ダンス0 友人に勧められて韓国のダンスヴォーカルグループを初めて観たら・・。
最近、私には
好きなダンス(ヴォーカル)グループが出現した。
そこへ導いてくれた友人の推しは韓国の超有名なBTSだ。
国連の議場でのニュースで知ってはいたが、全く興味がなくて見聞きしていなかったのだが、友人の熱心な推薦で動画を見た際に引っかかって出てきたのが今や私の推しとなっているグループFANTASTICSだ。
この二つのグループしか知らない私が韓国と日本のこのジャンルの比較をするわけではないが、個人として感じたことが書きたい。
日本は今やダンス文化はものすごく進んでいて欧州、北欧並みだと思う。
もう足が宙に浮いているのだ。最初から浮いている、音と体が一体のアフリカの人たちとはレベルというかステージが違う気がするが、
ちょっと前の、そうだなあ、ジャニーズのダンスのようにきれいでシャープなのが今の韓国のグループだと思った。
芸能は世の中というか、国の経済状態を反映する。それを文化というかどうかは後世の者だ。
今や日本のダンスパフォーマーの足は地についていなくて、韓国の若者の足はしっかり床に足がついている感じ。正確でキレキレで音楽とぴったりで、勧めてくれた友人には気持ちがいいのだろう。
私の推しグループ(=日本の中でもダンスがうまいと言われるグループの一つらしい)は、リズムもメロディーも時にわざとずらして体を動かし、四肢身体すべてをバラバラに動かす、そしてまた一体化させるという芸当を魅せる。
信じられない動き方は、まるで古武術研究をしている甲野さんの重心移動の探求を思う。この私の感じはニジンスキーの、「飛ぼうと思っていない飛べると思っただけ」というのとは少し違うかもしれないが、今の日本の舞踊はそちらに向かっていると思う。
キレッキレで、またゆる~く波に乗り、ふわっと飛び、さらりと移動し、ひらりと舞うことも、ぴちっぴちっにリズムに乗せることも隣と合わせることもできて、指の先、視線の先までダンサーのオーラをまとわせて世界を作り上げているダンサーたちの集団というと大げさかな♪
音楽って素晴らしいなあ、自分は踊れなくても見ているだけで踊っているような気分にもなれるのは体にそのリズムや音がシンクロするからなのか目に見えない波が体にぶつかるからなのか気持ちよくなるのは人類共通だろう。
音が聞こえなくても波は伝わるようだし、言葉は通じなくても声色と表情は
歌詞の内容を訴えてくる。言語はその国のものだから観ている人が自国の言葉に置き換えるのは好きにしていい。発された思い=表現はもうどう受け取られようと自由だ。 楽しめばいい。日本もいよいよ本当に芸(音楽・舞踊・アート・ライフすべて) やっと、生きるだけではない人生を楽しめる人間の国になってきたのだと思う。
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