YouTubeで出会った眼科医から教わった人生をよくするための緑内障治療〜手術を受けて
初めまして。
Note初投稿、アラカンのキララです。
これは緑内障手術を受けた私の体験談です。
手術をして下さったのは、二本松眼科病院医師、平松類先生。
簡単にご紹介させていただきます。
平松先生は「緑内障神業手術」として新聞に紹介され
「眼科の名医10人」に選ばれています。
数々のメディア出演や出版活動をされており、わかりやすい解説には定評があり
日本全国から患者さんがいらっしゃるカリスマ眼科医。
ご多忙の中、YouTubeでもたくさんの情報発信をして下さり、
フォロワー数は30000人近くいる人気ユーチューバーでもあります。
平松先生のYouTubeを知る前の私はのんきな緑内障患者でした。
緑内障は40代以上の20人にひとりが発病し、日本人の失明原因第1位
と言われている病気なのに、軽く考え5年という歳月を過ごしました。
今回のことで目のケアの大切さ。
病気は医師だけに任せるのではなく、自分でも知識をもち、
共に治療することの大切さを学んだのでお伝えできたらと思います。
2016年2月 発病
突然の高熱と共に右目がかすんで見えにくくなりました。
全く何の前ぶれもありませんでした。
翌日、念のため近所の内科を受診。
するとすぐに眼科に行くようにと言われ、
その足で眼科に行ったところ緑内障との診断。
即大学病院を紹介され、数週間後にはレーザー治療を受けました。
緑内障についてもレーザーについてもほとんど知識がないままの私は
全て医者任せでした。
その後は年2回の大学病院での診察。
目薬がなくなると近所の眼科受診をしていました。
今思うとこの5年間、目薬のつけ方も間違っていましたね。
若い時から視力はとても良く、レーザー後は今まで通り見えていたので、
たいしたことないと思い、何も気にしていませんでした。
(視力がいいことが目がいいことではない、と後に
平松先生の著書「失明しない習慣」で知りました)
2020年年7月
時々右目がかすむようになり徐々に眼圧が高くなってきました。
2020年12月
大学病院の診察時に
「眼圧が21。手術しないダメですね。入院は1週間です」と言われました。
のんきな私もさすがにこの言葉にはショックをうけ、
発病から5年、初めて緑内障と真剣に向き合いました。
ネットで緑内障のこと、手術のことを調べ、
以前買ってそのままになっていた緑内障の本も読みました。
ある日YouTubeで目の情報をたくさん発信している眼科医を知りました。
それが平松先生でした。
ユーチューバードクター?と初めはちょっと疑ったものの(先生ごめんなさい‼️)真剣に伝える平松先生の熱意を感じ、動画を見まくりました。
こんなにも一生懸命たくさんの情報を伝えて下さる医師っているのでしょうか?
今までいかに軽く考えていたのかと、頭を殴られたような気持ちになりました。
緑内障のメカニズム、治療の受け方、目薬のさし方など、
本当に色々なことを伝えて下さっています。
何のために治療をするのか?
全てはあなたが幸せに、楽しく、よりよく生きていくため‼️
自分の人生をよくする為の治療‼️
この言葉に心を打たれ平松先生にぜひ診て頂きたいと思いました。
2021年1月
近所の眼科医に、他の先生のご意見もお聞きしたいので、
と紹介状をお願いしました。
そして二本松眼科へ平松先生の診察を受けに行きました。
どんな手術を勧められたの?と聞かれてもわからなかった私。
5年も患っていたのに正式な病名も知りませんでした。
緑内障にも色々なタイプがあり、私は閉塞隅角緑内障との診断。
このまま何もしないといずれ失明するかもしれないと言われ、
素人の私にもわかるようにアイステントという手術の説明をして下さいました。
それから2週間後、手術を受けました。
手術当日の診察時「良くなりましょうね。しっかりやらさせていただきます」の
先生の優しいお言葉に、緊張もほぐれ頑張ろうと思いました。
先生のYouTubeには手術に関する動画もありそれを何度も観て
ばっちり予習したので不安感はありませんでした。
手術中はボーっと遠くを見る!先生の指示で首を横に向ける!など。
痛みはほとんどなく、心地よい音楽が流れているなあ〜
と思っているうちに終了。
時間にして20分位だったように思います。
手術後、看護師さんから手渡された先生からのお手紙。
手術後に先生からこんなにも心温まるお手紙を頂けるなんて......
ただただありがたく、涙が出るほど嬉しかったです。
ここまで患者目線に寄り添った医師に出会えたことに
心から感謝した瞬間でした。
入院は1泊。
妙に落ち着く病室に、我が家にいるのと同じくらいゆっくり休めました。
それは外来や病棟の看護師さんをはじめとして、スタッフの皆さまの
患者に寄り添うお心遣いからだと心から感謝しております。
また、いい意味で衝撃を受けた入院食。
(これは別記事でじっくり書きたいと思います)
本当にいい病院です。
昭和生まれの私は病気になったら病院に行き、
医者の言うことを聞いていればいい!といい思っていました。
でもネットが発達した令和の時代は、
患者側も知識を持ち共に治療に臨むことの大切さを学びました。
緑内障治療はこの先もずっ〜と続きますが、
これは私の人生で頑張ることのひとつ。
くよくよしても治るわけではないので、
明るく笑顔でこれからもこの病気と向き合っていこうと思います。
普通に目が見えることって当たり前のことではなく幸せなことですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?