2023年現場まとめ
年内に全然間に合いませんでした…。
2022年はサボりましたが2023年は結構現場に行ったのでまとめてみようと思います。1年の振り返りやね。
数えてみたら17本（2daysとか含めれば20くらい）みてました！行きすぎだろ！！！！そりゃ金欠にもなるわ。
目次だけでもわかると思いますが、全公演分書いた結果めっちゃ長いです。暇つぶしにでもどうぞ。
Rina Sawayama/HOLD THE GIRL TOUR
2023 2023/01/18(水) 19：00開演
Zepp Osaka Bayside (大阪府)
今年一本目はrinaの初の来日ワンマンツアーでした！これ1月なんですねえ。すごく昔に感じる……。
今年行ったライブのうち、よすぎて終演後に思わず物販買ったのはこれだけです。そのくらい良かった。
rinaは新潟出身なんですが、小さい頃からイギリスに住んでいるアーティストです。なので日本人だけど初来日ツアー。昨年秋くらいにSpotifyのあなたへのおすすめに突如現れたのがきっかけで知りました。
知ってから３日くらい経ったタイミングでSpotifyから今度は「あなたの近くでコンサートが開催されます」の通知が来て、えっまじ〜？曲かっこいいし行っちゃお！くらいのノリで取ったのを覚えています。後先考えなさすぎ。
それはさておき、ライブの感想なんですが……
とにかくめっっっっっちゃ踊る！！！！ダンサー引き連れてアイドルか？てくらい踊る！！！！
後当たり前ですが歌がめっっっっちゃ上手い。あんまりライブ映像の予習をせずに行ったのでびっくりしました。演出でレーザーも飛びまくってるし、完全にショーのタイプのアーティスト。ハロプロ並みのマイクホールドじゃん。１発で大好きになってしまいました。
会場の客層は海外の方も多いし、属性も年代も幅広いけれどそれ故にひとりでいてもあまり気まずくない、いい空間だなあと思いました。rina自身MCでもそのことを言及していたのですが、目指す方向性がしっかりしているアーティストって曲とか姿勢に一貫性があって本当にかっこいいな〜。
セットリストは自身の子どもの頃から現在までの心境の変化を表した並びだそうなんですが、それでアンコールのラスト曲がThis Hellなの、バチイケ女すぎるだろ！！！！！でかい声出ちゃった。
This Hellは2023年私が一番聴いた曲でもあるんですが、とってもゴージャスでバチイケでかっこいい曲なんです。次も来日あったら行きたいな〜。
BABYMETAL/BABYMETAL RETURNS THE OTHER ONE
2023/1/28(土) 18:00 開演
2023/1/29(日) 17:00 開演
幕張メッセ 国際展示場 １～３ホール (千葉県)
2023年2本目は活動休止明け、1年3ヶ月ぶりのBABYMETALのライブでした！！！！！おかえり！！！！！！BABYMETALさん、本当にライブ以外の活動が一切ないのでライブがない＝供給0なんですよ。長い1年だった。
というかこのライブの後に2023年だけで100本弱ライブを敢行しているので、復活したのが今年だったのがやや信じられません。こういうのでほんとに0か100かなことあるんやね。
ライブ当日朝、雪の影響で交通機関が終わり散らかし、大荷物を持ったまま駅まで3kmの山道を半泣きで歩いたのもいい思い出です。嘘です。２度とやりたくない。Perfumeの2016の幕張で台風来て鮨詰めにされた時といい、本当に幕張はろくなことがないな。駅からもなんか遠いし……平らで見にくいし……柱も邪魔だし……（ちくちく……）。
完全な余談ですが大阪は本当に雪が一切積もらない、10年に一度積もるかどうかレベルなので、3cmくらい積もっただけで全てが終わりになる土地です。京都とか奈良は普通に積もるんですけどね。
幕張に着いたらついたで、隣の会場でやっていた歌い手グループのファンであろう女子小中学生とその保護者の方の波にも揉まれ開演前の疲労がすごかったし。まじで倒れずに最後まで見られてよかった。
2daysともVIPチケットだったんですが、整番がカスだったため入場後は大人しく一番後ろの柵付近でのんびりしていました。その時に撮った後ろの壁がこれ。
おっさんしかおらんのはさておき、なんかいつもより凝ってるし、柵の置き方的にワンチャン真ん中から開いたりしないかな〜〜笑 流石にないか笑とか思ってたんですよ。
そしたら本当に壁が開いた。
あと好きな女が謎の玉座に座って出てきた。
客電が落ちたら10人の巫女が出てきて、謎の杖でお祈りすると壁がゴゴゴゴゴゴって開いてこれが出てくるの、客観的に見ると""宗教""すぎるんですが現地はバカほど盛り上がってました。下から見ると照明も相まってまじで神々しいんですよこれが。
