7/3の東京市場展望～株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
24時間前にCME225先物の数値を見て、評価不足や違和感を感じた方は少なくなかったと思われますが、日経平均株価は安寄り後まもなく切り返し、その評価不足を訂正するように上値を追い始めました。
結果、ザラ場としては4月4日以来、引け値では3月28日以来3ヵ月ぶりの4万円大台回復を達成しました。
銀行や保険といった金融株買いに、円安を受けた輸出株物色という強い状況でした。
昨晩のNY市場は、パウエルFRB議長がECBのフォーラムに出席し「物価はディスインフレ傾向再開を示すようになった」と述べ、市場はポジティブな反応を示しましたが、米雇用統計を週末に控えた様子見の雰囲気が強い中、主要3指数は揃って続伸。
S＆P総合500種は5500ポイントを上回り、引け値ベースでの最高値を更新しました。
ドル/円では、一時の161.20円台からは戻したものの、161.40円台へと円高が進んでおり、大証夜間は40,240円、シカゴ値は40,260円と市場関係者の関心が次第に企業業績や日米の金融政策イベントに向かうことが予想され、様子見ムードが強まりやすい中、今朝の東京株式市場は買い優勢のスタートが見込まれます。
昨日、ほぼ陽の丸坊主で終えただけに、本日高寄り後引け方に注目が集まります。
なお、本日は新紙幣が発行され、今晩には米6月ADP雇用統計、米5月貿易収支、米5月製造業受注、米6月ISM非製造業景況指数が発表され、6月11・12日開催のFOMC議事録が公表されます。
※「本日の東京市場展望」は火曜日＆水曜日にnoteで紹介します（会員サイトでは毎日更新）
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