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8/6の東京市場展望~株エヴァンジェリスト朝刊レポートより

おはようございます。
株エヴァンジェリストです。

会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。

年初から日本株は、米株高・円安進行・新NISAによる資金流入、これらを見込んだ海外勢の買いにより大幅上昇劇を演じてきた訳ですが、その中の米株高と円安が崩れ、ここにきて急調整相場を強いられています。
特に円高一服の影響が大きく、ここが止まらないと株価も落ち着かないでしょう。
昨日の日経平均株価は4,451.28円安とブラックマンデー翌日を抜き過去最大の下げ幅を喰らい、商いも7兆9,600億まで膨らんでおり、「セリングクライマックス」とも取れる環境にありますが、それは先週末にも言えることで、引き続き下値支持を模索する流れにあります。

昨晩のNY市場では、ISM製造業景気指数に加え、米雇用統計も米労働市場の急速な冷え込みを示したことから、市場では先行きへの警戒感が強まっており、主要3指数は揃って3営業日大幅続落。
下落率は、ダウ平均が2.60%、ナスダックは3.43%、S&P総合500種は3.00%にまで膨らみました。
ドル/円は144.10円台まで円安に振れており、大証夜間は33,270円、シカゴ値は33,190円と確かに昨日時点で米株安は織り込んでいましたが、これだけの下げを受けCMEが現物比1,700円超上。
ただ、直近の日本株が下げ過ぎなのは明らかで、ボラタイルな展開になると上にも下にも行き過ぎるものです。
決め付けるのではなく、流れに合わせることです。
本日の東京株式市場はショートカバー、値頃感からの買いが進むスタートが想定されます。
そして、どこまで戻して大引けを迎えられるかになります。
なお、寄り前には6月毎月勤労統計、6月家計調査、今晩には米6月貿易収支が発表されます。

※「本日の東京市場展望」は火曜日&水曜日にnoteで紹介します(会員サイトでは毎日更新)

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