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手首

今回は弟子向けの記事、かな?

僕、高校の時に軽音部に入って、なかなか教えてくれる人もいなくてほとんど独学で叩いてたんです。

(ちなみにM高校、SOLAR野口さんやマクマナマンのジッタ君と同じ高校。こないだイベント呼ばれて三高健児(M高の生徒を称した呼び名)が集まって楽しかった。僕はヤンキーに絡まれた話とかをライブMCで話しました笑)

で、自慢じゃないですが、僕はドラムを高一で最初に叩いた時も教えてもらったりはしなかったんです。

厳密に言うと、「教えてあげるよ」とか言って一緒にスタジオに入った人よりも初めてなのに叩けました笑

これはなぜかと言うと、小学生の頃から、何かを叩きたい衝動がすごくて、いっつも登下校の時に自分の胸とかをゴリラみたいに叩きながら歩いてた笑

リズムをとるのが好きだったんでしょうね。

そいで、小学生の頃に、ストーンズとかオールディーズとかデビッドボウイとかの洋楽なんかを聴いて、ドラムっぽい音、例えば、バスドラの音はどれか、ハイハットはどれか、とかを音を聴いて自分なりに勝手に分析してたんです。

で、中学くらいの頃は、好きな曲のドラムを

「たぶん、右手はこんな感じで叩いてるんじゃないか?」

「おそらく、右足は1番低い太鼓だから、このタイミングで踏んでるんじゃないか??」

とかイメージしながらドラム叩くフリをしてたんです。

初心者には難しい、ズッタズッズタッみたいな8ビートのバスドラの場所も、一生懸命分析して、ゆっくり練習したり、部分部分を練習したりしてた。

で、なんとか普通のフレーズは「こんな感じじゃなかろうか?」って予想しながら、なんとなく叩けるようになってた。

その成果があってか、初めてスタジオ入った時も、教えてくれるはずの人よりも叩けたというわけです。

高校時代は、そんなんですぐにいろいろ叩けたのでバンドにもすぐに抜擢されて地元のライブとかにも出たりしてました。

で、大学に入って、軽音部みたいなのにとりあえず入ってみたんですが、井の中の蛙状態で、凄く上手い人に出会ったことがなかった。

で、大学のふたつ上の先輩でいっつもデスメタルばっか練習してる人がいたんです。

で、その人、ドラムも超絶テクニカルだし音もデカくて、とにかく上手いんですが、最初にその人見た時からハッとして凄く参考にしたことがあって

それは、

叩いた後の腕や手の上げ方、でした。

特に、手首の持ち上げ方が異様にカッコよく感じた。

今まで、そんな風に「叩く瞬間」以外のところに着目したことがあんましなかったので、「あ、こんな風に手首を返して上げればカッコいいんだ!!」と思い真似しました。

絵で描くのが難しいんだけど、、、

手首から持ち上がるの図①
手首から持ち上げるの図②


対して変わらないけど、2つ描いてみました笑

伝わると良いんだけど

この、打面を叩く瞬間の格好よりも、叩いた直後の手首を上げる動作、これに惚れ惚れしたんですよね。

で、その影響もあって、手首とかの上げ方、返し方とかを意識して叩くようになったんだと思います。

老子の記事で書いた内容に無理矢理こじつけるならば、太極図でいう陰陽です笑

叩いた時は陽だとして

叩いてない時は陰ですね。

陽だけじゃダメなんだと

むしろ陰(叩いてない瞬間に身体がどう動いているか)

これが大切なんだ、とそのデスメタルの先輩の手首を見てて痛感したんです笑

で、それから少しづつ、手首、肘、肩とかに動きが連動するように叩く感じになったのかなぁ、、ちゃんと連動出来てない気もするけど、、💦

腕を、ムチっぽく使うようなイメージで、叩くようになった気がします。

これは福岡のドラマーの重鎮で大先輩の23も熱弁してたことなので、次回はそれを書こうかなぁ。

ノープランで書き始めたらデスメタルの先輩を思い出して書いてたら長くなりました。

それではまた。

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