この宗教感のすごい、シアトリカルな演出が好き！て言うのはなんかやや問題がある気がしなくもないのですが、やっぱり私は好きです。客の訓練され具合も含め、このタイプの一体感はまじで別格。だからチケ代が２万超えてても払っちゃうんですね。わるい商売だ……
正直場位置もあってこのオープニングの場面が1番覚えているのですが、1年ぶりのBABYMETALさんはみんなパフォーマンスも進化していてめちゃくちゃよかったです。
他にすごく覚えているのが、初日は久々のライブ1発目が大箱、しかも移動するセンターステージだったこともあって珍しくすぅちゃんが結構リズムとか音程に苦戦していた印象を受けたんです。大箱は反響があるので、常に移動しているステージだとイヤモニとの噛み合わせとかが難しいらしいとかなんとか？まあそもそも普段外さなさすぎるから期待値が高すぎるというのもありますが……。
それを2日目で全部修正してきたのでまじでビビりました。昨日の今日なのにクオリティ持っていけるの、プロ根性ってすげ〜〜〜〜〜〜〜。
やっぱりすぅちゃんがナンバーワンや！！！！！！！！！！！
宮本佳林/宮本佳林 LIVE 2023～ヒトリトイロ～
2023/2/11（土）16:45開演
メルパルクOSAKA（大阪府）
我らがアイドル、宮本佳林さんの1stアルバムを引っ提げてのツアーです。キャパが狭すぎるだろって文句言ってたらこの次のツアーはZeppツアーになりました。佳林ちゃんにメルパルクは狭すぎる！！
佳林ちゃんの一番すごいなと思うところはやっぱり表現力です。キラッキラパーフェクトアイドルをしてくれている時も大好きなんですが、陰のある曲をやる時の湿度の高さというか、情念がなんかもうすごい。
明るい曲代表のなんloveのサビですら「重すぎるくらいでOK〜♡」て歌ってるくらいなので、元々そういうタイプなのかもしれませんが……。私は暗い表現が得意な人に惹かれる傾向があるので特に魅力を感じます。
それはそれとして佳林ちゃんの曲はどれもオタクを励ましてくれるような曲が多くて好きです！佳林ちゃん自身がめちゃくちゃストイックだからこその説得力があるし、何より優しさを感じる歌詞で大好き。
自分ファーストの落ちサビとかマジでめちゃくちゃライブで聴いてペンラ降ってると気持ちいいもんな。
あとこのライブで、アイドルを卒業したらアーティストとかに肩書きを変える人が多い中で、ソロになっても「スーパーアイドルになりたい！」て言ってくれたのがすごく嬉しかったです。私は歌って踊るアイドルという存在が好きだし、佳林ちゃんはまさしくアイドルの申し子だと思うので。
というか今年は秋ツアーもチケット取ってたんですが、当日体調が悪くなって行けなくなったんですよ……空席作ってごめんね佳林ちゃん……次こそ行くから……。
少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#4 Climax
2023/2/25(土) 13:00開演
東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）
2018年から始まったメディアミックス型のコンテンツ、少女☆歌劇 レヴュースタァライトの一旦の区切りとなる舞台です。私は18年のアニメ放送の途中で追い始めたので最古参ではないのですが、それでも感慨深いものがあります。
スタァライトは演劇学院の高校2年生たちを主役として、少しずつ時間軸を進めながら展開してきたコンテンツなのですが、今回の#4ではついに高校卒業の話が描かれています。劇場版アニメも相当最終回感がありましたが、あれは時間軸的には高３の夏なのでそれよりも後の話ですね。
「ミュージカル×アニメーションで紡ぐ二層展開式少女歌劇」と初期から銘打っているだけあって、舞台とアニメでやや世界線が違う・結末が異なるところが面白いんですよ。アニメと舞台でキャストが全く同じなのですが、筋書きや演出ではあえて逆の展開になっている部分もあったりして、キャラの個性がより多角的に見える感じがして好きです。
ブルーレイ発売したのが今月なのであえてストーリーには触れませんが、個人的に一番印象的だったのは主人公の華恋ちゃん（小山さん）の歌！
綺羅星ディスタンスの落ちサビのあの歌い方！！！！音源だと割とキラキラした力強い感じなのですが、現場で聞くと泥臭さというかなんというか…ざ、座長〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！！！！！になって一番涙腺にきました。ネタバレ回避しようとするとマジでなんも言えん。
スタァライトのキャストの皆さんは元々舞台経験の多い方も多くて、安心して歌が聴けるのがいいですよね。いや…本当に…歌が安定してると余計なハラハラがなくて没入感がね、違うんで……。
