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振り返り

先日長年使い続けたiPhone5s(2013年発売。。。)が突然寿命を迎え、
iPhone11proに買い替えました。(ちなみに上の写真はそのiPhone11proで撮影したiPhone5sです。フィルターなども一切かけてませんが、綺麗でしょう?)

iPhone5sを使っているなど客先で言うと、嘘でしょ
という表情をされる気がしておりますが笑、
これでも以前はiPhoneが発売されるたびに最新のものに買い替え
ていたし、iPadやAndroidも常に最新のものを使っていました。

なぜなら、2010年に独立した当初、弊社の事業は
「スマートフォンに特化したアプリ・サイト制作」だったからです。


スマートフォンに特化したことで良かったことがいくつかありました。
その一つはUIに注力できたことです。

PCサイトはあるけどスマートフォンサイト(SPサイト)がなく、
スマートフォンサイトを新たに立ち上げるというニーズが
その時はありました。

その際、ブランディングの要素を含むサイトのトンマナは
既にあるのでそれを踏襲すればよく、僕はUIに
注力してサイト設計をすることができました。

スマートフォンサイトのUIに特化することで、
その領域で深堀して考えることができ、設計に反映できていたのが
良かったと思います。

今はアプリの案件は少ないですが、当初はアルバイトan
(残念ながら昨年終了してしまいました。)のiPhone、iPadアプリのデザイン、開発をお任せ頂き、二年ほど運用もしました。
その際もまだ世にない(はず)新しいUIを考案し、(優秀な開発者の尽力により)導入することができたのも、UIに注力をしていたからです。

あと、これはおまけですが、スマートフォンサイト制作の本の執筆を
お手伝いさせて頂いたのもそこに特化していたからかと思います。

HTML5+CSS3で作る スマートフォンサイト実践デザイン入門
https://www.amazon.co.jp/dp/4797372427/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_ug1oEbQXA7F6C

その後にレスポンシブが普及するなどし、SPサイトだけ作るということも
当初よりは少なくなり、スマートフォンに特化、というわけにもいかなくなったこと、UI/UX改善のベンチャー、UNCOVER TRUTH社とのお仕事でUI/UXに領域が拡がり、今に至ります。

しかしよくよく考えると、UIに注力したのは、僕がグラフィックではなく、
それまでにも企画や設計をやってきたからであって、もしグラフィックをやっていたら、そもそもスマホに絞るのではなく、WEB領域のブランディングに注力しようなど、別のことを考えていたかもしれません。

そうするとはじめは自分の得意領域でやろうとしただけ、とも言えそうです。

話は変わりますが、今弊社ではデザイナーはWebデザイナーで、
UIデザイナーとかUXデザイナーという言い方はしていませんが、
得意分野はそれぞれにあり、注力する領域を決める、というのも
一つかなと、書きながらそう思いました。

本日はここまで。

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