3799 キーウェアソリューションズ / 810円以下は買い!?の理由。[2021/06/28早朝更新]

以下いろいろと書いてありますが、要約すると。

・前期(2021/03期)はEPS50~60前後を見ながら株価最高値
2020/06「1169円」
※この時の通期予想EPS 48.69
⇒結果EPS 96.61 ※約1.98倍

・今期(2022/03期)通期予想EPS 87.85
予想EPSの前期比低下は自社株が資本業務提携先の兼松エレクトロニクス、キャノンマーケティングジャパンへ割り当てられたことも関係。(EPS算出の際に自社株は除いて計算されるが、資本業務提携により発行済み株式数と自社株の比率が変化した。)加えて、保守的予想を出しておいてのちに上方修正がお決まりなので、今期はEPS90~100前後(以上!?)を見ながらと言うことになりそう。

・前期のEPSの伸びは販管費の抑制によるところが大きかったが、それによりキーウェアは利益を出せる体質に⇒ROEがグンと向上。今期は前述の資本業務提携先2社から(and more...!?)の売り上げが増加することによるトップラインの伸びによるEPSの伸びに期待出来そう。

・以上から節目「1200円」~場合によってはそれ以上を目指せそう!?
・現在6月初旬の株価は750円前後と低迷⇒買いチャンス!?

なのではないだろうか。
・兼松エレクトロニクス、キャノンマーケティングジャパンはそれぞれ60万株ずつ、株価800円でキーウェアから資本業務提携⇒自己株式の処分を引き受けている。4.8億円ずつ、計9.6億円(800円 x 120万株)。

・キーウェアを含めた3社とも株価が800円以下で納得が行くはずはないし、株価を含めて9.6億円以上のメリットを感じたからこの形の業務提携が行われているはず。

・株価は記事投稿現在750円ほど。つまり-50円 x 60万株=-3,000万の含み損になっている。配当が一株12円なので60万株でも720万円にしかならず、とにかく兼松エレクトロニクス、キャノンマーケティングジャパンはそれぞれマイナスで、これはそうそう放っておかれないであろうこと。
・そもそも情報・通信業の株価としてはPERひと桁の割安株。
・デジタル庁9/1発足に向けて、DX相場第2章の可能性!?etc...
・(詳しくは本文)もろもろの理由により800~810円以下は買いなのではないだろうか!?

と言う考察です。


「3799 / キーウェアソリューションズ」

◎3799 / キーウェアソリューションズ

【特色】総合システムサービス。NECと密接。インフラ関連のシステム開発・構築、運用保守。ERPも

~2022/03期通期予想EPS87.85 / 前日6/2終値751円
PER8.55程度
(情報・通信業のPERとしては激安!)

現在の時価総額:68億~69億程度
(100億に到達でも株価は前日6/2終値751円⇒1100円程度)

※そしてEPSは上振れすると思われます!
このあたりが本記事、本編主要部のお話。

と言った会社。


何故注目したかと言うと、きっかけは1/8。

2021/1/8<AI-OCR ソリューション「AI-OCR KeyRex with AI inside」の提供を開始 >と言うIRが出て株価が反応したことでした。

キーウェアソリューションズ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:三田 昌弘、以下キーウェア)は、東日本電信電話株式会社より「AI よみと~る」の OEM 提供を受け、AI-OCR ソリューション「AI-OCR KeyRex(キーレックス) with AI inside」を、2021 年 1 月 8 日より提供開始いたします。

AI-OCRと言うのは手書きの文字を読み取ってPCなどで使用できる文字データに変換する技術。

しかし、その後AI inside自体がちょっとアレな感じ(大口:NTT西日本からライセンス更新を切られてしまった)になってしまったので少し興味を失っていたのですが、5/13通期好決算&来期(今期)で再注目です。

しかも現在株価が低迷していてチャンスではないかと!

このあたりについて今回は書いてみたいと思っています。

ちなみに。AI-OCRの件については、チェックポイント2点。

①AI insideがライセンス更新を切られた(切られそう)のはNTT西日本で、キーウェアがOEMしたりしているNTT東日本の方は変わらず。おそらくDX庁など官公庁の需要が「西日本<東日本」なのかなと。ココハヨクシランケドタブン...