あとこれがきっかけで人生初池袋のオタクエリアに行きました！こんな感じなんだ〜ってかなり新鮮だったことを覚えています。アニメのグッズとか同人誌も買わないし、そもそも旬ジャンルに縁がないので会場がブリリアじゃなかったらもしかしたら一生行くことがなかったかもしれません。いい経験ですね。
Juice=Juice/Juice=Juice CONCERT TOUR ～final: nouvelle vague～
2023/2/28（火） 18:00開演
ライブビューイング
本来は2022年の秋ツアーの千秋楽だったのですが、メンバーの過半数が病欠で中止となった公演の振替公演です。会場は日本武道館なのですが、さすがに交通費で爆死するのでライビュで我慢。
推しメンの金澤朋子さん初め、私がグループを好きになった時にいたメンバーの大半が抜けてから、なんとな〜くJuiceは疎遠になりつつあるのですがやっぱりかっこいい！！！半数以上が歴の浅い子で構成されているのに、ちゃんとおしゃれで歌がうまいJuiceのグループイメージを引き継いでいるのがすごいな〜と思います。
正直オリメンと現役メンだと得意な音域が違ったりもして、クオリティ的に追いつくのは厳しいのかな〜とか思っていたのですが いや本当にすみませんでした…の気持ちでいっぱいになりました。ごめん…。
ライブ演出がアイマスなどのライブ演出もされている方で、ドームクラスの演出も手がけている方だからなのか演出がゴージャスでそこも好きです。いい意味でキャパ以上の箱でやってるように感じるというか。C&Cの全員横並びのシルエットだけになってるやつとかめちゃくちゃかっこいい。
あとは卒業していったメンバーが多い分、歌割がかなり変わっていてそこも新鮮でした。それこそ朋子ちゃんの代名詞の「私はローズクォーツ」が１番弟子の里愛に引き継がれていたり。こういった歌割の引き継ぎでエモを感じられるのって、形を変えても長い間続いているグループのオタクだけの特権だなと最近改めて思います。ありがたい話。
やっぱりこのグループは楽曲が強いし、終わって初めて「え！？あの曲やってなかったの！？あれも！？」て気が付くくらい満足度も高くて盛り上がるライブでした。頑張ってほしいなあ……。
BABYMETAL/BABYMETAL BEGINS THE OTHER ONE
2023/4/1(土) 18:00 開演
2023/4/2(日) 17:00 開演
ぴあアリーナＭＭ (神奈川県)
1月のライブの地続き、新生BABYMETALとして初めての公演です。
2018年にYUIちゃんが脱退してからサポートダンサーを加えながら公演を続けてきたBABYMETALですが、このライブでついに３人目の新規メンバーが加入することになりました。
加入したのはずっとサポートを務めてくれていた岡崎百々子ちゃんことMOMOMETALなのですが、彼女には個人的に思い入れがあったのでマジで号泣しました。私が今はなきさくら学院の現場に通い出した年に転入してきたのが百々子で、彼女が芸能活動を本格化させた頃からずっと見てきてたんですよ。
加入といっても、ベビメタのライブにはMCが一切ないので演出で示唆されるだけなのですが本当に泣いてしまって……。SCREAM&DANCE MOMOMETALってクソデカモニターに表示されて本人が出てきた瞬間、めちゃくちゃ覚えています。
周りのオタクがめちゃくちゃ歓声を上げて歓迎している中で、私と斜め前のさくらTシャツのおじさんだけが"ガチ"の嗚咽を漏らしていました。わかるぜ、おじさん……。
あと長年オタクがやれやれと言い続けていた「いいね！」が6年ぶりに解禁されたのもすごく嬉しかった！！！！イントロ流れた瞬間久々に腹の底からのデカボが出ました。今後も初期の明るい曲復活してほしいなあ。百々子は明るいキャラクターが持ち味なので、絶対似合うと思うんですよね。
泊まれる演劇/THE INDIGO MYERS HOTEL Starry Night
2023/4/12（水）
HOTEL SHE,OSAKA(大阪府)
泊まりがけで夜のホテルで劇を楽しむ、イマーシブシアターのシリーズです。ホテル自体が劇中の舞台であるインディゴマイヤード・ホテルに姿を変えて、私たちがチェックインするところから舞台が始まります。泊まれる演劇は初回公演から参加しているのでそろそろ古参面しても許されるかもしれない。
今回のテーマは御伽噺。過去のシリーズに比べると館内の装飾や物語のテーマもかなりファンシーで可愛かったです。あとご飯が過去一おいしかった！
ホテルの中を自由に歩き回りつつストーリーの大筋を掴んでいくイマーシブシアター形式なのですが、今回は筋書きがマジで難しかった！！！！
