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一本ハゲた&週末のライブについて

一本歯下駄を履いていることを家族にバレてしまい、「何しよると??」とか質問された。

「一本歯下駄履いとるったい」

ってバランスの練習とかしてることを伝えたら

娘が

「一本ハゲたって何??」

って笑

波平やん笑

一本ハゲた人の一本歯下駄、の図

そんな「一本ハゲた」ですが、結構面白くてここ最近暇があればこれ履いて歩いてます。

ちなみに、経路研究会(亀甲クラブ)の先生に一本歯下駄を持って行って尋ねたら、履いたことあるそうです。

「姿勢を整えて、それを身につけるために使う」って言ってた。

太極拳の型を一本歯下駄でやることについては

「簡単な型をそれで繰り返すんよ」

みたいなことを言ってた。

あと、一本歯下駄を履いてると思って相手に触ったりしたら、効くよ、と。

触り稽古は、自分が「やった!」って思ったら全然効かなくて、「これ効いとるんかいな?」って思った時が効いてる、というジレンマがあり

なかなか自分にフィードバックするのがむずかしい。

普通は

「やったるぜ〜!」って思って出来た時の感覚を頼りに積み重ねる練習がほとんどと思う。

触り稽古は

「あれ??今の出来てたの?」

って思ってる時の方が効いてるのだから、

何が良かったのか自分でもさっぱりわからないことがあります。

感覚を覚えるしかないのと、人と触り合った時のコツを積み重ねて覚えるしかないのかな〜

で、これは一本歯下駄で言うとどう言うことなのかというと

「居付く」というのが禁錮であり、一本歯下駄で「居着いた」という状態だとうまく立てない。

だから、身体が固くならないように、居付かないように操作する必要がある。

で、触り稽古でも、足が居付いて力みながら「押してやるぞ〜」とか「動かしてやるぞ〜」とか心理が硬くなったら相手との接点に情報が伝わってしまい技が効かない。

なので、一本歯下駄を履いている感覚で、まずは足運びが居付かない、踏ん張らない、これをやるといいよ、と先生は言うのです。

これがなかなかに難しい。

人間、力んで結果が出た方が精神的に糧が多いものです。

「やってやるぞ!」って思ってなくて「こんなんで良いのかな??」って時の方が効いてる、と言われても

当の本人は「やったつもり」がないため、キョトンとしてしまう。

何が良かったのかさっぱりわからない世界に陥るんです。

とりあえず、日常の所作から、一本歯下駄を履いてるような姿勢が保てるようになれば、万々歳だと思ってます。


そんな話は置いといて、

昨日は福岡でカーター君がやってるレコ屋BAGISMの3周年パーティーでした。

ライブ前に一本歯下駄で姿勢を整えてから向かいましたが、濃ゆいイベントで楽しすぎたしライブとなるとやっぱりまだまだ力みがあるけど、力んでナンボなところもあるし、それも含めて自分のやっとる音楽とか福岡のシーンの素晴らしさを体感できて最高のイベントでした!

興奮で全然眠れずに今日の仕事が鬼キツかった笑

仕事との折り合いも、全てバランス感覚だと思ってます。

ただ、仕事はできるだけしたくない

とか思いながら仕事しつつ音楽をやり続ける。

こういう生活を続けていくことに意味があると自分に言い聞かせてます。

結論

ワーキングクラスであれ!笑

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