②キーウェアが提供する「AI-OCR KeyRex(キーレックス) with AI inside」は3つのプランがありまして、33,000 円/月、110,000 円/月、220,000 円/月のプランを「販売目標:2022 年 3 月までに 100 社の導入を目指します。」と言うことなので、仮に3プランの平均値121,000 円 x 100社 x 12か月=1億4520万円、販売目標達成&ちょっと色を付けて見ても年間1.5億程度の売り上げ増です。つまり190億程度の年間売り上げ高を持つキーウェアからするとそもそもそこまでインパクトのある話ではないので、AI-OCRの件で注目された方は多かったかとも思いますが、この件はそもそもあまり大げさに取り扱わずとも良いのかなと思います。

※詳しくはコチラ(IR)
https://www.keyware.co.jp/news/210108_04.html


2022/03期の業績推移予測概要①

2019/03期 EPS 40.48
2020/03期 EPS 41.80

そして!2021/03期は大きく上振れしました(好決算!)
EPS 96.61
※前期比倍以上!超好決算。

驚くべきことに。2020/03期の通期決算時点では来期(2021/03期)の予想EPSは「48.69」だったのでした。

それを。以下の推移で上方修正。

1Q 56.34 / 2Q 56.34 / 3Q 56.34 / 4Q前 95.78

からの結果「EPS 96.61」でした。

このことからもかなり保守的な予想を出してくる会社だなと感じられます。

※各種データは決算短信IR BANK(https://irbank.net/E05553/resultsを参考にしています。


2022/03期の業績推移予測概要②

そして注目の。2022/03期予想EPS「87.85」

あれ!?2021/03期の「EPS 96.61」より下がるの!?
と案ずることなかれ。

・保守的な予想として出しているであろうこと。

・自社株が資本業務提携先の兼松エレクトロニクス、キャノンマーケティングジャパンへ割り当てられたことも関係。(EPS算出の際に自社株は除いて計算されるが、資本業務提携により発行済み株式数と自社株の比率が変化した。)
※参考(IR)
https://www.keyware.co.jp/news/pdf/press210513.pdf

↓↓↓

ようするに一緒にタッグを組んでやってこうぜ!と言う会社が増えた。
⇒受注増につながる。

ROE(自己資本利益率)大幅改善(2020/03期5.49→2021/03期11.33)してますから、受注⇒売り上げが増えればガンガン利益出る。

にもかかわらずEPS(1株当たり当期純利益)の計算は自社株の分を引いて計算するため、その分で希薄化されて計算されていると言うことなので、このあたりは数字のトリックで下がったように見えていると言う部分もあるため、むしろコレで株価が下がるなら買いチャンス!と言えそうです。

もし仮に前期を例にして計算してみると。

・当初予想48.69 ⇒ 1Q時点56.34(約1.16倍)
2022/03期予想EPS「87.85」x 1.16倍 ≒ EPS101.91

・当初予想48.69 ⇒ 通期結果96.61(約1.98倍)
2022/03期予想EPS「87.85」x 1.98倍 ≒ EPS173.94


・・・うひょー!!すごいぜ!!
単なる単純計算だし、捕らぬ狸の皮算用としてもですよ!
「EPS173.94」はさすがに草ww

冒頭に書いた6/2終値時点での「PER8.55程度」が仮に変化しない前提で考えても「EPS173.94 x PER8.55=1487.187円」!!

「EPS101.91」を参考にしてかつ、PER8.55程度が変化しない前提にした場合でも「EPS101.91 x PER8.55 = 871.3305円」


PER10とした場合。※10/8.55⇒約1.17倍

「871円~1487円」x 1.17倍 ≒「1020円~1740円」


さあ、どうですかみなさん!?

いまなら「前日6/2終値751円」程度で買えますよ(笑)ってお話。

加えて。

業務提携先の兼松エレクトロニクス、キャノンマーケティングジャパンへ割り当てられた株価は800円なので、つまり株価800円以下ではさすがに放置しないんじゃないかなあ。※前日6/2終値751円。

タイトルでは810円を目安にしていますし、その根拠は以下に述べられていきますが、この業務提携先へ自社株を800円で引き取ってもらっていると言う点だけでみても、800円以下は買い!で良いんじゃないかとも思います。


2022/03期の業績推移予測概要③

加えて情報・通信業の業種別平均PER(2021/6/2)を参考(http://wariyasukabu.com/per/per-top.html)にすると何と驚きのPER60.35!!

