みんはいとうけつせんげん
仲間割れの類ではないので、邪推好きの期待には応えられない。
みんはいを始めたのは一昨年の夏。コロナ自粛まっさかりで、旅行も外出も通勤もままならない時期であった。特異な夏休み、クリスマス、お正月の気晴らしとして、みんはいは軽くムーブメントを起こしたと自負している。
その後も長引く自粛期間を通じ、みんはいは規模、範囲ともに順調に成長させてきた。参加者はコンスタントに100人を超え、昨春からは定型詩ビックバンとして短歌大会や川柳大会に範囲を拡張。「こっそり都々逸」「曲から一句」「こっそり返歌」「やらかし川柳」「チルドレン部」などスピンオフ企画も回を追うごとに充実してきた。オープニング、エンドロール、二次創作企画など、創作分野を超越した交流も大成功であった。
ひとえに、参加者、クルーの皆さんのおかげでしかない。
ところがここに来て、少し状況が変わっきた。
会社員の通勤、子供の通学が再開されるなど、環境が通常モードに戻るにつれ、クルーのみなさんたちの負担が大きすぎるのではないかと危惧するようになってきた。私自身、葬式やら転勤やらで、自粛解消以外にも環境変化が大きく、みんはいへの集中力が以前よりも維持しずらくなっている。ミスが増えて、バックアップしてもらうことが増えた。
みんはいクルーは、本当に真面目で責任感の強い人ばかりだ。手を抜くことを知らない。「楽しむことだけがルール」と言ってきたものの、無理をさせてるなぁと感じることが増える。なにせ、開催期間がほぼ1ヶ月、プレ期間が1ヶ月、準備など含めると、ほぼ1年間かかりっきりの企画。このままでは持続可能ではないとの判断をした次第である。
あくまで「凍結」宣言で、終了宣言ではない。
生きているうちに瞬間凍結した魚は、解凍すればまた動きだす。1ヶ月か、1年か、3年かはわからないが、範囲や頻度や期間ややり方を見直した上で「解凍宣言」を出せればと考えている。ちなみに、過去には「閉店宣言」を出し、一ヶ月以内に撤回したことがある。
次回夏大会は9回目のみんはい。
足かけ3年、高校の部活と同じくらいの時間を濃密に過ごした仲間たち。
かけがえのない私の宝物。
励みになります。 大抵は悪ふざけに使います。