていただくことになりました。少しでもご覧いただけた皆さんのお役に立てれば幸いです。

さて、年末から年明けにかけてうっすらと考えていたのは、これまで以上に自分のデザインに意味を持たせていくこと。そこで、学生時代に専攻した心理学にもう一度目を向けてみることにしました。ですが、いかんせん心理学を学んでいたのは10年以上前のこと。デザインと心理学の関係についてなるべく分かりやすい本はないだろうか...と探していたときに出会ったのがこれ。

[買わせる]の心理学 消費者の心を動かすデザインの技法61

一つ一つの心理学的な観点が、具体的なWEB制作の技法やマーケティングの例と合わせて解説されていて、とても分かりやすい良書だと思います。デザイナーとしては仕事をしているうちに自然に身についた手法も多いですが、そこに心理学的な根拠付けをしてくれます。そんな中から、ちょっと気になったものをご紹介。

カリギュラ効果 / Caligula Effect
カリギュラ効果とは、禁止されるほどやってみたくなる心理現象のこと。過激な内容のため、一部地域で公開禁止になった『カリギュラ』(1980年、日本公開)というアメリカ・イタリア合作の映画が語源である。(62pより)

情報商材系のサイトでわりと見かける「〜したくない人は見ないでください!」的なアレが分かりやすいかと思います。かなりとんがったランディングページでしか使えない表現なのかなと思いましたが、考えてみれば、某有名化粧品メーカーの「初めての方にはこの商品をお売りすることができません」もこの心理効果をうまく利用しているのかなとも思わされました。堅めのサイト制作案件でも、表現の仕方によっては意外とうまく使えるのかもしれません。

またデザイン×心理学ネタがあったらシェアしますね。

それでは。

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