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初投稿!地道な活動はいつかきっと...

 はじめまして。北九州 戦争を次世代に伝えていく会の代表 樺島と申します。

 この会の目的は、学生や子どもに先の大戦での出来事を漫画を通して伝えていきたい。また、遠い昔の他人事としてではなく自分自身の身近な所に平和学習の時間を繋げていって欲しい。という大きな二つの目的の元に活動しています。

この活動を始めたきっかけを今回は書いていきたいと思います。私は福岡県の北九州市の小倉で学生時代を過ごしました。小学生の頃から夏になると平和学習が行われていました。その頃に子ども心になんとなく覚えていた2つの違和感がこの活動のきっかけです。

 まずは一つ目は、北九州市という場所でもある為、平和学習イコール沖縄戦、原爆、八幡大空襲の題材ばかりでした。その頃に、民間人としての視点からしか戦争を取り扱わないのはどうなのかと思っていました。もう一つは、授業時間の一コマを使って平和学習をした後に「戦争は悲惨だと思いました。」という感想文がほとんどの平和学習の在り方はどうなのか?と思っていました。

 戦争を風化させないというのは、毎年夏に体験談を聞き涙を流したり、重たい気持ちになることがすべてなのでしょうか?私は、そういった方々や犠牲となられた方々に感謝と哀悼の意を込めて日々を生きていくことも大切だと思っています。「当たり前」の反対の意味が何かご存じですか?「有難い」だそうです。当たり前でない世界で多くの方が亡くなり、その中で精一杯生きてきた方々がいるからこそ現在の私たちが日々の当たり前を享受できていることに気付ける平和学習の時間にして欲しいと思っています。教育現場等での平和学習が「今をどう生きるか」を考える時間でもあって欲しいと願います。

 まだまだ小さな会ですが、地道に地道に。

 次回はこれまでの活動等について振り返っていきたいと思います。

会のホームページ https://www.kitakyu-zisedaini.com/



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