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-15度で屋外活動は厳しいです( ;∀;)

旭川郊外で-36度を記録したこの週末、お子さまが行きたいと言うので、地元の冬まつりに行ってみました。

ご多分にもれず、内陸にあるこのあたりも結構な低温をたたき出し、外出時の気温は-15度。

重ね着に重ね着を重ねて(何この表現は)、着ぶくれしまくって体重が3キロぐらいは増えてるんちゃうかと思えるぐらいに着込んで、会場へ乗り込む。

お天気は快晴で「日なたはあったかいかも?」と、部屋の中から外を眺めていた時は淡い期待を抱いた←目の錯覚

参戦して15分ほどは、

「あっ、意外と寒くない。いけそう。」

だった。風もなく、キンキンに冷えた空気は、息を吸い込めば「肺がすっきりする」感じで、心地よい。

お子さまは、滑り台だ、チューブすべりだと、大盛り上がり。雪遊びは、水遊びと並んで、子どもにとって最高のエンターテインメントである。

がんばって出てきてよかった…。

40分経過、そろそろ足先がひんやりしてきた。靴下は2枚、その上からごっついムートンブーツ装備とはいえ、足元は雪面&氷面なので、じわじわ寒さが忍びよってくる。

1時間経過。手先、足先と鼻が冷たくなり、唇が震えてじゃっかん喋りにくくなってきた。そろそろ室内へ退避したい。

ここで少し早めに昼食とする。

例年、飲食休憩スペースは石油ストーブが灯されていて、ここで暖をとるとこの後の活動が劇的に楽になる。帰りたいという気持ちから、もうひと頑張りするか!という前向きな気持ちに切り替わるのだ。

しかし、今年はいつもと違う。テント内に入ってからの心の動きを以下に記す。

「あれ?今年はテントの中も寒い?」→「いや、ストーブついてるし、食べたらあったまるかな。」→食べる→「あれ?あったかくならない。」→「あれ?寒いまま?」→「あっ、食べ物が、どんどん冷えていく!豚汁が冷たい!(注:冷凍庫と同じぐらいの温度です)」→「あかん!食べても寒い!」→「寒い寒い寒い寒い」

とにかく寒い。手袋を外さないと食事ができないが、素手になると瞬時に手が痛くなってきた。

ギブアップしたい…。

午後の部開始直後、もういきなり足先が痛い。ずっと氷雪面に足裏が接しているので、どんどん熱が奪われて感覚がなくなってきた。冷たさで痛い部分と、麻痺して動かない部分がある。足の指なんて、麻酔をかけたように動かなくなっていた。

多分、足の指が何本かダメになるな…。もしかしたら鼻も取れてしまうかもしれない…。

とその時はマジで考えました、いやマジで。

麻痺してロレツが回らない口から出るのは、寒いという言葉だけ。

3時間経過後、お手洗いにいきましょうということで、強制退避。まだまだ遊びたい怪獣さんには申し訳ないが、半ばだまし討ち状態で会場を後にする。

もうね、夜には喉が痛くなりました、私。いやいや、風邪って翌日にひくもんでしょ?早すぎない?と、自分に言い聞かせてみたけどダメでした。

今は、鼻が完全に機能していない状況でして、穴から水が漏れています。

ああ、雪像は迫力があり、氷像は神秘的で、美しく楽しいけれど、低温だとなんという苦行か。

毎年、運営してくださる方々、食べもの、飲みものを提供してくださる方々、関係者の方々、本当に寒い中、ありがとう╰(*´︶`*)╯♡

お仕事の方は、どんなに寒くても吹雪いていても、気温が高くて雨でも(これが一番大変かも)、業務をまっとうしなければならない。どんなに大変なことか、今年はよくわかりました。

また来年も行きますね!楽しみにしています♪

ちなみに、足の指は室内であっためたらすぐに元に戻りました(^-^)v

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