AのストーリーとBのストーリーが同時に進み、両方のストーリーに共通するワードを特定キャストに伝えることで全貌が明らかになる仕組みだったのですが……。最終盤になってBのストーリーの情報を拾い損ねていたことに気がつき、急いで館内を走り回ったものの時間内にリカバリできずやや消化不良でエンディングを迎えてしまいました。パンフレットの解説が無かったら本当に分からなかったな〜。
とはいえとても面白いので、年明けの新作もまた見に行きたいと思います。
TRUMP series 15th ANNIVERSARY/LILIUM 新約少女純潔歌劇
2023/5/2（火）13:00、18:00
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪府)
バカほど重くて暗くてみんな死ぬ舞台シリーズ、TRUMPシリーズの15周年記念作品です。"新約"とついていますが、これは2014年にハロプロメンバーで上演された公演をキャストを刷新しての再演だからです。ちなみに男性役も登場しますが、キャストは全員女性で演じられています。
シリーズ名のTRUMPはtrue of vampの最初と最後を取った造語で、人間の他に吸血種が存在する世界観です。
今回のLILIUMの舞台になっているのは雨の降る森深くにある全寮制のサナトリウム。吸血種は思春期になると情緒不安定になるのですが、その中でも特に重篤で人間達に危害を加えかねない少女達が隔離されているという設定です。閉じた世界の百合、オタクくんが好きなやつだよ！まあ後半そんなこと言えないくらい救いのない暗くて辛いサスペンスになるんですけど。
私は初演(ハロプロ)版が大好きで、劇中歌を全部覚えているほどなのですが今回の新約も素晴らしかったです。初演版はキャストに対する当て書きだった部分が今の時代に合わせた汎用性のあるキャラ設定にブラッシュアップされていたり、楽曲が追加されていたりして新鮮な気持ちで楽しめました。
LILIUMはシリーズの中でも特に救いがないんですが、本当に好きな作品なのでついに生で見られてよかったです。少女期特有の執着とか、どこか地に足のついてないキャラクターたちとか、何よりファルスのキャラクター造形が大好きすぎる。何回見てもサイコー！！！！になってしまう。
舞台は開演まで幕が閉まっていることが多いかと思うのですが、LILIUMの関連作品は開場時点で幕が上がってセットが全て見えていて、環境音が流れているんですよ。薄暗い中で寒々しい森の中のような音が聞こえるので、会場に入った瞬間からサナトリウムに踏み入れたような気持ちになれてとても好きな演出です。円盤にはおそらく収録されていないかと思うので、現地だけの特権ですね。
女王蜂/メフィスト召喚
2023/5/26（金） 19:00開演
Zepp Nagoya(愛知県)
Twitterのフォロワーにお誘いいただいて、初めて女王蜂のライブにお邪魔してきました。大学生くらいの頃から女王蜂は好きだったのですが、ライブはこれが初。
今回はボーカルがアヴちゃんではなく、「地獄出身アイドルぁゔち」…という設定でのツアー。衣装もかわいいし、客入れのSEもそれっぽい感じになっていました。キティちゃんの曲も流れてたし。推しの子のエンディングを担当していたので、その影響かな？
女王蜂のライブ映像も特に見たことがなかったのですが、MCがないんですね！！！？？それでいてかつセットリストもすごくストーリー性があって、ほぼ休憩もなくノンストップなのあまりにもストイックでびっくりしました。カッコ良すぎる。
歌がめちゃくちゃ上手いのはもちろん、ステージングするアヴちゃんはやっぱり生で見るとすごくオーラがあってかっこいいですね。犬王の舞台挨拶でアヴちゃん自体は以前見たことがあったのですが、歌っている時は更にカッコよくて表現の幅があって別格でした。オーラがすごい。
セトリも好きな曲がたくさん聞けて良かったです！ヴィーナスとかintroductionとか。ハイになんてなりたくないもそうですけど、曲順を変えるだけでこうもアルバムと印象が変わるんだって新鮮でした。
女王蜂のライブ=ジュリ扇のイメージが強かったのですが、今回はアイドルがテーマということで代わりにペンライトが発売されていました。まさか女王蜂のライブでケチャをする日が来ようとはね……。今後のツアーではペンラはもう使わないでほしいとのアナウンスがあったので、マジで最初で最後のケチャだったらしいです。特殊すぎる。
アンジュルム/ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE 「アンジュルムより愛をこめて」
2023/6/21（水）18:00開演
ライブビューイング
