【12月4週目週間天気予報】⛅️→🌤

○日本市場

12/20~12/24の世界市場はもみ合いの展開をよそうします。海外投資家がクリスマス休暇入りする時期で、市場参加者の減少が見込まれるので薄商いの展開となりそうです。
こういった状況だと先物主導で振り回されるけど基本的には上目線で良いと考えます。

12月2週目まで海外勢は5週連続の売越し、個人の売越しはそれぞれクリスマス休暇前のポジション解消とIPOラッシュ前の現金化とすると説明がつきます。

日経平均PER、PBRやバフェット指数を日米で比較しても相変わらず日本株は割安で放置されたままで暴落が起きたなら震源地は米国で日本は巻き添いになるといった流れが現実的なシナリオです。

さて、今回の暴落の一因となったのは12/15のFOMCです。テーパリングの加速が発表されすぐに株価を押下げることはないと考えるが、長期的には上値抑制要因となる事は確実です。

(後藤達也氏ツイート引用)


今回のFOMCの内容はタカ派寄りな内容で来年の利上げ見通しについては従来の1回から3回に増加。ですが市場は想定内と受け止められ、金利上昇も限定的だったことから買いが優勢になり、ハイテク株中心に大幅高となったこともあり、東京市場でも半導体関連を中心に買いが入り、日経平均は606.60円高と心理的な節目の29000円を回復。
 しかし、週末は一転して520.64円安と大幅反落。英国中央銀行が予想外に利上げに動いたこともあり、世界的な利上げムードが改めて意識されたといった感じだと解釈しています。
他にも岸田首相が企業の自社株買いの制限に関するガイドラインの設定を示唆したことが、投資家心理を悪化させるなど政局が足を引っ張っている印象です😢

日経平均の価格帯別出来高でみると29,000円前後が多く、節目の29,000円に接近する場面では戻り売りが予想されます。現在は上値を追うような材料に乏しいと思われ、米国株式市場に追随するような展開になりそうです。
今日から始まる師走のIPOラッシュですが12/24までに24社が新規上場する予定でかなり資金分散が予想されます。
またIPO分析のサイトを見る限り低評価IPOが多く、暴騰する銘柄はごく一部に限定されそうです。

また、新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」に対する警戒感が高まっていて今後も動向を注視する必要がありそうです。

個人的には直近暴落しているマザーズ市場ですがセルランもピークに近づいていて下げ余地が少ない事からぼちぼち底で拾いに行きたいなって思ってます。

○世界市場

https://t.co/qPOcGUAfTD



・上院民主党が今週中の財政支出計画の採決を目指していてプラス材料になるかどうか
・「ハイテク・グロース売り、景気敏感・金融等バリュー買い」の流れが年初にかけて始まるか注目
・本日決算の米半導体マイクロン・テクノロジーに注目👓→DRAM価格上昇のピークアウトなど業績鈍化したら日本の半導体もそろそろピークアウトする可能性が出て来ます。


○中国市場
・中国恒大のデフォルト問題が最終局面入り。
ただ中国不動産バブルの崩壊は濃厚なので第二の中国恒大も出てきそう。
・2月に迫る北京五輪の外国的ボイコット相次ぐ
(ロシアは参加表明、こちらは年明けにウクライナに軍事進行する恐れ)
・米国の制裁に対抗措置を取る可能性あり。

⭐️注目セクター・要注意セクター
(注意セクター)
・オミクロン感染拡大懸念で旅行・運輸・空輸関連
・船🚢関連は多分月曜日全部やられそう

(注目セクター)
・旅行・運輸・空輸関連(感染拡大前の駆け込み需要もありどっちつかずの状況、年末年始どうなるかが焦点)
・金融関連(来年に向けて中長期)
・メタバース・NFT関連
・直近IPO(ハズレも多い)
・クリスマス・年末年始前に小売業

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