つまり、単純計算で「60.35/8.55 ⇒ ザっと7倍超!

ここから先は少し冗談みたいな世界になってまいりますが、もし仮に通期のEPSが前述の通り(EPS101.91~173.94)に推移し、かつ業種別平均PERまで買われると株価は「6100円~10410円」まで跳ね上がりますww

さあ、どうですかみなさん!?

いまなら「前日6/2終値751円」程度で買えますよ(笑)ってお話。

テンバガーどころではないですね(笑)14バガーくらい狙える!?(笑)


株価チャートもコロ助ショックどん底からの週足上昇トレンドライン下限で買いやすい。

スクリーンショット 2021-06-02 112245

株価チャート(週足)は現在こんな感じです。

そして。

前項までのファンダメンタルズ分析に加えて、違和感のある値動きを見つける・感じられることが出来ていることも注目している理由です。

日足に拡大してみます。

スクリーンショット 2021-06-03 114147

・04/13に吹いているのは上方修正で跳ねたところ。

・ガクンと落ちたのは決算前と日経の大幅調整(下落)に巻き込まれたところ。

・そして注目すべきは↓↓↓

スクリーンショット 2021-06-03 114512

画像の「ココ!!」の部分は「5/14」決算が出てグッと高寄りしたところでして、この日の高値は809円。ちなみにPTSでは・・・

スクリーンショット 2021-06-03 114927

!!??
そうなんです。S高しておりました(笑)

これおかしくないですか!?このnote記事をここまで読んでいただいた方ならば、最大14バガー(笑)狙える!!と思えるわけで、そりゃS高しても何ら不思議はありません。

しかし!!「翌日ザラ場では809円までで止められたんですよ・・・」

そのあと再下落してから買われていますがやはり807円で止められて再下落からの週足トレンドライン下限まで落ちたのが昨日6/2。

しかし、本日寄り付きでは・・・

1日の出来高が2~3万株の銘柄で寄り付きで6000株以上の買いが入りました。

「ああ...」これは来る奴じゃね!?ww

わたし、そう確信したのですね。長々と書いてきたようにファンダメンタルズ的にも好調で、かつテクニカル的にもキチンと週足トレンドライン下限で下げ止まった翌日の寄り付きでガツンと買いが入る。

コレはほぼ確で来る奴じゃね!?ww

下落要因は単に2021/03期が超絶好決算!からの次期(今期)2022/03期予想が「保守的な企業体質からくる保守的な予想」「業務提携先への自社株割り当てによるEPS定価」(EPS算出の際に自社株は除いて計算されるが、資本業務提携により発行済み株式数と自社株の比率が変化した。)の2点で減益風であることが下げ要因になっただけ。

※以下、追記にて補足。


追記:補足※その後IRに電話をして聞いてみました。

その後IRに電話をして聞いてみました。2022/03期の営業利益自体は前年比で伸びる発表がされています。そのうえで、経常利益、当期利益が減少と発表されています。

※以下単位百万円

売上高
2021/03期当初予想19,000
2021/03期結果18,627
2022/03期予想19,000

営業利益
2021/03期当初予想450
2021/03期結果635
2022/03期予想650

経常利益
2021/03期当初予想500
2021/03期結果755
2022/03期予想700

当期純利益
2021/03期当初予想400
2021/03期結果685
2022/03期予想600

これは2021/03期にあった投資や助成金の利益(プラス)を現時点で盛り込むのは実際どうなるかわからないから、と言う理由で出している予測とのこと。

スクリーンショット 2021-06-14 041503

↑↑↑の画像を参照。2020/03期と2021/03期を比べても営業利益に足されているのは110~120百万円ほどであまりぶれがある感じではありません。なので、実際は営業利益がプラスならば経常利益も比例してプラスではないかと思われるのですが、もちろんのこと投資の利益や獲得できる助成金の金額について保証はないのですから現時点でコレらがあるものとして計算するのはおかしな話です。

ちなみに2019/03期は営業利益にプラス80百万円程度、2018/03期はプラス55百万円程度でしたので、このあたりを基準にすると確かに2022/03期の営業利益を650百万円と出すならば、経常利益が700百万円と言うのもイメージがわかります。仮に2022/03期が仮に前述110~120百万円の中央値プラス115百万円と言う結果ならば経常利益は755百万円で着地なので前年同様と言うことになるでしょうか。