ギリギリまでチケットを取るか悩みに悩み、いややっぱ見ないと後悔する気がする！！と前日かなんかにチケットを取って滑り込みで見てきたライブです。会場は横浜アリーナ。
アンジュルムは大好きな船木結さんが卒業した後もグループの雰囲気自体が好きでなんとなく追いかけています。ちょうどリアタイで追いかけ始めた時期とタケちゃんがリーダーになった時期が被っていたこともあり、集大成を見に行きました。
一曲目が「ぶっ壊したい」でカーテン越しの演出なのもカッコよかったなー！卒コンではあるけど、いい意味で"アンジュルム"のコンサートな雰囲気だったのが今までタケちゃんが育ててきたグループであることを感じられて良かったです。
「これがラストの曲です！」て言われて流れたのが夏将軍だった時は本当にどうしようかと思いましたけど……(結局流石にラスト曲ではなかった)。
あとやっぱりタケちゃんのソロ曲の行かなくちゃ、名曲すぎる。高音が得意なタケちゃんに合わせてデモからキーを上げたそうですが、Cメロとかラスサビの転調とかマジで泣きそうになっちゃいますね。
卒コンでこんなに晴れやかな気持ちで帰ることができるのは久しぶりでした。佳林ちゃんの卒コン以来かな〜。今ではもうみんな卒業してしまいましたが、やっぱハロプロエッグって凄かったんだなあと感じますね。
SUMMER SONIC 2023 [OSAKA]
2023/8/19（土）11:00 開演
舞洲SONIC PARK （大阪府）
人生初のサマソニにもいってきました。フェスを避けてきた貧弱オタクがなぜ行ったかというと、ベビメタの国内公演が春時点ではこれだけって発表されていたからです(結局後述のnexfestも出てたけど開催発表前にチケットを取ってしまったのでね…)。
開演直前の前説がfm802の浅井博章さんで、友人と「誰やあのおっちゃん…？なんか聞いたことある声やな…あの人かーーー！！！！」てなりました。私達のいたマウンテンは2番目に大きなステージなので、1番大きいオーシャンはもしかして別のdjとかだったりしたのかな？オチケンとか？(関西人以外に全く伝わらない話題)
当日のタイムテーブルを見返したところ、一度もオーシャンに行ってなかったみたいです。逆張りオタクがすぎるだろ。
特に印象的なのをいくつかあげると、まずはマウンテン1発目、チケット完売後に追加になったfear,and loating in las vegas。中学生の時に狂ったように聞いていたのですが、ライブには行ったことがなくこれが初めてでした。
正直ここ数年は聞いてないし、周りもほとんどが次のジャニーズWESTのファンでアウェイだったのですがセトリがめ〜っちゃよかった！！！！まさに私が当時聞いていた曲だけ！！一番新しい曲がparty boysとかだったかな？本当に古のベガスのセトリで全曲覚えてたので楽しかった。
暑さに負けて入ったソニックステージで演奏していたThe snutsも(こういうのでいいんだよこういうので…)て感じのUKロックで盛り上がってたし、女王蜂もまた単独とは違った強気な感じでかっこよかったです。夕暮れの野外で聴くnight tempoも相当気持ち良くて良かった。特に覚えているのはその辺りかな……。
肝心のベビメタは、当時発売されたばかりのメタり！がめちゃくちゃめちゃくちゃ楽しかったです。夏祭りがテーマの曲なので、野外で夜に観るのにぴったり。
舞台下手側のブロックで見ていたのですが、ずーっとサークルが発生していて、どんどん他のブロックから人が流れてきてわっしょいわっしょいしてました。かなり良かったな〜。
正直記録的猛暑すぎてキツイ部分はありましたが、2024年のサマソニは万博記念公園に移転しての開催なのでまた行きたいです！絶対舞洲よりも涼しいし、すぐ横にららぽもあるしな。
Juice=Juice、BEYOOOOONDS/平安神宮月音夜 ～京都名月コンサート2023～
2023/9/30（土）19:00 開演
平安神宮（京都府）
平安神宮では年に数回ライブが行われているのですが、今年は何故かハロプロの２グループのみが出演する日があったので見てきました。お土産にみかさ(どら焼き)までもらっちゃった。美味しかったです。
当日はずっと雨予報で、念のためカッパも持ったりしてヒヤヒヤで参加。とはいえ開演前の小雨もいつの間にか止み、無事に最後まで見られました！ご加護か？
神社ということもあり、開演前にお祓いがあったのも面白かったです。舞台をお祓いした後、「皆様もお祓いいたします」てオタクたちのお祓いを宣言された時のどよめきがすごかった。いいんですか！？俺たちも祓ってもらっちゃって！？(こういう場面で拍手が自然発生するのがハロオタっぽい)
