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また会えた日

※※高橋優弾き語りツアーONE STROKE SHOWの曲目ネタバレはありませんがライブのことについて言及しています。ご理解の上で閲覧していただければと思います。※※






高橋優 one stroke show〜Nice to meet you〜、ツアー初日に参加してきた。迷いに迷った末、会いに行ってきた。

やっと、やっとやっと、自分のことを許すことができた。本当にそう思った。

正直、感染のことを抜きにしても、ライブに行くことが怖かった。
私はいままで全力で何かを届けようとしてくれるアーティストの姿を全て仕事の糧に変えていた。
ライブでもらった熱量を、仕事を頑張る理由にしていた。

仕事を辞めて、今は頑張るステージを探している途中で、辛い現場から逃げ出して生きている私が心の底から楽しめるのかなってことが、すごくすごく怖かった。

しかし、高橋優の歌は届いた。
本当に強く、優しかった。
歌が心に届いたとはこういう感覚だった、と思い出した。
高橋優の歌は、私のところにまっすぐまっすぐ届いた。

本当に伝えようとしてくれている想いは、多くの人がいる会場でも、私だけにそっと囁いているように、抱きしめ合っているように届く。
気持ち悪い表現かもしれないが笑 本当にそう思う。
私に届けてくれていると、思う。
彼はそうやって歌を歌っている。
世界中のみんなにではなくて、そこにいる1人に届くように、歌っている。
それなのに、彼は世の中の頑張っている誰かにも、頑張れなくなった誰かにも、届く歌を歌ってくれる。


歌は、本当に不思議だ。


歌詞についてもたくさん言及したいことがあるけど、ライブツアーが無事終わったら解禁しようと思う。

何度も聴いていた曲が全く違う聴こえ方をする感覚は、ライブに行く理由のひとつ。たくさん気づけたことがあった。


普通に書いていたけど、「ライブ」とは本当によく言ったものだなあ。
ライブ。生。まじで生と生の魂がぶつかり合える場所。
私はあの場所以上の快楽を知らない。

最寄駅を降りた帰り道の空気、一生吸っていたいと思うほど最高だった。窒息しそうなほど幸せだと思った。

また会うために生きる。絶対に、絶対に生きる。
私がどうして働くか、どうして生きているか確認することができる。
そんな場所があるって、世界で一番幸せなんじゃないか。

今日という日を迎えられたことに、感謝する。

また会える日まで人生のベクトルを全てライブに合わせ、万全の感染対策をして生きていく。

本当にありがとう。本当に本当に、ありがとう。


(今日の一曲にライブの色が出てしまいそうで怖いので、本日はお休みします。)

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