4/16の東京市場展望～株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
先週末の米株大幅安に加え、イランによるイスラエルへの報復攻撃が実施されたことで地政学リスクも意識され、昨日の日経平均株価は大幅安スタートから一段安を強いられる場面がありました。
ただ、全く新しい材料という訳ではなく、市場は徐々に織り込みつつあり、3月末に売り越していた個人投資家を中心に押し目買い意欲が強かったことも重なり、売り一巡後は徐々に下げ幅を縮小。
プラス圏を見る場面は無かったものの、引けピンで終えました。
その流れを継げるかという処ですが、昨晩のNY市場では、小売売上高が予想を上回り利下げ期待が後退し、イスラエルがイラン反撃の意向を示唆したため中東情勢の一段の緊迫化も警戒され、主要3指数は揃って続落。
ダウ平均は6連敗、ナスダックは1.79％の大幅安となりました。
ドル/円は34年ぶり水準までドル買いが進み、154.20円台へと円安進行したものの、大証夜間は38,700円、シカゴ値は38,705円と今朝の東京株式市場は多くの銘柄で売りが先行するスタートを強いられそうです。
外部環境は先週末と似たような格好で、昨日同様、今朝もほぼ全面安の寄り付きが想定されます。
昨日は見事な粘り腰を見せましたが、本日も安寄り後の展開や引け方が重要になります。
日本時間の前場11時には、中国3月小売売上高、中国3月都市部固定資産投資、中国3月工業生産、中国1-3月期GDPの発表が予定されており、この近辺の時間帯では何かしらの動きも想定しておかないといけません。
その他、今晩には独4月ZEW景況感指数、米3月住宅着工件数、米3月建設許可件数、米4月NY連銀ビジネスリーダーズサーベイ、米3月鉱工業生産・設備稼働率の発表が控え、衆院東京15区､長崎3区､島根1区で補欠選の告示があり、[175A]Will Smartがグロース市場に新規上場します。
※「本日の東京市場展望」は火曜日＆水曜日にnoteで紹介します（会員サイトでは毎日更新）
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