セトリはハロコンのtwo of usツアーをベースにしつつ、月夜にかけて夜っぽい楽曲や今回だけのシャッフルユニットがあったのが最高でした！絶対にやって欲しかった「夢さえ描けない夜空には」は全員歌唱で聴けたし、一華ちゃんとほのぴによるハンガリー舞曲→うーたんとみよちゃんのダンス→夢幻クライマックスの流れも良かった。
でも1番でかい声出たのは「Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜」。しかも私の好きな松永里愛さんと里吉うたのさんがやっていたので本当にやばかった！！！！まさか2人のレッツﾃﾞｬﾝｽ！が聴けるとはね……。
新録ver.のロマ中のイントロが流れた瞬間、BEYOOOOONDSの明るい空気から一気にJuice=Juiceの雰囲気に会場が変わったのもグループの違いを感じて良かったです。夜の野外で聴くあのイントロ、あまりにも都会的というかオシャレすぎる。
この現場の後あたりからみっぷるが体調を崩してずっとお休み中なので、パフォーマンスしている姿を見られたという意味でも貴重なライブだったかもしれません。無理せず過ごして欲しいなあ。
Perfume/Perfume P.T.A. 15th&10th Anniversary" Perfumeとあなた"ホールトゥワー2023
2023/10/30(月) 19:00 開演
神戸国際会館こくさいホール (兵庫県)
5年ぶりに開催された、Perfumeのファンクラブ会員限定ツアーの神戸公演です。ちなみにP.T.A.は「Perfumeとあなた」の略称。大阪公演もありましたが、個人的に大阪のグランキューブよりも神戸国際の方が音響や見え方が好みなのでこちらに。
前回とは異なり、同行者を１名まで連れて行けるシステムだったので以前から興味を持っていた母を連れて行きました。……ら、まさかの人生最良席！！！！前から４列目(端だったので実質２列目)でした。狭いホールなので常に3人が視界にくっきりはっきり見える。Perfumeを好きになって10年以上経ちますが、あんなに近くでずーっと見られたのは本当に初めてです。綺麗だった……。
セットリストもまさにPerfumeが好きなファン向けの内容ですごく良かったです。ここ数年のライブのセトリで1番好きだなあ。
セラガや心のスポーツといった何年もやっていないけれどみんなで一緒に踊れる曲、フルサイズの披露が無くダンスが長年謎だった透明人間の初披露、絶版状態のインディーズ時代の楽曲メドレー、そこにちょこちょこ盛り上がる鉄板曲や初披露の最新曲を挟んでくる構成で文句なし！最高！
ファンクラブ会員がメインなだけあってみんなどの曲が来ても反応が早い早い。愛に溢れた空間で居心地が良かったです。
mcで「盛り上がって盛り上がってドーンと落ちます！！！こんなのできるのはFCツアーだけ！！」て言ってやったのがラヴ・クラウド→FAKE IT→SEVENTH HEAVENなんですが、全然普段からやって欲しいくらい良かった。Perfumeの曲をいくつか知っている人はぜひこのセトリの曲を聴いて欲しいです。
実は個人的にレスはすごく欲しいタイプではなくて(もらえたらもちろん嬉しいです)。あんまり今までこちらから何かすることはなかったのですが、あ〜ちゃんに好きやで…の気持ちを込めて手でそっとハートを作ったらニッコニコで🫶って返してもらえたのもいい思い出です。
前に立つことも多いからか、彼女はメンバーの中でもファンから特に叩かれたり揶揄される場面を目にすることが多くて。3人とも好きな私にはそれが結構辛いんですよ。好きなオタクもいるよ〜って気持ちが少しでも伝わっていればいいな……。
BRING ME THE HORIZON/NEX_FEST -Extra-
2023/10/31（火）16:00開演
神戸ワールド記念ホール（兵庫県）
先に言うと2023年ベストアクトでした！！！！最高！！！！！！
私の好きなイギリスのバンド、bring me the horizonの主催フェスです。神戸公演は幕張での開催に先駆けた前夜祭的立ち位置だったので出演は4組だけでしたが、とにかく楽しかった……。ちなみに日付でバレてるかもしれませんが前述のPerfumeのライブの翌日です。満身創痍。
1組目のI prevailが16時からだったのですが、平日の夕方と思えないくらい初っ端からサークルモッシュダイブだらけで見ていてとても面白かったです(最初は上のスタンドで様子見していたので余計はっきり見えました)。曲も実際めちゃくちゃよかったし。ツインボーカルだと曲の幅が広がっていいですよね。
2組目のYUNGBLUDは以前から知っていたので生で楽曲が聴けて良かったです。同年代に言う褒め言葉じゃない気がするんですが、元気いっぱいで走り回って、オタクを翻弄してくるクソガキっぷりがマジでかわいいんですよ！ずっと客席全員笑顔になってた。