また当期純利益の減少予測については「特別損失などが見込まれているなどの理由ではなく(良かったひと安心!)、2021/03期が好調であったためその利益に対して税金が発生するため見込み段階の数字としてこのようになっている。」と言ったような「なるほど。単純にそう言うことなのね。」と言うとてもシンプルな回答でした。

ですから、概ねやはり保守的な予測であると感じました。

この記事の冒頭にも書きましたが、2021/03期&2022/03期ともに売上高予測が2年連続で19,000百万円⇒実際には2021/03期ではコロ助の影響などもあり届かなかった(18,627百万円)のが前期でしたが、今期2022/03期は資本業務提携をした兼松エレクトロニクス、キャノンマーケティングジャパンからの受注などで売上高予測を超えて来ることが出来れば、営業利益・経常利益・当期利益ともにかなり上振れしてくるのではないかとイメージしているのです。

シンプルなトップラインの伸びが起こった際にそれをきちんと利益に繋げることの出来る販管費の抑制、ROEの向上etc...は既に起こっています。あとは売上高が上振れしてくれるとコレは堅実な老舗企業(1965.5設立)からのビッグチェンジと言える形になると思いますし、そのことを期待しているnote記事なのです。


↓↓↓本編へ戻ります。

もちろん、とは言え。この流れで週足トレンドライン下限で反発の兆しすら見せず明確に割りこんだ場合は監視対象からいったん外そうかと思いましたが、ワタシ今朝の寄り付き見ちゃったんですよ(笑)

前日の大引けにかけて買いは入っているのに、あれだけ執拗かつ粘着質に終値751円(4/12の引け後上方修正が出る前日の株価:始値&高値)にしたくてたまらない謎の売り圧を見せておきながら、今朝は760円まで一気にかなりの株数を買い上げるアレ(笑)

※追記:


と言う訳で、以上が本記事のタイトルにもありますとおり!!

「810円以下は買い!?」の根拠。その理由であります。

※そうでなければ決算前日は底値圏で出た下ヒゲ陽線、終値769円。からの引け後に通期決算が出てまがりなりにもPTSがS高919円を付けた翌日になのに「始値799、高値809、安値766、終値796」で終わるのはちょいと不自然さがある。今のところ決算以降810円を何故か抜かせて貰えず。目下747円まで下落するも、そこがコロ助ショックのド底から引いた週足の上昇トレンドラインにぶつかるところ。そこでは下げ止まった。

ならばこの週足上昇トレンドラインを明確に割らない限りは上を目指せる展開。かつ、不自然に抜かせて貰えなかった810円を抜けるタイミングはつまり一気に吹くのではと!?

ちなみにと言うことで付け加えますと、2021/1/8<AI-OCR ソリューション「AI-OCR KeyRex with AI inside」の提供を開始 >と言うIRが出て株価が反応した(811円まで吹いた)際の信用期限(7/8(木)-9(金)あたり)がそろそろですからまだ売っていない人がいたら出来るだけ安く売らせて拾って上を軽くするためだとすると、本記事タイトルにもあります「810円以下は買い!?」のイメージの補足にもなるかと思います。

とすると、7/12(月)~の週から上げるのかしら!?

※怪しさ満載追記[2021/06/27]の項でも触れています。

上方修正で吹いた上ヒゲの上限が871円ですから、株価750円付近にいられればこの価格帯のS高時の値幅制限は150円ですからピッタリ900円、何かきっかけさえあればいつでもこの871円をサクッと抜けられる株価位置に現在あると言うことも付け加えておきます。


参考までに①アキュミュレーション

6/13深夜に追記。アキュミュレーション。

アキュミュレーション

6/11(金)までの60分足。

スクリーンショット 2021-06-12 123949

アキュミュレーションの解説図に酷似していると思いませんか?

