9/24の東京市場展望～株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
日銀は20日まで開いた金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めましたが、引け後15時半からは植田和男総裁の記者会見があり、確認しておきましょう。
今後の政策の見通しについて「現在も実質金利が極めて低い水準にあることを踏まえると、経済・物価の見通しが実現していくとすれば、それに応じて引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる」と述べ、経済・物価の情勢をみながら利上げを検討していく考えを示しました。
利上げの検討にあたってはアメリカ経済や不安定になっている金融市場の動向を慎重に見極めていく姿勢を強調。
年内に更なる利上げが行われる可能性があるのか問われたのに対しては「特定のタイムラインやスケジュール感を持ってここまでに確認するというような予断を持っていない」と述べ、明言を避けました。
東京市場休場中のNY市場は、ソフトランディング期待に買いが入り、ダウ平均は2連騰と連日で史上最高値を更新し、ナスダックは負け・勝ちで1勝1敗でした。
20日と23日の2営業日トータルでは、ダウ平均が99.46ドル高、ナスダックは差し引き39.72ポイント安、S＆P総合500種がプラス4.93と高安まちまちでした。
ドル/円は144.40円台から143.10円台まで上下に振れ、143.50円台へと円高が進み、大証夜間は38,090円、シカゴ値は38,115円と今朝の東京市場はショートカバーが進む展開が想定されます。
なお、本日夕方には独9月IFO企業景況感指数、今晩には米7月FHFA住宅価格指数、米7月S＆Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、米9月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)が発表されます。
※「本日の東京市場展望」は火曜日＆水曜日にnoteで紹介します（会員サイトでは毎日更新）
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