彼もかなり楽曲や考え方、パフォーマンスに筋が通っているタイプで好きなんですよね。コラボ曲のhappierとかはもちろんなんですが、個人的に好きなlowlifeをかなりガッツリコールアンドレスポンスありでやってくれたのも嬉しかったです。
3組目はオタク大好きBABYMETAL。もちろんめちゃくちゃ楽しかったんですが、個人的にはおじさん率の低いベビメタの現場自体がかなり新鮮でした。周りはやっぱりBMTHファンが多いので、曲をあまり知らない人も多そうでしたが、それでもやっぱりメギツネギミチョコあたりは鉄板で盛り上がりますね。界隈外から見ることって少ないのでいい経験かも。
最後が勿論主催のBMTHなんですが、いや本当によかった！！！今回のNEX_FESTはフライヤーや公式サイトのデザイン、ライブ演出やセットリスト、グッズなどあらゆるものを含めたストーリー仕立てになっていたのですがそれもおしゃれで。
話の筋としては暴走して人類滅亡を企むようになったAIを反乱軍のBMTHが止めるという展開なんですが、小ネタでちょこちょこ日本のサブカルチャーへのリスペクトが挟まるのも楽しかったです。転換待ちの映像がバイオオマージュだったり、shadowmosesで流れた映像だったり、ゲーム機ネタが出てきたり……。
1番ストーリー的に盛り上がるAIをぶっ倒すところがkingslayer(BABYMETALとのコラボ曲)なのも最高すぎて笑ってしまいました。ボーカルのオリはベビメタのことがめちゃくちゃ好きなのですが、それにしても美味しいポジションを用意しすぎだろ。お前がトップオタや。
kingslayerはベビメタのボーカルがかなり入っている曲で、死ぬまでにいつか絶対に生で見たい！と思っていたので世界で初めて完全体で披露された瞬間が見られて本当によかったです！！！夢が叶いました。
他にも好きな曲がほとんど聴けたのも嬉しかったですし、すごい印象的な瞬間がいくつかあって。
CYFMHのブリッジで桜みたいなピンクの花吹雪がバーーーーッと出てきた時は一曲目なのに「夢かな？」て思ったし、follow youのアコースティックバージョンが聴けたのもすごく嬉しかったです。
あとは終盤のdrownで、オリが客を全員しゃがませて一斉にジャンプするよくあるアレを指示したんですが、言われた瞬間ほんとに全員がしゃがんだんですよ！！あんなにあっという間にみんな言うこと聞いてるのって初めて見たので衝撃的でした。BMTHの好きな人が集まっていたんだな〜。
BMTHの曲の歌詞って実はかなり痛みや鬱や苦しい面を歌った曲が多いんです。前述のdrownなんかはその代表なんですけど、そういった曲でみんながシンガロングして盛り上がれる空間っていいですよね。
心残りとしてはオリがmcで「みんなに言葉が伝わっていないのは分かってる、日本語勉強できてなくてごめんね、でも日本を特別に思っている」的なことを英語で言っていて。マジでもっと英語勉強しようと思いましたね……。2024年の目標にしようかな。
最後客出しのBGMがハロウィン当日なこともあってか、ゴーストバスターズだったのも最高でした。みんなでウキウキ「ゴーストバスターズ！」って言いながら会場を追い出されるの、かなりハッピーエンディング感あってよかったのでハロウィン時期のライブの客出しは全部これにしてほしいな〜。
MÅNESKIN/Rush! WORLD TOUR JAPAN
2023/12/7(木) 19:00 開演
ワールド記念ホール（神戸ポートアイランドホール） (兵庫県)
イタリアのバンド、マネスキンのアルバムを引っ提げてのワールドツアーです。以前の来日は東京公演だけだったので諦めたのですが、今回は神戸もあったのでチケットをSSでゲットして参加してきました。
全席指定のはずが突如オールスタンディングになって座席の意味がなくなったり、サマソニあたりから続く運営への不信感は半端ないことになりましたがライブ自体は楽しかったです！
客層は普段聞いている・通っているバンドとかなり異なり、小綺麗な服装をした人が多かったです。なんでもマネスキンはバンド側でモッシュなどを禁止しているそうで(友人からの情報なので間違っていたらすみません)、暴れる前提じゃないからなのかも？スーツやふわふわドレスの人とかもいたのはかなり衝撃でした。
今年行ったライブの中でも1番バンドのライブを見た実感があったのがこのライブです。バンドメンバーそれぞれのソロがあって、ギターやらドラムやらをゴリゴリに見せるシーンがあるのってやっぱりいいですよね。メンバーが客席にガンガン降りてきたり、アリーナ規模なのに小箱のライブハウスみたいなノリだったのも楽しかった。
