ダンスについて
全然武術とは違うのだけど、ずいぶん前からロボットダンスを練習してます。
この動画はかなり昔から有名なものですが、この人の動きに憧れてしばらく練習してました。
独学で見よう見まねなので、、
手のウェーブ、これだけでもなかなか難しい。
筋肉の流れとかを上手く利用しないと出来ないのと、肩に力が入ったり肩甲骨周りが硬いと、流れるような動きにならない。
なのでしばらくやって挫折する。
そいで、思い出したようにマイブームが再来して少しやる。
かれこれ10年くらいそれの繰り返しです
だから全然上達しない笑
継続は力なり、そして自分の継続力のなさに愕然とします
いや、もしかしたらこれこそが継続ってことなのか？？笑
手はなんとかウェーブを通せるようになっても、そこからボディに通して足まで、とかになるとなかなか綺麗にできない。力んじゃう。
胴体のウェーブが特に難しいです。
学んできた武術（全身連動運動）とかと真逆の、完全なる部分的運動なので、なおのこと。
でも、表面は部分だけ動いてるように見えるだけで、動かしてないところは動かさない動きをするために逆に動かしてるんじゃないかな？とか思います。
↑この文章普通に読んだらただのイカれた人やん笑
あと、ムーンウォークとかサイドウォークとか、無重力ぽく見せて移動するの練習もよくやってた。
足捌きとか足の運びは、わりかし似通ってるところも発見できて面白かった。
昔、夜勤の巡回中にサイドウォークとか練習しながら巡回してたら、相方の夜勤のおばちゃんに発見されてすごい白い目で見られたりしました。
大々的に、俺これからダンスやります！的に公表した方がいいのかも。練習してても「あー、頑張ってんなアイツ」みたいに見られたらまだマシでしょう。
で、ダンサーの人って、余計な力が抜けてて立ち姿からしてなんか観ていて気持ちよくなります。重力とうまく釣り合ってるというか、楽な姿勢を維持しながら動いている気がする。
↑この人とかほんと水みたいな動き。
こないだirikoの中西くんが話してたけど、フラダンスも身体の、特に下丹田とか下腹部の動きが尋常じゃないってことになった。手はウェーブっぽいし。足音立てずに足の指先までしっかり使うとことかは、日本舞踊とか能とかにもひょっとしたら近いんじゃないのか？？
あとは、ロボットダンスを辿っていくと、インド舞踊とかに非常に似た動きがあったり、インド舞踊とかは陳式太極拳とか中国武術系に影響を与えてるような気もするし、、、
結論、ダンスは熱い！
（いまさら何言ってる感）
とりあえず、ダンサーとは喧嘩するな、というのが一時期は格闘家（喧嘩屋？？）の間でも言われてたりしたそうです。
ダンスは身体の動かし方を徹底的に追求するから、汎用性も高いし何にでも応用できるっていうんで、もちろん喧嘩も強いと。
ドラムにも、もしかしたら、、、応用きくのかも？
あと、日本の古武術研究家の甲野善紀さんがよく言ってるんだけど、身体をどれだけ細かく割れるか、これで技とか動きのレベルが違ってくるとか。
身体を割る！！
例えば、足の指の薬指だけを動かせるとか。
実際にやってみたら足つりそうになります。
つまり普段の動きが「雑」ってことなんですね。大雑把な集合体で動かしてしまっている。
身体を割るというのは、いかに部分的に独立して動かせるかのコントロールができるかってことであり、
部分的に分離して動かせる＝全体の動きとか全身運動に展開した時に動きの質が変わってくるということなんだと思います。
で、ロボットダンスのアイソレーション（一部分だけを動かすやり方）とかは、身体を割りまくっていく練習だと思うんです。他の部分は微動だにしない。
徹底的に一部分しか動かさない。
まるで、動かしてる部分のほかは站椿（たんとう）してるようなもんです。
「これはある意味、画期的な修行なんじゃないか？？」
と思うのです。
で、仕事帰りに家の玄関先で時々ふと思い出したようにロボットになりきっています。
あと、ビートがグングン効いてるダンスミュージックとかを流すと俄然うまくいきますね。
dubstepとか合いますやっぱり。
こういった超高度な身体操作をかっこいい音楽に合わせてストリート感覚に落とし込んでエンターテイメントにしてしまうあたりは、欧米文化の素晴らしいところだなと感嘆してしまいます。
堅苦しくなくて練習も楽しいですよね。
修行とかじゃなくて娯楽とか趣味が出発点になってるのもイイ。
それと、ストリート発祥の文化はめちゃくちゃ根幹が強いですね。考え方とか在り方とかも自由だし、場所や人を選ばない。
どなたかロボットダンスとか上手な方、よかったらコツとかを教えていただけたら嬉しいです。できれば低価格で。。。ビール代くらいで。。。路上でまったり呑みつつ。。でお願いします。
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