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23.02.13(月)次期総裁植田氏


取引開始前の見通し

今日の日経平均株価は、上値の重い展開が想定される。

前週末の米国市場でハイテク株比率の高いナスダック総合が下落した流れを受け、東京市場でもハイテク関連の一角が売られそうだ。

明日には日銀総裁人事案や1月の米消費者物価指数の発表が控えていることから、投資家の様子見姿勢が強まり、積極的な上値追いは限られそうだ。


日経225 5分足

始値27,550
高値27,570
安値27,266
終値27,427


今日の流れ

マザーズが続落、米金利高など重し、マザーズ総合が前営業日比2.11%安と続落した。

米長期金利の上昇基調が重しとなったほか、米消費者物価指数の公表を前にポジション調整の売りが指数を押し下げた。

円安が支援後場の日経平均は下げ幅を縮小している。

ドル/円が132円台へとドル高/円安に振れる中、輸送用機器がプラスに転換している。

一方、銀行は上げ幅を縮小している。

14日に1月米消費者物価指数の発表が予定され、全体相場では今日と明日は模様眺めが強まりそうだ。

米CPIは、直近の景気指標などから強めの結果への警戒感がくすぶり「市場予想を上回るよ
うなら、米利上げ長期化の思惑が高まりかねない」との声が聞かれる。


日経平均は安く始まった後、200円安程度に下げ幅を拡大したが、いったん下げ止まった。

日銀人事を巡る先週末の報道はひとまず消化したようだ。日銀人事を巡っては前週末、政府が次期総裁に経済学者の植田和男氏(元日銀審議委員)を起用する方針を固めたと報じられ、直後に日経平均先物が不安定な値動きとなる場面があった。

市場では「(植田氏は)中立からややハト派の見方が多いようだ。

イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の解除はいずれ手掛けるかもしれないが、すぐに利上げに向かうという話でもなく、さほど警戒する状況ではないだろう」との声が聞かれた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが580銘柄(31%)、値下がりは1164銘柄(63%)、変わらずは91銘(4%)だった。

今日の取引

#NOTE
5243
#免疫生物研究所
4570
#エディア
3935
#住石ホールディングス
1514

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