ボーカルのダミアーノは喉の調子が良くない旨をmcで話していたのですが、全然そんなことを感じないくらい良かったです。オリがカリスマ性、ドムが元気いっぱいのかわいさがあるとしたらダミアーノはやっぱりめちゃくちゃ色気があるタイプの歌い方ですよね。かっこいいぜ。
全曲覚えているわけではなかったので、マイクを向けられた箇所を全部歌えなかったのはやや心残り！周りの人も控えめの声量だったので似たような人が結構いたのかな？
あとi wanna be your slaveがおかわりありだったのが地味に面白かったです。アンコールもっかい出てきたけどもうやる曲なくない！？と思ったらおかわりでした。2度も聴けてラッキー！
君島大空 合奏形態/NO PUBLIC SOUNDS TOUR
2023/12/10(日) 18:00 開演
心斎橋JANUS (大阪府)
友人に連れられて行ってきたライブです。君島くんはソロアーティストなのですが、今回はサポートを数人よんでの合奏形式のライブ。King Gnuの新井先生だったり結構有名な方が参加してました。
ライブはとにかく爆音！あと照明がどぎつい！！！正直疲れ気味の時に行くライブではなかった気がする……。万全の楽しみ方ができないので、頭痛い時は行っちゃダメですねほんと。特に小箱。
アルバムタイトル通り、正直万人受けしないタイプの楽曲が多いです。でもす〜ごい好きな人がいるのもわかる。
音源で聴いても結構楽曲の幅があって、クセのあるところが多いんですが、ライブで聴くとめちゃくちゃノイジーなところと澄んだところの落差がすごい！！！もはや別物。体にビリビリくるくらいの爆音と思わずウトウトしちゃいそうなくらいの音を行き来するのがかなり新鮮な体験でした。
お客さんもみんなゆっくり自分のノリで聴いている感じで、オールスタンディングなのに離脱した人がまた同じ場所に戻って来れるような民度の良さでちょっとびっくりしました。なかなかそんな現場ない。
最近は割とステージを全力でガン見するというより、ドリンクをちびちび飲みながら壁にもたれつつ適度にゆらゆらするみたいな楽しみ方をすることも増えたのですが、そういう見方にもかなりマッチしていたかもしれません。老いとかいうんじゃないよ！やめて！やめて！
THE ALFEE/THE ALFEE 2023 Winter Genesis of New World Final 風の時代・冬
2023/12/29(金) 17:00開演
大阪城ホール（大阪府）
まさかのライブ納めは家族全員でthe alfeeのライブ。父が知らない間にチケットを４枚とっていたので(!?)、城ホまで見に行きました。
私は以前父に連れられて行ったことがありましたが、その時はホールだったのでアリーナクラスのライブは初見。弟に至っては人生初ライブがこれとかいう渋すぎることに……。
なんでも今年で結成50周年、来年でメンバーみんな70歳とかいう凄まじいバンドなのですがとにかくみなさんめちゃくちゃ元気！！！気遣いなのか途中で「皆様お座りください」と言われるんですが、メンバーはずっと立ちっぱなしだし。歌も楽器も当然のようにめちゃくちゃ上手いしさすがに貫禄を感じました。mcの最後の今日の感想が「来年もよろしく!」だけだったの強すぎかい。
それでいて特効がもりもりで、炎は出るわ火花も上がるわ銀テも出てくるわで一通り派手な演出全部やってくれたのも良かったです。弟も曲をほとんど知らないのに「ライブって楽しいんやな……また行こうかな……」となっていたし、初見を巻き込む力があるのってすごい。フェスとかでも見たいなあ。
楽曲にも幅があって、明るい曲、カバー曲、ゴリゴリのプログレまで聞き応えもあって楽しかったです！ドラムはサポートの方らしいのですがあんまりにもずっとツーバス踏みっぱなしなのでちょっと慄いてしまいました。メタルバンドかな？
うちは中々家族全員揃うことがないので、数年ぶりに年末家族全員で集まってワイワイできたのもあって良いライブ納めになりました！父ありがとう。
まとめ
ちまちまと書いてたらまた16000字くらいになっていました。小論文じゃん。
今回は当時撮った写真を付けてみたり、セットリストの曲を聴いて思い出して書いてみましたがかなり詳細に振り返ることができてよかったです。文章量がその分増えてしまったのは考えものですが……。
2023年は原稿作業などをしていた割に現場に行きすぎた感じがあるので、2024年はもうちょっと控えめにしたいです。これ毎年言ってるな？
長々お読みいただきありがとうございました！新年早々いろいろと大変なことになっていますが皆様お気をつけて過ごしてくださいね……。
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