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ChatGPTで調べ物 時短家電との関係性

なぜ最近そんなにChatGPTがどんどん身近になっているのかを考えたときに、ふと一つのことが頭をよぎりました。うまくChatGPTを使ったときの感覚って、時短家電を活用したときと同じ感覚になるぞ、と。

いままで調べ物をするときはGoogleを開き、検索キーワードを考え入力して検索し、できたページリストから良さそうなものを探し、ページを順に見て、ページ内に書かれた情報を読み取り解釈して、本当に自分がほしいと思うコアとなる情報を探す、という作業をすべて人力でやっていました。今思えばですが、人力ですよ、人力。

この作業、Googleが出てきてからずっと当たり前のようにやっていた作業ですが、これすべて人力だったんですよね。よくよく考えて見ると、検索で出てきたページを別タブで開くためにシフトキーを押しながらクリックするのも、大量に発生したタブを右クリック→すべて削除とやるのも、大量に見つけたページのうちアーカイブしておくためのエクステンションも、検索→情報収集の流れがすべて人力だからだったのだと気づきました。人力だから、そこを小さく省力化するためのツール群が必要だったのです。

ChatGPT登場以降は、すべてではないものの、この流れが大きく変わりました。プロンプトを入力して、あとはChatGPTにおまかせ。お任せしてる間は別の作業(ニュースのチェック)をしていてもいいのです。この時点で時短家電の匂いを感じます。

最初のプロンプトを入れて放置して数分したら様子を見にChatGPTの様子を見に行きます。最初のプロンプトの結果は良好そう。次に必要な要素を聞くために別のプロンプトを入れてまた放置します。そしてまた別の作業(メールのチェック)をします。

また数分後に様子を見ます。次のプロンプトを入れて、また別の作業(Slackのチェック)をします。次のプロンプトを入れて、また別の作業(コーヒーのおかわり)をします。(以下、しばらく続く)

コーヒーを飲みながらChatGPTを眺めていると、どうやら一通り必要な情報の収集は終わったようなので、「調べたことをまとめて。」という趣旨のプロンプトを投げ込みます。今度はゆっくりとコーヒーを飲みながら、頑張ってまとめているChatGPTの姿を眺めます。

さらに1,2分もすると先程まで調べていたことがわたしが知りたい順番と構成に整理されてまとまってきました。もちろん、いくつか追加で確認することはありますが、大枠はこれで十分です。すばらしいのは、この情報が片手間でできてしまったことです。人力(しつこい)ではなく半自動です。

これは例えるならば料理でいうと、具材を切って、お湯を沸かし、具材を硬いものからお湯にいれ、様子を見ながら具材を追加し、調味料を入れて、丁寧にアクを取りという作業の間ずっとキッチンにいなければ行けなかった状況が、カットされた具材を自動調理器(炊飯器のすごいやつ)に入れてボタンを押して待つ間に部屋のお掃除や仕事ができてしまう、ということに似ているのではないかと思うのです。

おっと、この記事を書いてある間にChatGPTがやってくれていた調べ物が終わったようなので、この記事はこの辺で終わりまします。新しいツールや道具はそのインパクトが大きいほど、自分の生活や仕事をどう変えるのかを正確に把握するのは難しいものですが、身近な例にあてはめて行くと意外とその凄さが再認識できるのかも知れません。

では、今回はこのへんで。

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