7/23の東京市場展望～株エヴァンジェリスト朝刊レポートより
おはようございます。
株エヴァンジェリストです。
会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。
半導体関連株の他、所謂「トランプ・トレード」の流れで上昇していた防衛関連株に利益確定売りが出たというのが昨日の東京株式市場でした。
ある意味当然の流れですが、そのような環境下、日経平均株価は売り先行のスタート後も下げ幅を拡げ、日足ローソクは陰線示現。
あっけなく25日線がレジスタンスに変わってしまったような状況ですが、そこまで悲壮感は漂っていない印象です。
ただ、東証プライムの騰落銘柄数は値上がり236銘柄に対し、値下がり1376銘柄とほぼ全面安。
底入れに向かうかといった状況です。
昨晩のNY市場では、バイデン大統領が日曜日に大統領選からの離脱を表明し、ハリス副大統領を民主党候補として支持したことで、市場は影響を推し量っているところですが、値ごろ感からの買いにハイテク株が回復し、主要3指数は揃って反発。
ナスダックは1.58％、S＆P総合500種は1.08％の大幅反発となりました。
ドル/円は一時156.20円台まで円高に振れるも156.90円台へ往来となり、大証夜間は39,870円、シカゴ値は大証日中比470円高の39,950円と今朝の東京市場は買い先行のスタートが見込まれます。
全体・主要指数はまだまだ波乱含みですが、市場の関心は徐々に決算発表に移っていきます。
本日の[6594]ニデック、[7211]三菱自動車工業、[6999]KOAなどを皮切りに発表企業は徐々に増加し、来月9日をピークに14日まで続くスケジュールです。
なお、今晩にはトルコ中銀政策金利、ハンガリー中銀政策金利、米7月リッチモンド連銀製造業指数、米6月中古住宅販売件数、ユーロ圏7月消費者信頼感が発表されます。
※「本日の東京市場展望」は火曜日＆水曜日にnoteで紹介します（会員サイトでは毎日更新）
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