もちろん、アキュミュレーションが起こっているのかはわかりませんが、執拗な750~752円付近へ戻そうとする力には意図を感じています。


参考までに②載せておくと理論株価。

日ごろ参考にしている理論株価サイト。

・IR BANK(https://irbank.net/E05553/value
1650円程度

・理論株価Web(http://kabuka.biz/riron/3000/3799.htm
1550円程度

2022/03期の業績推移予測概要②で書いた株価水準「1020円~1740円」の範囲にちょうど収まりますね。

ちなみに直近高値は2020/06「1169円」※この時のEPS 48.69

現在はEPS 100以上を射程に入れている訳ですから今期2022/03期は「1200円」を何処かで超えて来なきゃ嘘でしょう。


テクニカル追記[2021/06/15]

スクリーンショット 2021-06-15 154432

①下の線はコロ助ショックどん底2020/03/13
⇒2021/03/05を繋いだ上昇トレンド

②上の線は直近最高値2020/06/29(1169円)
⇒2021/04/13を繋いだ抵抗線

ここ2か月間の調整の下降トレンドと①がぶつかったところでキチンと跳ねた!

雲を抜ける
⇒②の線を抜ける(画像右上の楕円の世界へ)
⇒1169円越え目指せる!?


怪しさ満載追記[2021/06/27]

※詳しくは各ツイート内がツリーになっているのでそちらをご覧ください。

6/25の朝、寄り付きで1万株超の成買いが入っていて、それで一瞬ではありましたがS高気配(前日7/24終値758円⇒908円)だったのですね。しかし、そのあと780-782円の付近に気配値が下がって寄り付き直前までその気配値は継続。さらに寄ったのは766円で、かつ数秒で757円まで下落しました。

しかもその後は760円以上に売り板の蓋が並んで上に上がる気配はありませんでした。

つまり、780-782円以下での実際の売り物は少なくて、株価推移(チャート形状)を操作している人(アルゴ)が入っていて、売り物を出してみせたんじゃないの!?と思ったわけです。

この成買いを出した人が、普通の買い手だったとすると安く買えて良かったですね^^*もしくは、この銘柄の管理人的な方が売り圧チェックのために出した注文だったのかもしれません。

値を押さえている意図としてはおそらくですが、本記事の冒頭にあります2021/1/8<AI-OCR ソリューション「AI-OCR KeyRex with AI inside」の提供を開始 >と言うIRが出て株価が反応した(811円まで吹いた)際の信用期限(7/8(木)-9(金)あたり)がそろそろですからまだ売っていない人がいたら出来るだけ安く売らせて拾って上を軽くするためだとすると、本記事タイトルにもあります「810円以下は買い!?」のイメージの補足にもなるかと思います。

とすると、7/12(月)~の週から上げるのかしら!?
※以下の画像(週足)でもちょうどコロ助ショックの底、昨年6月の最高値1169円からそれぞれ引いたラインが7/12(月)~の週あたりでクロスします。何かが起こりそうな日程タイミングに感じます。

スクリーンショット 2021-06-28 133359

株価が上がらないのは上記の理由などもあるのかもしれませんが、かと言って下がる訳でもなく。4月の上方修正前(4/12 安値740~高値751)より株価が下がるのは不自然ですし、実際それ以下にはなっていません。

※以降の最低値は6/4 安値743円。

4月の上方修正前(4/12 安値740~高値751)より少し高いおよそ750~770円のレンジで拾いたいと言うようなイメージなのでしょうか!?もちろん、実際にはわかりませんが・・・。


それ以外にも、6/21,22,23の3日続けて終値が769円だったり、連日朝や後場の寄り付きで4000株、5000株、6000株など少し大きめのクロス(売り買いに同数の注文が出される)が観測されているのですが、これも1日の出来高が2~3万程度の銘柄ではちょっと異様と言うか目立ちます。意図は不明ですが、少なくとも何かが起こっている!?


また、買い板を買おうとしてもPTSで0.○○円安く約定したり、売り板に売っても0.○○円高く約定したりしますから、ステルス注文が入っているのは間違いありません。

加えて、毎日設定は変わっている気がしますが、その日の中では買い板や売り板が食われてもすぐに同じ板が出て来て、上げさせないし、かと言って下がらないのです。750~770円あたりでアイスバーグ注文が入っているのもおそらく間違いないでしょう。

※詳しくは各ツイート内がツリーになっているのでそちらをご覧ください。
実際の意図であるとか、その後どうなるかと言うことはわかりませんが、今の株価では兼松エレクトロニクス、キヤノンマーケティングジャパンとの資本業務提携が無かったことになっている株価水準ですから、そもそも株価的に変と言うのもありますが、以上に挙げたようにそれ以外にも怪しさ満載な出来事がいくつも観測されています。ひとまず怪しい(笑)とだけ・・・。


