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別に好きで、言いにくいことを言ってるわけではない

今度、150人のアイドルがデビューします。

FreeKという事務所所属のアイドルユニット「FreeKie」が「We are "FreeK"」という楽曲をリリースするのです。

ところがこのFreeKie、実はFreeK以外の事務所のグループも参加しています。僕もちょっとこれについては「おやおや?」という感想を持ちました。


すると、それに関してbuGGの清水凜ちゃんが次のようなツイートをしました。


日本は沈黙が美とされてきた一方で、世の中では言いにくいことを言うべき立場の人が確実に必要とされています。


それどころか、アイドルは言いにくいことをむしろ言ったほうがいい、というか、言わないと命取りになる可能性があります。


言いにくいことを言うメリット①: 対外的に示しがつく

厳しい世界ですが、アイドル業界は弱肉強食です。いかに他と差別化してオリジナリティを出すかということが常に求められます。


従って、「沈黙は肯定」と捉えられません。古き良き日本文化はアイドルに通じないのです。


その上で、自分たちのコンセプトと違った意見にはノーと言うこと、また潜在的な間違った認識を事前に潰しておける事は大事なリスクヘッジです。


言いにくいことを言う時のメンバーというのは一意見ではなく、「グループの総意」として発言しているのに近いのです。


そしてこれは迷惑や親切ではありません。自分たちが生き残るために必須のことなのです。


言いにくいことを言うメリット②: グループ内の意識徹底

仲良しこよしだけのグループは長続きしません。これは仲悪くなれというわけではなく、なあなあではいけないということです。


そして、言いにくいことが言える人がいると言うことは、グループ内での結束がちゃんとしてる証拠と捉えられます。


周りに流されずに自分たちのコンセプトを押し出すことは、他のメンバーにも「それらしい」振る舞いを要求することになります。


なので、定期的に言いにくいことをちゃんと言うことは、内部への引き締め効果も期待できるということです。


言いにくいことが言えた方が長続きする理由

一個人と考えた時にも、言いにくいことを言えた時の方が生きやすいはずです。

そもそも価値観なんて人それぞれなので、それが一致することなんてまず有り得ません。だから多少わがままであっても、自分の意見は主張した方がいいと、内向的な僕は思っています。


そして組織も結局は個人が集まった一人格であることに代わりはありません。

個人であっても組織であっても、あり方をちゃんと示さない事はどんどん生きにくい方向に向かってしまう。だからこそ、言いにくいことを言える人間が必要です。



オタクが大事なのは、そういう事を言っているメンバーを応援することです(だからこそこの記事を書いています)。

僕の知っている限り、彼女たちは優しくて仲間思いで、オタクへの愛で溢れている人間です。もちろん冒頭の清水凜ちゃんもそうです。

場合によっては、心を痛めながらも言わざるをえない状況もあるかも知れません。

時には夢のため、仲間のために心を奮い立たせているアイドル達。そういった姿勢から、ぼくたちも学ぶべきことがあるのではないでしょうか。


終わりに

まとめます。


碧島ゆりなさんのオタクいじりは、時々行くとクセになる。


以上です。

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