12月3週週間展望⛅️→🌤


○日本市場
12/13から12/17の日本株市場はもみ合いからやや上向きそうかなって見ています。
オミクロン株への過度な懸念は後退したものの月曜日日銀短観で企業が自社の業況や経済環境の現状・先行きが分かります。先物アゲアゲなだけに出鼻挫かれないような結果を出してほしいですね。
また、火曜日には米国FOMCを控えているので28900あたりの抵抗線を上抜くのはFOMC後かなって思ってます。
昨日ツイートした投資家主体別売買動向では東証の売買代金の6割超を占める外国勢がこの1ヶ月ずっと売越しでした。
ここからの2週間が正念場です。外国勢が節税対策もあって今日本株を売りまくっていますがクリスマス・ラリーで統計的には来週末あたりには反転して買い越して来ると予想しています。
日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が高めに推移し、市場の急変への不安感が高まっているので上値は重い印象です。
ただ日経平均25日騰落レシオが72と売られ過ぎ水準に来ているので自立反発局面と見るのが妥当です。
金曜日の日銀政策発表もあるのでやっぱりもみ合いからやや持ち直しが濃厚ですかね。

○米国市場
米国市場もFOMC前後でもみ合いの展開をそうていします。オミクロン株の楽観論が浮上するものの、FRBはテーパリング(量的緩和縮小)のペース加速を表明するか否かが焦点となります。
インフレに関する文言も修正の可能性がありタカ派なFOMCになりそうだ。
オミクロン株は、弱毒性であるとの見方やワクチン3回摂取でリスク軽減という情報もあるが北欧の感染者急増や南アフリカは死者数が増加しているというデータもありまだ判断はできないかな。

○中国市場

中国恒大のデフォルト問題に対して広東省政府が作業チームの派遣に踏み切り、当局主導のリスク対応が実行段階に移ったことで市場は落ち着きを取り戻している模様。
ただ中国不動産バブルの崩壊は濃厚なので第二の中国恒大も出てきそう。
中国恒大は上場来安値更新していましたが香港市場は持ち直しの兆しが出ています。
多分中国恒大はいずれ完全にデフォルト→倒産が既定路線でそれが来年まで延命されただけだと思う。

(後藤達也さんツイート引用)

⭐️注目セクター・要注意セクター
(注意セクター)
・HISショックで旅行関連

(注目セクター)
・金融関連
・レーティング引き上げの海運業
・メタバース・NFT関連
・倉庫・運輸業
・直近IPO
12月20日からIPOラッシュです。ただ短期資金は新しいものを求めるのと明暗がはっきりするので公募価格2倍以上のIPOの初値買いはVCのロックアップ解除の特売りが出やすいので注意です。

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