四季報とのEPSの差異ついて&more[2021/06/28早朝]

Y板でこんな質問があったので回答したものをこちらにも。

EPS(会社予想)は87.85なのに、四季報だと74.7となってるのは何故なんでしょうか?無知なもので、誰か教えて下さい。_(._.)_

予想1株当たり利益は、紙版の『会社四季報』では、予想当期利益÷(四季報編集部が把握しています直近本決算もしくは第1または第2または第3四半期決算時点の発行済株式数-自己株式数)で計算し、毎週更新しています最新の東洋経済予想は、自己株式を含んだ発行済株式数で計算しています。
https://info.shikiho.jp/help/%E4%B8%80%E6%A0%AA%E5%BD%93%E3%81%9F%E3%82%8A%E5%88%A9%E7%9B%8A/

ではないでしょうか?
EPSは自己株式を引いて計算するのが実際なのに対して、自己株式を含んだ数値で計算しているため分母が大きくなってEPSが低く出ていると言うことなのだと思います。


加えて、会社予想のEPS87.85についても、兼松エレクトロニクス、キヤノンマーケティングジャパンとの資本業務提携にあたって自己株式を合計120万株割り当てていますからその分で本来より低く出ていると言うことになります。
https://www.keyware.co.jp/news/pdf/press210531.pdf
 
発行済み株式数911万株に対しての120万株が
EPS=予想当期利益÷(発行済み株式数-自己株式数)
の式の「-自己株式数」の部分から引かれなくなっている訳ですから、これもまた分母が大きくなってEPSが低くなって出ています。

資本業務提携については明らかにポジティブなため(売り上げが上がれば利益はグッと大きくなる為)、この部分は見かけ上EPSが低く出てしまう計算上のことで、むしろこのために株価が上がらないのだとしたらチャンスだと思いますよ。と言うか私はこの部分でも注目していて何故か決算後に株価が上がらずヨコヨコしているのでチャンスと思って買いはじめました。


また、キーウェアのホームページでも
・IR情報サイト内「個人投資家向けページ」を更新(6/25)
・2021.06.24 お知らせ「2021年3月期 株主通信(KEYWARE TIMES)」を掲載(6/24)
でも兼松エレクトロニクス、キヤノンマーケティングジャパンとの資本業務提携の件を押してきているので、更新頻度からして今までより会社側がやる気出してきている感を感じています。
https://www.keyware.co.jp/ir/


加えて、DX相場第2章来るんじゃね!?

コチラは単に希望的観測でありますが、昨年10月半ばに終焉を迎えてしまったかに見えている「DX相場第2章来るんじゃね!?」と言うことです。

デジタル庁(デジタルちょう)は、2021年(令和3年)9月1日に設置される予定の日本の行政機関のひとつ。 国・地方行政のIT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目的とした、IT分野を担当する省庁。

9/1。現在6/3ですからちょうど3か月後にデジタル庁が発足します。

もしDX相場第2章がくるとしたら。

情報・通信業でPER10切ってる銘柄と言うだけで買いが来てもおかしくありません。しかも、資金が来た場合。現在の時価総額70億未満ですよ(笑)

コレどんだけ吹いても・・・つまり本記事に登場した1700円台や、2000円台まで吹っ飛ぶ、あるいは2013/09につけた2154円をぶち抜いたって驚きはしません。

それに、キーウェアは冒頭のAI-OCR、国内初の院内感染監視システム「Medlas-SHIPL」、スマート農業etc...特色のある事業も展開していて、何処が市場のアンテナに引っかかるかわからない材料満載の状態なのですから、期待して良いのかなと思っています。

※参考:株探2021/06/16 19:30-
食料高騰で悲鳴、救世主「食のサプライチェーン」関連株に熱視線 <株探トップ特集>

スマート農業関連では(中略)技能の可視化・継承などを支援する農業ICTソリューション「OGAL(オーガル)」を手掛けるキーウェアソリューションズ <3799> [東証2](中略)などに注目したい。


とは言え。

さてどうなりますでしょうか!?

売買のご参考までm(_ _)m


◎Saunner | Twitter

https://twitter.com/kabu_saunner

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