『世界線を超えてあなたと』という曲について
こんばんは。
皆さまお元氣ですか?
香音です。
カオンと読みます。
今日こそは早く寝ようと思っていたのに、色んな言葉が降ってきて中々寝かせてくれないので、そのままを書きますね。
「世界線を超えてあなたと」という曲をYouTubeにUPしました。
聴いてくださって本当にありがとうございます。
たくさんの温かいお言葉をありがとうございます。
正直なことを言うと、自分では自分の歌を上手いとか良いなとか思ったことはありません。
ギターも超苦手です。
指が痛いので普段はそんなに弾きたいとは思いません。笑
この短い動画を撮るために、普通に音楽やってる人の3倍以上は練習して苦戦しながらようやくこのレベルです。
高校のころ、親友に誘われてバンドをやってみてたときからそうでした。ライブをやってみるたびに、わたしには向いてないからこれで最後にしようと決心してました。笑
ただ、声をかけてくれる人がいました。こんな感情になったとか、自分のあの頃を思い出したとか。
少しでも誰かの感情が動くものになれているのであれば、またやってみようかな、という。
いつもそんな繰り返しでした。
だから音楽プロデューサーの清水さんとご縁したときもそんな感じでした。清水さんは音楽プロデューサーとして独立されたばかりのタイミングで、とても熱心で真っ直ぐで、本当に社会を良くしようという想いとか、愛だけで動いている方でした。
うわっ この人めちゃくちゃ面白いと思いました。こんな人いるんだなぁと好奇心が駆り立てられました。笑
この人を応援したいな、役に立てることが自分に何かないかなと思いました。自分が歌いたい云々よりも、関わる理由はどちらかというとそんな動機でした。
その関わりを大きく変えてくれた人物がいました。
それが慶一くんでした。
もう今はここにはいない人ですが、彼とのストーリーをお話ししたときに、清水さんとの関わりも大きく変わっていったように思います。
「世界線を超えてあなたと」という曲は、清水さんが慶一くんとのストーリーをイメージして、作曲と作詞をして楽曲提供して下さいました。
慶一は、わたしが大学生の頃にずっとお付き合いしていた方でした。
ただ美しくて綺麗な、ラブストーリーという訳でもありません。
どちらかというと、後悔と懺悔の物語という方が近いかもしれません。
大学生3年生のちょうど今くらいの時期に、急性の白血病が発病しました。
そこから1年間の闘病生活の末、ちょうど7年前の今日、2月6日に彼は旅立ちました。
今、わたしが会社のキャリアを全て手放して、健康のお仕事に命をかけているのは、元をたどると原点にあるのはきっと彼の存在です。
今、音楽という新しい挑戦をすることに導いてくれたのもまた彼の存在です。
今、わたしの人生と、原動力を創っている根をたどると、いつだって彼が出てきます。
凄い奴です。
この世界から旅立って、7年経ってなおこんなにも誰かの人生の背中を押し続けて、社会に影響を与え続けています。
人の命は大きいですね。
大きくて、こんなにも尊いです。
この7年間はもがきながらガムシャラに生きてきましたが、おかげさまでようやく彼との記憶を想う氣持ちが変わりました。
ごめんね、から
ありがとう、へ。
ようやく彼のことを歌うことができるようになりました。物語ることができるようになりました。
「世界線を超えてあなたと」
この歌を歌う意味があるとすれば、慶一を含めて、ここまで見守って下さった皆さまへの感謝を伝えたいです。
未熟なわたしが、たくさん心配をおかけしましたね。
本当に、たくさんの人に支えられて今があります。
わたしは、きっともう大丈夫です。
今を生きれています。
だから、新しい未知の世界へ、飛び立てています。
もしこれからも見ていてくれる方がいるならば、どうぞ一緒に行きましょう。
長くなりましたが、ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。
今日もここに生あることに感謝して。
皆さまの健康と幸せを祈っています。
それでは、おやすみなさい。
香音
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